ピンについて
【 重要 】「1から40まであるピンの通し番号」と「GPIOポート番号」は異なる
ここにある40本のピンは、すべてがGPIOポートというわけではなく、いくつかちがった種類の役割を果たします。どのピンがどのような働きをするのか知りたい時は公式資料を参照します【 公式資料: Raspberry Pi GPIO 】
公式資料をみると例えば「通し番号 3 のピン」が「GPIOポート2番」という役割を担当していることが判ります。
かんたんな電子工作
- ブレッドボード (EIC-801 270円)
- 赤色LED (3mm 10個 100円)
- カーボン抵抗 330 Ω (1/4W 100本 100円)
- ジャンパーワイヤ(15cm 黒 オス-メス 10本 330円)
LEDは 足の長いほうがプラス(アノード)です。e5 側に長いほうの足を差し込みます。
これでLEDを光らせることができるはずです。
Raspberry Pi 側の「ピン3番」は「GPIOポート2番」として働きます。
HSPプログラムから制御するときはGPIOポート「 2 」を指定してオンやオフをすることで、LEDをつけたり消したりできます。
センサーボード
GPIOポートから信号を受け取って動作したり(例 LED)、外部の入力を受け付けてGPIOポートへ信号を送る(例 スイッチやセンサー)など、電子部品には さまざまなものがあります。
そんな 電子部品がセットになった「センサーボード」と呼ばれる拡張ボードがあります。(例:RPZ-IR-Sensor 参考ページ )
例えばこういうものを利用すると、電子工作で苦労せずに色々なGPIO入出力を手軽に試すことができます。
サンプルコードのページにある『ポートの入力を検知するサンプルコード』は、RPZ-IR-Sensor を装着した場合、ユーザースイッチの検出にそのまま使うことができます。
作業時の注意点
- 指先のケガに注意する。電子部品は先端がとがっているものが多いです。端子や部品の抜き差しは、なるべく両手を使ってゆっくり作業しましょう。(小さいお子さんのいるご家庭では必ずしっかりあとかたずけしましょう。)
- 火事に注意する。Raspberry Pi で扱われる電流・電圧は小さいですが、電気が流れるものは常に発熱や出火の原因になる可能性をもっています。また、手に入れた電子部品には不良品がまざっていて熱くなる可能性もあります。気をつけましょう。
- 電源を切るときは必ずOS上のメニュー「shutdown」を実行して動作が完全に終わってから切る。これをしないで Raspberry Pi が動いている最中に急に電源を抜いたり切ったりすると、本体が故障して二度と使えなくなります。本体の緑色の電源ランプが完全に消えてから、電源を切ります。