第26回参議院議員選挙


更新 2022年8月13日 参院選2022 きほん

候補者一覧は以下のボタンでページ移動

★選挙の投票・開票の結果は、各都道府県の選挙管理委員会のページで見られます
   東京都   全国の選挙管理委員会一覧  

・候補者 一覧(全員リスト)総務省
https://www.soumu.go.jp/senkyo/26hce/index.html
↑ 総務省の公式な「名簿一覧」ページは選挙後1ヶ月もたたずに削除されてしまいます。

・7月20日
今回の夏の選挙が終了したあとで知ったのですが、
イラストレーター個人有志による投票率向上のための運動
選挙ステッカー」(ツイッター)というのがあるそうです

★6月29日の朝、「選挙公報」(すべての候補者の紹介が載ったうすい新聞のような紙)が家に届きました。(東京都 世田谷区の場合)

投票用紙 書き方

『選挙区』投票用紙 記入例

投票用紙の書き方(選挙区)
※候補者名は架空のモノです

『比例代表』投票用紙 記入例

投票用紙の書き方(比例代表)
※候補者名、政党名は架空のモノです

【投票時の注意】
自分が投票したい候補者と『同姓同名』の候補者がいる場合は、投票所のスタッフにどうするべきか記入方法を確認してください

第26回 参議院議員通常選挙 総務省【公式】特設ページ

投票所での投票手順について 総務省【公式】


選挙期間がはじまりました 6/22 ~ 7/9 投開票日7/10
街頭演説をききにいこう!
現在、全国各地で各政党の「街頭演説」がひんぱんに行われています。
候補者本人の場合や、応援の地元議員、党員による演説、支援者有名人弁士の場合もあります。
自分が気になっている党だけでなく、自分の知らない党、好きではないと思っている党も、地元で実際に見てきける機会があれば、行ってみて自分の目と耳で実際にきいてみるのもいいかも。候補者を比較検討する材料にもなります。

どこで街頭演説があるか情報を知る方法:
候補者本人のSNS、各政党の公式サイトや政党SNSで案内があります。
「ツイッターの検索」「ヤフーのリアルタイム検索」で、
「街頭演説」や「地元地名 + 街頭演説」を検索するのも見つかりやすいです。
乗降客の多い大きな駅のちかくで行われることが多いです。
土日が多いですが、平日にも行われます。朝の通勤時刻に駅前に立つ「朝立ち」もあります。

・6/22 公示日をむかえ、選挙期間がはじまりました!
・公示日一週間まえ(6/15)となり、公示日と投票日が確定しました。
・公示日二週間まえとなり、立候補者ポスター掲示板の設置が各地ではじまっています。
・公示日一ヶ月まえとなり、各都道府県から各区市町村へ「投票用紙」の配送がはじまっています。
・公示日一ヶ月まえとなり「立候補者向け説明会」が各都道府県の選挙管理委員会で行われています。

きほん

・投開票日は7月10日

 選挙期間(公示日)はその17日まえ6月22日

・参議院の議席は全部で
 245 議席(現在)→ 248 議席(2022年夏)

今回の選挙では半数改選
 125議席(比例50+選挙区74+1を争う

・投票用紙はあります
 □ 選挙区
 □ 比例

「選挙」というとテレビの「開票速報特別番組」が大々的に放送されるのを印象深く記憶しているひとが多いと思います。けれど、あの番組には意味がありません。(関係あるのは結果に応じた株取引を即時にしたい人くらい)
投票が締め切られて、投票箱のなかみが確定したあとではどんなに騒いでも結果は変わりません。
一般の国民市民にとっての選挙は、選挙期間が始まったり終わったりするよりももっとまえの期間、つまりそれまでの日常のなかで下調べしたり、考えたり、候補者をよく観察して、決めておくこと、それこそがたいせつです。

・参院選は、重複立候補(「比例」と「選挙区」に同じ人が同時に立候補する)はできません。よって「復活当選」もありません。
 

前回(第25回2019年令和元年7月) 第25回参議院議員通常選挙

選挙当日の有権者数105,886,064約 1億人
投票した人51,666,697約 5000万人
棄権した人54,219,367約 5000万人

投票率 約 49 %
→ つまり、日本にいる半分以上の人が
投票していません 

前回(第25回2019年令和元年7月)結果
 総務省  Wikipedia
全 参議院議員一覧(2022年現在)


「参議院選挙」って何?

この特集ページは
今年2022年(令和4年)夏(7月10日)に日本全国の「18歳以上」有権者が投票できる 第26回 参議院選挙(さんぎいん せんきょ)について、わかりやすくまとめていきます。
また現在、大手新聞社や地上波テレビ局の情報の取り上げ方が大きな既成政党に極端に偏っている(紙面スペースや放送時間)ので、なるべくここでは逆の配分で情報発信して全体のバランスを補って、社会や選挙の公正さ実現の一助になっていけるとよいなと考えています。
各政党や団体から発表された公式情報をもとに記事をまとめていきますが、情報は今年7月まで内容が随時変更や修正、追加されていきます。(※ リンク先にある各候補者や各政党の公式サイト内で最新の日付のついた情報をご確認ください)

・ 日本国籍があれば海外に住んでいても投票できます「 在外選挙

※当記事作成者に、特定の支持政党はありません
※どの政党の党員でもありません
※どの政党ともお金のやりとりや仕事の取引などはありません
※どの政党からも記事の作成を依頼したりされたりする関係はありません
※公費・税金をつかった広告代理店や、選挙広報活動、投票啓蒙活動などからお金をもらって作成している記事ではありません
※選挙に関する法律について留意していますが万一、記事の内容が公職選挙法その他の法令上問題がありそうだということがありましたら、ご指摘ご連絡いただけましたら対処させて頂きます
※すべての問い合わせに返信や対応をお約束はできませんが、政党事務局や候補者本人以外であっても、各政党の支持者や応援者からの前向きで穏当な情報提供にはなるべく対応したいと思っています。
必要に応じて
 参議院  総務省
 東京都選挙管理委員会事務局
 世田谷区選挙管理委員会事務局
 各政党事務局
に問い合わせや確認を行います

この「参議院議員選挙・特集ページ」は
×お金をもらわないと情報を書かない載せない、番組に出さない
×自分に得することがないと記事にして取り上げない、番組に出さない
×お金をはらった人しか情報が読めない、学べない、視聴ができない
ということがない

そういうネット新聞を作ってみせるのが、基本方針です

世の中 ずるい おとな ばかりじゃ ないからね
自分が とくすることだけ考えてる おとな ばかりじゃ ないからね

 関連:18歳選挙権  選挙年齢引き下げ  成年年齢の引き下げ

 選挙の数日前になって「選挙公報」(候補者一覧が印刷された新聞みたいな紙)が家の郵便受けにはいっていても、活字がいっぱい書かれた内容をぜんぶ読んで、さらに調べて、判断して大勢の候補者のなかから一人、または政党ひとつ選ぶというのは、かなりむずかしいことです。

普通のひとが、投票所へ行って、候補者一覧のリストをまえにして、当日その場であわてたり、混乱したり、どの名前も政党名もきいたことがないしわからない、「めんどうだし、だれでもイイか」というなげやりな気持ちにならないように、事前の下調べの助けになれるような内容にしていきたいと考えています。


きほん:投票用紙は2枚あります

参議院選挙投票方法
総務省サイトの図を一部抜粋して加筆

参議院選挙は
①選挙区選挙 候補者名
②比例代表選挙 候補者名 または 政党名
を書いて投票する


きほん:投票まえにしておくこと

 いま住んでいる住所が区役所や市役所に登録されていれば、選挙日まえに郵便で「投票所入場整理券(投票案内の封書やハガキ)」が届くはずです。
つまり、住民票が正しく登録されていて3ヶ月以上その住所に住んでいる = その選挙区の「選挙人名簿」に載っている状態。

引越しをしたけれど手続きをしないままになっていると「投票所入場整理券」が届きません。
結局いつかは手続きする必要がでてくるので、めんどうでも住民票移動(異動)のための「転入手続き」を済ませておきましょう。

★ 参議院選挙が今年7月に行われるので、その3ヶ月以上まえ(つまりなるべく早く)に住民票を正しい状態にしておきましょう

★要注意 転入届(てんにゅうとどけ)
 べつの区市町村から引っ越してきた場合に必要。 引越ししてから、住民票を移動せず14日以上経ってしまっている場合、転入手続きをする窓口でそのことを指摘され後日、「過料(かりょう・あやまちりょう)」という罰金のようなものを支払わされることがあります。(「なぜ転入手続きが遅れたか」事情説明はできるので、なるべく説得力のある理由をいくつか用意しておくといいかも。)
すこし気が重いかもしれませんが、また先のばしにするとずっと今後も不便が続くので、これはもう仕方がないとあきらめて転入手続きをして正しい状態に直しておくほうがよいと思います。
(「過料」は刑罰ではないので、いわゆる「犯罪歴」にはなりません。そんなに心配せず、勉強・人生経験だと思って問題を解消しておきましょう)
 → 参考:世田谷区の転入届

こちらもわすれずに! 転居届(てんきょとどけ)
 おなじ区市町村内で引越しした場合に必要。 郵便局にだす郵便物の転送のための「転居届け」とは別のモノです!
 → 参考:世田谷区の転居届

・関連する法改正:選挙人名簿の登録制度の見直しについて

・投票する資格「選挙権」は日本国民の成人すべてが持っている権利です
・過去に税金や年金や保険料の支払いをしていない分があっても、そういう心配は無用です。だれにでも選挙権はあります
(※犯罪などを犯した人のみ期限付きで選挙権が停止されることがあります)
・現在の収入が無い、仕事がない、家族が無い。そういったことは一切関係なく、日本国民すべての成人「個人」に 「選挙権」 があります
・住民票をもつには、住所が必要です。家がなくても住所を持つ方法はインターネット検索するといろいろな方法が見つかります。まずは、古くて安いアパートに誰かと一緒に住んだり、一時的に誰かの家に居候(いそうろう)させてもらって住民票登録させてもらうのも一つの方法です

・選挙権は「マイナンバーカード」の有無に関係ありません。「マイナンバーカード」 が無くても「投票所入場整理券」は郵送で住民票記載の住所へ届き、投票することができます


きほん:「期日前投票」ができます

期日前投票 (総務省)

選挙の「投票日」として決まっている日(だいたい日曜日が設定される)に投票所会場へ行くことができない場合、それよりまえの日に投票しておくことができます。
日曜日にじぶんの予定・用事があって行けないようなら、気軽に「期日前投票」しましょう。

期日前投票できる場所などの情報は、選挙前に郵送で家に届く「投票所入場整理券(投票案内の封書やハガキ)」に書いてあります


参議院選挙 (参議院公式サイト)
参議院選挙はどういう方法で行われていますか?」

現行の参議院議員選挙制度

① 選挙区選挙
 45の選挙区(都道府県ごと。徳島+高知、鳥取+島根は合区)で、一つの選挙区で1人から6人の議席(人口が多いと議席も多い。半数改選なので合計だと各選挙区に 2人から12人の参議員が存在する)
 自分の住んでいる県(選挙区)で立候補した人のなかから候補者名を書いて投票する

②(全国)比例代表選挙
 比例代表として立候補した人に、全国各地すべての有権者が投票できる。
 候補者名を書くか、または、政党名を書いて投票する

上記、二つ(投票用紙2枚)
の投票を、同じ日に同じ会場で行う

これが、今回の参議院選挙


投票することをあきらめないで!

何党であってもかまいません
なんという名前の候補者でもかまいません

自分のまわりのだれかとは投票しようと思う候補者、投票しようとする政党名がちがっても、もちろん大丈夫です。

自分自身という個人。日本人であり、いまここに生きている自分の存在、自由意志の表明として、
今年7月に行われる参議院議員選挙へ、投票へ行ってみましょう!
(まったくむずかしくありません。会場でもし わからないことがあっても、その場に選挙管理のスタッフがいますので遠慮なく質問しましょう。もし、えらそうな態度で教えてくれなかったり威張っていたり質問を笑うような人がいたら私が苦情を言ってあげます)

それで もしも、投票して当選した人が、想像や期待していたのと違ったと あとでわかって「失敗したなあ」「間違ったなあ」「自分はすぐだまされてヒトを見る目がないなあ」と後悔したとしても、落ち込む必要はありません。経験を踏まえて次回選挙で別の人に投票すればよいだけです。
真剣に選んで投票する、だけど、重すぎず考えないで。
すこしづつ人をみる目、人間性や物事の本質を見抜く力がだんだんとついてくるものです。

選挙へ行って「投票するという経験」自体が、候補者でなく、投票した自分自身の、社会の当事者、日本にいま生きているおとなとしての「当事者意識」を、かならず成長させてくれます。
なにごとも慣れると緊張しなくなるし、余裕ができてきたり、まわりがよくみえるようになります。
自分の手をつかって、紙にえんぴつで、名前や政党名を書いて箱へいれる。場数をこなすという、それだけでも、人生経験の価値になり、自分を鍛え、力をつけてくれます。

選挙は投票するあなたが主役です。自分で主役になりましょう!
自分が日本をうごかしている一部分であることの証明を!
一回一回の選挙への投票で「当事者力」を積み重ねて、自分に投票の力がある自覚・自信を大きくしていきましょう!


国会には「参議院」と「衆議院」があります。
・参議院議員 248 任期6年(3年ごと半数改選)
  (全国比例 100 + 選挙区 148
・衆議院議員 465 任期4年(解散による任期途中終了有)
  (比例ブロック 176 + 小選挙区 289

日本には 713 人の「国会議員」がいます

さらにその下、各都道府県に「県議会議員」がいて、
さらにその下、区市町村に「市議会議員」がいます
 例:静岡県 68 人 (× 47 都道府県)
 例:浜松市 46 人 (× 1741 市町村区)

人口が多い町ほど議員定数は多く、人口の少ない町は議員定数も少ないです。
横浜市の市議会は定数86人。沖縄宮古島市の市議会は定数24人。神奈川県箱根町の町議会は定数14人。
静岡県には35の市や町があります。広島県には23の市や町があります。
2018年(平成30年)の地方議員合計は約33000人(総務省
33000 ÷(1741 + 47)= 平均すると一つの地方議会に19人くらいの議員がいることになりますが、例に挙げた議会の定数が多いことをあわせて考えると、地方各地に小さな議会がたくさんあることがわかります。
現実として、都会の議会には人が多く、地方の小さな町では議員のなり手がなく、定数割れも起きています。(※ 逆に、定数が多すぎたり、議会が多すぎるのかもしれないという見方もできます) 

 参考データ:総務省

◆ 今回この特集ページはわかりやすくするため、まずは「参議院」の夏の選挙にしぼってまとめています

・「参議院議員選挙」は、国政選挙です
・そのほかの「衆議院議員選挙」や「地方議会議員選挙」「首長選挙」では、すこしづつルールや やり方が異なります
・投票所で「補欠選挙」「合併選挙」「最高裁判所裁判官国民審査」が同時に行われる選挙もあります
・議席合計が微妙に計算が合わないように見えることがあるのは、総議席数(定数)増減の影響(定数是正の経過期間)と議員辞職などによる欠員があるため
・選挙の方法、定数、区割りなどはすこしづつ変更(法改正)が行われます。(定数の変更は「一票の格差」をちいさくしていく目的)
 

政治担当記者の声: 鈴木(用賀じゅんちゃん)

ひとが言っていたから、で決めない
「テレビに出ている人が言っていたから。」「ネット動画に出ている人が言っていたから。」「ニュースで話題になっていたから。」「知り合いがすすめていたから。」
という理由で誰に投票するかを決めるのではなく、自分自身で決めるのがいちばんたいせつだと思います。

 自分の目で候補者本人の顔(人相)、しゃべり方、日常の態度ふるまい、今どんな活動をしてどんな考え(思い・これまでしてきたこと、その人物の人生・これから何をしたい、実行すると言っているのか)をもっているのかを、直接みて、自分でしらべて、自分で考えて、さらに、候補者同士を比較して、自分の責任で、自分の頭と心とよく相談して、考察して、どの候補者に投票するかを決める。そうするのがいちばん良いと思います。
外見よりも、人物のなかみをよく観察(できるだけ長期間)してその人を知る努力を。ただカメラの前でだけ良い格好をしたり、口だけ立派なことを言ったり、仕事をせず遊んでいるだけの人、ずるいことばかり平気でする人、いい加減であてにならないひと、えらそうに威張っているだけの人、立場を利用してずるい金儲けをしている人、日本のためにならない人を見やぶりましょう。

もしも、テレビ番組や、新聞、ネット動画などで候補者みんなを公平平等にではなく一部の候補者だけを集めたり、一部の人達だけを候補者のように紹介していたら、そのメディアはすでに自分たちで候補を選択して「選択済みのメニューのなかから選ばせようとしている」ということになります。

近年、お金をくれた人や政党、そのメディア企業にとってメリットがある候補者と政党だけ情報を流して宣伝するさまざまな不正、癒着、汚職、事件が起こっています

★注意★
政治や選挙の情報でお金儲けは危険
選挙に関する情報で「お金もうけ」しようとした場合、公職選挙法違反で逮捕されることがあります。インターネット上でも細かいルールや規制があります。(有料広告の禁止事項など)
候補者や政党から訴えられることもあります。
(※暴言や、きたない過激な言葉で「炎上」をねらって誹謗中傷することなどは絶対にしないように特に注意しましょう)
参考:インターネット選挙運動の解禁に関する情報(総務省)

よく考えたり調べずに安易に選挙関連の情報でお金儲けをしようと考えると危険なので、特に若い人は注意してください
法律を軽く考えていると思いがけず大きな罰則を科せられます。
最近では「協力金・給付金・補助金」の不正受給や偽の申請で、金額の多寡に関わらず多くの人が軽はずみな行為で逮捕され、実名が公表されています。
また、「不法行為を手伝った」場合、仲間だと思って一緒にうごいていた人達にそのことを「弱み」としてにぎられて将来困ることも起こりえます。
逆に、アクセス数が多く大きな情報発信ができるブログ、動画チャンネル、ファンやフォロワーがたくさんいるツイッターアカウントなどを悪用して「こっちの言うことをきかないと悪評を言いふらすぞ」と候補者を脅して金品を要求する「新聞ゴロ」「総会屋」とよばれる、ゆすりたかりをする者・集団も存在しますので、よく気をつけて、安易にその人達のURLを自分のブログに貼って紹介したり、リツイートして拡散したりしないようにしましょう。実際に訴訟を起こされて賠償金を払わされることがあります。
 内容が真実かデタラメかは関係なく話題になって「ページへのアクセス数が増えるとお金が儲かる(広告が表示されて自分にお金が入ってくる)」のが目的の「炎上ねらい」という人もいます。
これも訴訟を起こされることがあります。またそうならないとしても、それが良いことかどうかを各自の倫理観・道徳心でいまいちどよく考えてみましょう。

★著作権法にも注意。新聞記事の切り抜きをネットに投稿して逮捕される事例もあります。(2022年2月 河北新報記事、事件は2021年7月 )

政治活動を応援したい、参加したい時、気をつけること
いきなり会いに行ったり、連絡することはやめましょう。必ずまず「自分自身で」事前に、その候補者や政党の観察や下調べをしましょう(できるだけ長い期間)
また、
政治活動の「ふり」をして近づいてくる偽者による、詐欺、別のあやしい団体への勧誘、高額な商品セールスなどに巻き込まれないように十分注意してください。特に学生、社会人経験がまだ浅い、若い人は注意してください
女性特有の危険もありますのでそこにも用心を。大きな有名な政党であってもセクハラなどは日常的に起こりえます。

もし、あぶない集団や人物と接点を持って困った状況になってしまった場合は、一人で悩んで抱え込まず、すぐに警察、公的な行政相談窓口、長期間活動している信頼できるNPO、学生ならば所属している大学(学内のほか、大学生協、区や都や国の学生用窓口)、法テラス、などに気軽に相談しましょう。近所の市役所や役場にも「生活相談」の窓口があるはずです。
セクハラや、活動中に内部で起きたハラスメントやトラブルは、候補者本人や事務局の責任者に直接報告してもかまいません。

ネットでのヒント:
インターネット上には様々な情報や言説があります。
ネット上の「実名でないアカウント」「顔がないアカウント」「責任の所在を引き受けるつもりのない立場」「普段ふざけた態度でふざけたことをしている人」の発言(特に社会や政治に対する真剣さの求められる話題について)はあまりまじめにきく必要がありません。軽く聞き流してください。
誰かに雇われて発言している、演じているかもしれませんし、人間ではなくAIが自動生成したコメントかもしれません。

ツイッターの「フォロワーの数」や「動画の再生回数」はお金で買うことができます。また、ツイッターはもともと、無料でひとりでいくつでもアカウントを作ることがみとめられています。
そのほか、従業員数の多い会社の社長、学校で多くの生徒をもっている立場、サロンやメルマガ主催者、テレビ芸能人、スポーツ有名人、読者やファンクラブを持つ作家、IT業界人、なにか見返りをプレゼントする集客企画を行う人はフォロワー数が多いことがありますが、だからといってそのひとの発言が正しいかどうかはわかりません。その人が普段取り組んでいる専門の仕事やくわしい分野とちがう話題に対して、不十分な知識で深く考えずに丁寧でない意見を発信することがあちこちであるようです。

有名でない一般の人か著名人か、年齢が上か下かは関係なく、その人がそのテーマについて正面からしっかりよく考えた上で自分の本心からの意見を責任もって発信しているときは、たとえどんなに意見が自分と異なっていても敬意や礼儀をもって、いったん受け止めたり、考えたり、対応したりしましょう。(かならずしも対応する義務や必要はありません。よくわからないテーマやまだ知識のない問題については一旦保留して、あえて反応はしないでおいて、自分の意見を育てていけばよいと思います)
 有名になることが目的だったり注目を集めてお金儲けするため、他人からの依頼でしゃべっている人の発言は、無視してよいと私は思います。

暴言や、きたない言葉にふれる、目に入れる接触する機会を減らしましょう。
意見がちがう色々な人がいるのはたいせつなことです。意見がちがうという理由でケンカをしたり、乱暴な言葉でやりとりする必要はありません。
いつでも相手に敬意と礼儀をわすれずに。おなじひとりの人間同士、お互い様の気持ちをわすれずに。

まだあなたが未成年ならば、積極的に「非表示機能」「ミュート機能」「鍵アカウント設定」「公開範囲を友達に限定」「ブロック機能」などを使ってください。
めんどうなことが起きたときは、別のアカウント作成したり、別のメールドレスに引っ越してしまう方法もあります。

気をつけよう、とはいっても、つい熱くなってしまい、過激なことや極端な意見を、コメント、メッセージ、ツイートに書いてしまう、失敗してしまうこともあると思います。
冷静になって謝ったほうがよいと思ったら謝って、まちがいだった、不適切だったと気づいた文章は、こだわりや わだかまりを持たず、気軽に削除しましょう。
(※発言を削除することは、勝ち負けではありません。)
そして次からはおなじ失敗を繰り返さないように、いったん深呼吸したり、一度そのサイトをはなれて距離や時間をおくなどして、気をつけましょう。

自分から困りごとやストレスをふやすことはありません。
困ったことがあったら身近にいる大人にすぐに相談しましょう。
匿名で相談できる窓口もいまは増えています。
(※「おとな」といっても人間いろいろです。困っているから相談したのに、なかにはあまりにひどい態度の対応でショックを受けてがっかりしてしまうこともあるかもしれません。そういう時は「ああ、こういう人もいるんだな」と割り切って気持ちを切り替えて、別の人をさがしたり、別の相談窓口に連絡しましょう)

きほん

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