おしらせ:
現在、あたらしいサイトをつくって公開しています
『 ブラウザ上でうごくHSP3 hsp3dish.js 』
!重要! 2022年5月 追記:
このサイトの情報はふるくなっています
最新の情報は、
OpenHSP(公式オープンソースプロジェクト)
HSP3公式 と ラズベリーパイ版
を確認してください
ラズベリーパイOSが新しくなったため、インストール方法が変わっています。
こちら のページ「 Raspberry Pi installation 」が参考になります
2022年6月 追記:
◆ Raspberry Pi 4 の参考になる情報
・『 RaspberryPi 4で HSP3を動かした話 』(Qiita)
・『 さいきんのRaspberry Pi 』(スライド・akkiesoft )
4からはネットワークインストーラーが本体のみで使えて、
母艦となるPCがなくてもOSインストールが可能だそうです
・日本語フォーラム
↓ 以下、ふるい情報 ↓
更新【 2020年11月 】
このサイトの内容は更新が 2020年11月 が最終更新です。
内容がふるくなっている部分があります。
・最新のプログラミング言語のバージョンは HSP3.6β4 公開中
・キーボード一体型 Raspberry Pi 400 が発売されています
価格は 70ドル(約 7350 円 ~)日本向け発売は2021年春予定
2020年 定番の端末本体は Raspberry Pi 4 Model B です
価格は 35ドル(約 3675 円 ~)
・Raspberry Pi の OS の名称は「Raspberry Pi OS」になりました
(むかしは Raspbian ラズビアン という名称でした)
・『電子工作マガジン』にHSPラズベリーパイ版の記事が載っています
・HSPプログラムコンテスト2020 Raspberry Pi で作成したプログラムも応募できます
こんにちは。 ここは HSPプログラミング に関する情報を扱う 個人サイトです。(公式サイトではありません。)
Hot Soup Processor (通称 HSP)は、ONION software おにたま 氏 によって開発されたオープンソースのプログラミング言語です。
HSP は さまざまな OS 上で動作します。 Windows、iOS、Android、HTML5対応Webブラウザ上、Linux、Raspberry Pi OS などなど。
これまで主にWindows版として20年以上日本国内で多くの開発者に親しまれてきた日本生まれのプログラミング言語 HSP が、2018年現在、Raspberry Pi だけで開発と実行を行えるパッケージとして生まれ変わりつつあります。
Python も Scratch もすばらしい開発言語だと思いますが、ツール作成やゲーム開発そしてプログラミング教育に長く愛用され続けてきた国産HSPもまた、Raspberry Pi に似合う小気味よいプログラミング言語のように思えます。
Raspberry Pi 版HSPは まだ登場したばかりで不十分なところがありますが、息の長い たゆまぬ活動がHSPコミュニティの持ち味であり、これからすこしづつ機能の拡充やドキュメントの整備がすすめられていくはずです。
このサイトでは主に『 Raspberry Pi 』を使った『 Raspberry Pi OS 』上で動作するHSPプログラミング についての、2018年5月以降、著者自身が実際に手をうごかして自分の目で確かめた情報を掲載していきます。
すこしでも HSP や Raspberry Pi に興味を持たれた方のお役に立つことができたら うれしく思います。
Junji Suzuki
「HSPは簡単」 けれど、全体が複雑にみえるのは なぜ?
いまから約10年前「パソコン」といえば「Windowsパソコン」があたりまえで、大多数の人たちがWindowsを使っている時代がありました。
なので、開発者がWindowsパソコンでプログラミングして、完成したプログラムはみんながWindowsパソコン上で使う、というわかりやすい状況でした。
それから 時が経ち、スマートフォンとタブレットが登場し普及します。それまでパソコンを使って行ってきた様々な事が、これらを使って行うのがあたりまえという状況に時代が変化したのです。
しかしこれまでHSPで作ってきたプログラムはWindows上で動くように作られているので、そのままではスマートフォン上では動きません。しかもスマートフォンには iOS と Android という二種類があって、それぞれに合わせたプログラムが必要になります。
つまり、作りたい内容のプログラムが一つあったとすると、みんなに使ってもらうには、三種類の違ったプログラムを作らなければいけないという状況になってしまったワケです。
これではたいへんです。そこで 新発明されたのが HSP3Dish でした。
HSP3Dish は、これまでの Windows専用HSPと多くの共通点がありますが、いくつかの制限があったりします。そのかわり、その制限に従ったプログラミングをすることで、HSP3Dish一種類のプログラムを作るだけで、Windows上はもちろんのこと、iOS でも Android でも Raspberry Pi でも ブラウザ上でも、そのプログラムは動くようになります。
一度プログラムを作れば、どれでも動く。これは便利ですね。
実際には iOS、Android、ブラウザ上で動くHTML5用、にするために最後に変換ツール HSP Helper での作業が必要になるので、そこも複雑にみえる原因になっています。それでも3種類のプログラムを新たに作り直すよりはやっぱり楽ですよね。
そして今回 登場した Linux / Raspberry Pi 版HSPでは、
Linux上で作ったものを Linux上で動かす。 または Raspberry Pi 上で作ったものを Raspberry Pi で動かす。という一対一の関係にパッケージが整理され余計なものが省かれているので、わかりやすさを取り戻しています。
Windows上で HSP3Dish のプログラミングをして、そのプログラムを単にコピーして Linux / Raspberry Pi 版HSPへ持ってきても、もちろん大丈夫です。その逆も可能です。
まとめ:
・Windowsパソコン で作って、Windowsパソコンでだけ使ってもらうのならば、Windows版HSPを使って開発する。
・一つのプログラムを 全部の機種で使ってもらいたいならば、Windows版HSPを使って HSP3Dish による開発を行う。
・Linuxパソコン か Raspberry Pi で作って、Linuxパソコン か Raspberry Pi で使ってもらうのならば、Linux / Raspberry Pi 版HSPで HSP3Dish による開発を行う。[当サイトで扱う情報はこれ]
電子工作主体で画面が表示されないプログラムの場合は HSP3Dish に制限されないプログラミングをすることも可能です。