更新 2025年 12月4日 (とりあえずのメモ。 iOSアプリ開発情報のまとめ記事を準備中です
<重要>
2025年現在「Apple ID」は「Apple Account」という名称に変わっています。
↓この ① のまえに、開発者用として新規にApple Account を取得しておくほうが良い場合もあります。
(特に、App Store での販売を予定している場合 )
Apple はアメリカに本社のある会社であり、やりとりは基本「英語」になります。
ここで登録するApple Account の名前は必ず本名のローマ字表記 にしておきましょう → 参考
また、 二段階認証のために電話がかかってくることがあるので電話番号は自分の正しい番号を登録しましょう
↓
iOSアプリ開発の登録作業は
① Safariブラウザで Web上から行う作業(最初の開発者登録)
② 自分の 開発用mac と Xcode上から行う作業(開発マシンの認証)
③ Safariブラウザで 「 App Store Connect 」にログインしてからWeb上で行う作業
の3種類があります。
開発途中のアプリを実機インストールしたい場合は、そのiPhoneやiPadも「App Store Connect」のなかで端末登録しておく必要があります。iPhoneやiPad側でも「設定アプリ」から「デベロッパモード」をオンにしておく必要があります
開発したプログラムをビルド実行するのに必要
⭐️ provisioning profile(プロビジョニングプロファイル)
Development 開発途中用
Distribution 販売登録用
の2種類があります
2つの違い
Distribution 用は アプリが完成してさいごに App Store へ登録送信する時にだけ必要になります。
Distribution 用プロビジョニングプロファイルが含まれたアプリ本体ファイルは、開発者本人であっても端末上へのインストールや実行ができません。
この仕組みがあるので、開発者が完成したアプリを勝手に販売することが防がれています。
つまり、完成した製品版のアプリは誰でもかならず公式の App Store 経由で購入やダウンロードをすることになります。
Development 用は 開発している最中にアプリに含んで、開発テスト用のiPhone端末などにインストールするとき使うプロビジョニングプロファイルです。
参考:
・iOSアプリの証明書、Profileのあれこれ
・provisioning profileとは?
・ProvisioningProfileって何なの?iOSアプリ開発における役割について
・Apple 公式 日本語版
開発用プロビジョニングプロファイルを作成する (ちょっと古いかも?)
iOSアプリ開発の道筋
⭐️ Apple 公式サイト
Apple Developer Pathway(日本語)
↑
ここに開発のすすめかたの全てが載っています。
上から順番にながれをみていくと全体の手順、やるべきことの項目がわかります
すでにわかっていることや済んでいる部分、必要ないと自分で判断してスキップできる部分
(例: 自分は Swift Playground を使わないのでとばしてよいかな、など)
はすばやく読み進めて、ステップごとにやること一コマづつに集中して登録や作業をすすめていけば、だれにでもさいごまでできるように設計されていますので、あせらずにマイペースで取り組んでいきましょう。
ヒント:
ネット検索で 「 iOSアプリ開発 登録 」など検索すると、最初の登録方法などの解説が見つかります。
なるべく新しい記事(一年以内)を参考にするとわかりやすいです
◆ 例:
【2025年最新版】Apple Developer Program個人登録完全ガイド – 初心者でも迷わず完了できる手順書 →
「iOSアプリ開発」の参考書籍も出ています。本屋さんに行ってiOSアプリ開発の本をいろいろ立ち読みしてみて、「開発者登録、アプリ登録の方法」まで載っている本をさがすのもよいかもしれません。
本を買うときはなるべく新しい発行年のもの。自分が開発に使っているXcode、iOS、とおなじバージョンで解説している本をえらぶとわかりやすいです
英語をおそれる必要はありません
Apple公式のドキュメントの概要は日本語訳されているものも存在しますが、詳細は英語のものがほとんどです。
しかしいまは便利なネット翻訳があるので、なんでも気軽に翻訳して、およその意味が理解できれば大丈夫です
Google 翻訳 → ここに英文をコピーして貼り付ければ日本語に翻訳してくれます
iOS開発の情報はネット検索すればなんでも見つかります
日本語の情報ならば
Stack Overflow 日本語 英語
reddit iOS
・Apple 公式の開発者専用の掲示板もあります。
・Apple Developer Program メンバーシップに加入していると年2回までの 質問権利(テクニカルサポートインシデント)をもらえます。この権利を使うと、アプリ開発に関わる質問に対して Appleスタッフ から回答を確実にもらうことができます
動画の解説
動画で iOS開発を解説しているものもたくさんあります
・iOSアプリ開発の解説動画 Youtube など検索するとたくさんでてきます
・Apple 公式 WWDC ビデオ
大々的に公開される「キーノート」以外に、
開発者向けの 「セッション」「ラボ」 があります
前年よりまえのビデオも公開されています
AIへ質問してコード生成もできる
最近は ブラウザからネット検索とおなじ感覚でつかえたりします。
また、最新の Xcode 26 には Coding Intelligence 機能 が搭載されています
HSP3Dish で iOS版 作成をかんがえているひとへ
HSP 3.7 公式版 は、2025月9月4日に公開されました。
そのあと、2025年9月16日に Apple 社の iOS 26 と Xcode 26 が公開されました。
つまり、HSP 3.7 ならびに iOS版変換ツール HSP3Dish Helper は、
iOS 26 と Xcode 26 での正常動作が未確認です。(2025年12月1日現在)
2025年11月時点で、HSP3Dish での iOS版生成(変換して Xcode 上で動作させる)がうまくいかない報告がHSP公式掲示板に複数あがっています。
( HSP3Dish の Android版作成の経験が豊富でHSP3Dishに詳しい「 しまくろねこさん」が先行していろいろ実験や情報発信に取り組んでくださっています )
HSP3 および HSP3Dish は オープンソースのプロジェクトなので、
動作未確認であっても、先行していろいろ試してみることや、
その結果を情報共有や公開するのはとても良いことで、多くのHSP3ユーザーに役立つ貢献です。
しかし、まだプログラム開発に慣れていない初心者のかたにとっては難易度が高くて、
複雑で混乱しやすい状況になっていますので、
今後、HSP公式サイトから iOS版についての発表や、HSP 3.7.1 などのアップデート提供があるまでは、
iOS版作成は、すこし待ったほうがよい状況です。
逆に、プログラム開発全般にくわしいひとや、iOS開発や、HSP3Dish開発の上級者が、ベータ版テストの感覚でためしてみて、結果をレポートしてくださるのは大歓迎な状況です。
↑ 巨大なソフトウェアメーカー、世界的な企業の製品やアプリであっても、
その一般公開の正式バージョンでも、不十分な点やバグや不具合はかならず存在します。
たいせつなのは、改善の継続、積み重ねです。
オープンソースプロジェクトを考える記事:
『 libxml2プロジェクトは放棄されました 』
自分のお気に入りだったり、よく使っているオープンソースやコミュニティは、ときどきでよいので、開発者を応援したり、お礼のことばを伝えたり、自分の立場や得意な分野で応援や貢献の活動をすると良いとおもいます(無理なくできる範囲で。)