映画紹介 じゅんちゃんおじさんの指定席
□ 第2回 『聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア』
□ 第1回 『リスボンに誘われて』『輝ける青春』『人生、ここにあり!』
私(じゅんちゃんおじさん)が実際に全編鑑賞して、たしかにおもしろかったと言える映画だけを厳選して紹介していきます。
解説記事やWikipediaページなどは映画本編を見終わったあとで読むことをおすすめします
聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア
The Killing of a Sacred Deer
「難解な映画」と評されたり、映画の感想をネット検索するとなんだかよくわからなかった、というようなコメントをみかけますが、
私(じゅんちゃんおじさん)は、この映画はとても明快に思えました。
まだ観ていないひとにとっては「ネタバレ」になってしまうので、
↓ 読みたい人だけ読めるかたちにしました
この映画の正体(タッチすると開きます)⭐️
映画『聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア』を観た
じゅんちゃんおじさんの感想
「ひどくても運命なのだからしかたない」
「現実なんてそんなものだ」
「理屈が通ろうが通らまいが、つべこべ泣き言をいわず起きた現実を受け入れてがまんしろ。あきらめろ。忘れろ」
私たちは実際に生きている現実社会のなかでそういう言葉を
『あまり簡単に、軽はずみに、無思慮に、他者や隣人に対してつかってしまっているのではないか??』
社会のなかで、おなじ社会に住むあるひとが見舞われる理不尽な災難や問答無用な一方的な暴力、不幸に対して、その無茶で道理のとおらない横暴や被害、痛み、抗えない非力さ、無力感、怒り、そして絶望、に対して、あまりにも無頓着で無慈悲、無関心でいすぎるのではないか??
それを(誤ったことなのに)「あたりまえ」としすぎているのではないか??
「仕方ないと思うしかない」で安易に済ませすぎている(考えることを放棄したり、改善する努力を怠っている)のではないか??
それでよいと思うのか?
そう。
ならば、あなた自身(映画の観客)がその理不尽な災難に見舞われてみたらよい。
そして、もういちどそのことについて考えてみたらよろしいのではないか?
この映画の作り手の、そんなふうなメッセージが込められている作品のように
私(じゅんちゃんおじさん)には思えたのでした
※ 完全に個人の勝手な感想です。
監督や製作者などのコメントやインタビューは一切読んでいませんので作り手の意図と一致した正解かどうかはわかりません
映画監督 ヨルゴス・ランティモス
↓ おなじ監督の作品。こちらは私はまだ観ていません
映画『 ブゴニア 』
最新作 2026年2月 日本公開
映画『 ロブスター 』
□ 第2回 『聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア』
□ 第1回 『リスボンに誘われて』『輝ける青春』『人生、ここにあり!』
この記事のタイトルは、藤子不二雄A(安孫子素雄)先生の映画紹介コラム漫画のオマージュです。『まんが道』を読んだことがある人は安孫子先生(満賀道雄)が立山新聞社時代に映画紹介記事を担当したことがあるのをご存知のかたも多いとおもいます