MySQL5.7 または MySQL5.5 を MySQL8.0にアップグレードしたらWebサイトが表示されなくなったときの解決方法
(2025年5月時点で有効な情報)
さくらレンタルサーバ公式説明の手順通りにすすめて、よけいなことをしていないのにつながらない場合は、
wp-config.php のなかの
「データベース名」と「データベースのユーザー名」をおなじにするとつながります
⭕️
/** WordPress のためのデータベース名 */
define('DB_NAME', 'junchan');
/** MySQL データベースのユーザー名 */
define('DB_USER', 'junchan');
↑
この例の「 junchan 」の部分を自分のデータベースの名にします。
現在の自分のデータベースの正しい情報は
【 さくらレンタルサーバーコントロールパネル 】ホームのなかの
【 データベース 】のなかの
各データベース(MySQL)の右側ボタン【 設定 】-【接続先/削除】から
「接続先情報」が確認できます。
ここで表示されている情報と合致していれば
「データベース名」と「データベースのユーザー名」がおなじでなくても、異なっていてもつながるのが順当だと思います。
2025年5月上旬時点の公式説明通りの手順ですすめると、
MySQLを 8.0へアップグレードした直後の「データベース名」と「データベースのユーザー名」は初期設定でおなじになり、
wp-config.php のこの部分を書き直す必要があるのに説明がぬけているような気がします。
/** MySQL データベースのパスワード */
define('DB_PASSWORD', '0123456789');
/** MySQL のホスト名 */
define('DB_HOST', 'mysql80.aaaa.sakura.ne.jp');
「MySQL のホスト名」「MySQL データベースのパスワード」の書き換えについては説明しているのに、「データベース名」「データベースのユーザー名」の書き換えについては説明が不足しています。
すべての設定が正しくないと「データベース接続確立エラー」がでて、Wordpressは正常に動作しません。
↓
⭐️ 実際に書き換える手順は、公式説明にあるファイルマネージャーからの書き換え方法を参照。
同様の手順で「データベース名」「データベースのユーザー名」も適切な内容に書き換えましょう
設定ファイルの変更手順
【WordPress】ウェブアプリケーションの設定変更
【WordPress】設定変更の詳細はこちら ➕開く
↑ リンク先の「➕開く」を押すとWordpress向けの詳細説明が表示されます。
以上、2025年5月の大型連休中に知り合いのWebサイトのサーバメンテナンスを手伝ったときに自分自身で出会った体験、しらべてみた情報をもとに記事を書いています。
⭐️ ユーザーの環境によっては状態が異なる場合がありえます。
⭐️ 今後アップグレードした時期によって、内部の自動スクリプトや、手順説明が修正されている可能性があります
さくらレンタルサーバ公式 解説 (2025年5月上旬時点で閲覧できるもの)