あしたのジョー

 

かっこいい男の主人公の漫画

 

『 あしたのジョー 』  ちばてつや

主人公の 矢吹丈(やぶき じょう)はボクシングやケンカが強いからカッコいいわけではありません

音楽もすばらしい

私はどちらかというとマンガ原作がある作品は漫画のほうに肩入れすることが多いのですが、これは漫画原作もよいけど、アニメがかなり本気でつくりこまれている作品です。
『あしたのジョー』は テレビアニメ版の出来が良いのでこちらを全話みたほうが良いと言っていいかも。
劇場版は本来の長い時間のドラマストーリーを圧縮短縮しているので展開が早すぎて(『ガンダム』のテレビ版と劇場映画版の差と同様)
劇場版だけ観ると、登場人物ひとりひとりのキャラクターが伝わりきらずにお話がすすんでしまう感じになっています。本来はもっと人間的な深みや魅力のある「ウルフ金串」「のりちゃん」「ゴロマキ権藤」の描かれ方も時間の都合上不十分で、そして「カーロスリベラ」との友情もテレビアニメ本編を知っていないと唐突な印象になってしまいます。

とはいえ、いまの時代に『あしたのジョー』テレビアニメ版を1話からぜんぶ観るのは重すぎるかもしれないので、気軽に観はじめたいなら劇場映画版『 あしたのジョー2 』を1本観て、気に入るか判断してもよいけど、気に入ったひとは物語の結末を先に知ってしまうことになるので注意。

 

↑ これはテレビ版『あしたのジョー2 (1980)』の第1話
 若い人がいまから初めて『あしたのジョー』を観るのなら、ここから観はじめるのがいちばんよいかも…


 

※この記事はのちほど追記します

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