さいきん実際に私(じゅんちゃんおじさん)が食べておいしくて記憶にのこっている駅弁
新潟県新発田市 えび千両ちらし
私が食べたのは「新発田三新軒」さんのお弁当。弁当の表紙に海の幸が墨絵で描かれた絵葉書がついています。
弁当のふたをあけるとさらに玉子焼きのふたが敷き詰められていて、豪華なおかずはひかえめにそのかげにかくれています。それをお風呂のふたでもあけるようにひらいていきながら、つぎつぎ登場するおかずを食べていく遊び心がくすぐられます。
私(じゅんちゃんおじさん)は藤子不二雄とトキワ荘が好きなので、新潟の新発田市ときくと「寺田ヒロオ(テラさん)」を思い浮かべます。
→ えび千両ちらし
岡山県岡山市 桃太郎の祭ずし
私が食べたのは「三好野本店」さんのお弁当。桃の形のピンクのお弁当箱(プラスチック製)に入っていて食べ終わったあとも再利用できます。それを包む紙包装の「桃太郎」の表紙のイラストもふんいきを盛り上げてくれます。
駅弁というのは総じて「冷めてもおいしく食べられる」ように工夫されてつくられていますが、このお弁当は特にそれが感じられました。時間をおいてもごはんもかたくありませんでした。
→ 桃太郎の祭ずし
神奈川県小田原市 浜焼き弁当
私が食べたのは「小田原あじ彩(あじさい)」さんのお弁当。小田急小田原線の改札まえセブンイレブンでは駅弁や小田原土産を取り扱っています。これは偶然みつけて買ったお弁当でしたがおかず品数豊富で大満足。魚系のお弁当が苦手でなければだれにでもおすすめできる良い味の駅弁です。
このお店では「小田原外郎(ういろう)」や「冷凍みかん」やほかの種類の駅弁も多数販売しています。
小田急ロマンスカーだと小田原駅から東京の世田谷区は近いので、あまりのんびり食べているとすぐ到着駅についてしまいます…
→ 浜焼き弁当
富山 ますのすし
「源(みなもと)」さんの「ますのすし」。これはうまい! 丸わっぱに入って竹でおされた状態で詰められています
→ ますのすし
おまけ:
マンガ 駅弁ひとり旅 双葉社
櫻井寛(監修) はやせ淳(作画)
最近になって知った「駅弁」をテーマにした漫画。
このページで紹介したおなじ駅弁はまだ私が読んださいしょのほうでは登場していませんが、たぶんそのうち登場すると予想
掛け紙
駅弁をつつむ表紙になっている紙のことを「掛け紙」と言うそうです。お弁当それぞれの個性を深め、食欲をそそるさまざまなデザインにはファンも多く、コレクションとして収集されたりして、写真集も出版されているそうです
福井県のミュージアム
よもやま話 「駅弁の掛け紙 歴史資料としての有効性について」 →
駅弁や鉄道に興味がないひとでも「トンかつ弁当」(千葉駅弁・万葉軒)の掛け紙はだれでも一度は見たことがあって記憶にのこっているのではないでしょうか?