私(じゅんちゃんおじさん)は「日本が好きだ」とふだんから言っているわりには、着物をふだん着ていないことに気づいて、これからはときどき着物をきてみようと思い立ち、すこしづつ和装で出歩くことをはじめてみようとしているところです
※ この記事はすこしづつ、修正や追記、写真の追加などをしていく予定です
はじめの一歩
夏の盆踊りに浴衣(ゆかた)を着てでかけるようになりました。これは数年前からはじめていました。
着物の入口
季節によってかわる着物の種類
7月 – 8月 | 浴衣(ゆかた)涼しげな色合い |
9月 | 単衣(ひとえ)秋めいた色合い |
10月 | 袷(あわせ) |
11月- | + 羽織 コート 角袖外套 |
最初から必要になる小物
・帯(おび) 角帯(ワンタッチマジックテープが楽)
・腰ひも
あるもので代用可能
・半襦袢 長襦袢 肌着 ステテコ
着物を着るときの履き物
独自のこだわり。私(じゅんちゃんおじさん)の場合:
足袋(たび)も草履ももっていますが、私の場合は現代の環境にあわせてブーツや靴をあわせていくことをかんがえてためしています。
現代の道路や雑踏の状況では、足がかたいものにぶつかったり、階段が多かったり、すべりやすい危険もあるので、
「着物」+「くつ」を実験的にじぶんでためして、いいかんじで実用的であれば、ひろめていきたいなと思っています。
履く靴やブーツはなるべく国産を選びたいと思っています。
また、これから冬にむけて靴のほうがあたたかいという長所もあります
(夏はむれちゃうので不向き)
靴と靴下は自分の着物とおなじ色をそろえるとイイ感じになると思います。やはりブーツタイプでシンプルなデザインが着物に似合う気がします。
⭐️ ただし、正式なフォーマルな席、伝統的な冠婚葬祭時には上から下まで一式伝統的な正装でととのえたほうが無難だと思います。
(フォーマルとはちがうけど、私は夏の盆踊りのときは、足袋ソックスとぞうりを持参してその場で履き替えました)
いずれ欲しくなる物
・羽織ひも(こだわると自作したくなる)
・和風のサコッシュ(肩ひもでかける小さなカバン、ポシェット)
・信玄袋(しんげんぶくろ)
↑ 手でぶらさげている必要があるので、和風の長いヒモやベルトを自分でつけたして肩からさげられるように改良すると便利。スマホや財布をいれると良い。
着物の袂(たもと)に物を入れるのも和装の心意気かもしれませんが、着物姿がくずれるのと、落とし物しやすくなったりもするので、たもとに直接いれる場合はハンカチ程度がよいかも。(あと、袂のなかは汗かきのひとは汗でぬれることもあります)
・「たもと落とし」という専用の物入れグッズもあります
・扇子(せんす) うちわ
・てぬぐい ハンカチ (和風おしゃれ)
・風呂敷 (無地が無難ですが、浮世絵柄などド派手なモノや、裏表でがらが2種類つかえるものなどもあります)
・袴(はかま)
レンタル着物もあります
浅草などにたくさんあるそうですが、ほかの観光地でもいろいろあるようです
・新宿御苑
はじめて着物を買った時おぼえておくこと:
・新品で買った時ついてくる「しつけ糸」は切ってはずします。
「飾りしつけ」ははずしてはいけません。(糸が凝ったデザインになっていたり、外から見えない場所の糸はそのままで良い)
洗濯注意(自宅で洗濯できる着物の場合)
かならず色落ちするので、その着物だけいれて洗いましょう。
かならず洗濯ネットにいれましょう。うすいネットしかなければ洗濯ネットを2重にしていれるとよいです。
色落ちしてネットにも色がつくかもしれませんが、また何回か洗濯していれば落ちます。
ほかの洗濯物とは一緒に洗わないようにしましょう。
洗濯して、干して、また着て、また次の洗濯するときでも色落ちはしますので、以後もその着物を洗うときは単体(おなじ色の生地の羽織などは一緒でもよい)で洗うようにしましょう。
⭐️ 漂白ハイター洗剤は使わないようにしましょう。まだらに色が落ちておかしな模様がついてしまいます
↑ ここでは「自宅の洗濯機で洗える着物」として販売されている初心者むけお手頃価格の綿やポリエステル生地の着物の話を、実際の自分の体験を通じて書いています
着物をきてどこへいく?
やはり神社やお寺、日本庭園が似合うと思いますが、「静」と「動」をあわせたおでかけスポットがおもしろみがあるかもしれません。
渋谷、表参道、六本木、銀座、二子玉川など再開発がすすんで歩きやすい都会の繁華街と、静かな寺社を組み合わせたおさんぽは、めりはりがあって適度な刺激があってよさそうです。
ふだんよりもゆっくりペースで胸をはってあるくと、安全で汗もかかなくてよいと思います。
茶会などは単におでかけ先ということだけでなく、着物を着た時の身のこなしや姿勢をみにつけるのにも良いと思います。
さがすと、着物を着てお店でお茶会、オフ会、着物和装の同好の士みんなで散歩するサークルなどもあるようです。男性だけ、女性だけ、であつまる気楽な集まりもあるようです。
・「たすきがけ」をおぼえて、外出時も腰ひもをもっておくと、出先でちょっと何かするとき着物の腕の下にのびてる袖(そで)がじゃまなときにかたずけられて便利です。
電車で吊り革を持つときは袖を内側につっこんでおくと隣の人のじゃまになりません。
また、暑い時は袖をしまって腕まくりすることで温度調整できます。
汗をよくかくひとは一番下の肌着は、無理に襦袢を着なくてもエアリズムやアウトドア用の機能性肌着を着ると汗びえしないですみます。
寒がりのひとは、着物の下にうすい長ズボンのスポーツ系パンツ(スリムタイプ)を履いても大丈夫です。
茶道 お茶
茶会や野点(のだて)はさがすと色々な場所で開催されています。
日本庭園がある観光地やお城でも開催されています。
お寺だけでなく神社でも開催されています
ホテルや観光ツアーのアクティビティで茶会を開催しているところもあります
東京タワー茶会
・東京大茶会
秋に開催。夏に募集があります
・鎌倉まつり 野点 春開催すみ
・茶の本 The Book of Tea 岡倉覚三(天心)
青空文庫
・荻生徂徠 身体
おおきな日本庭園には茶室があり、一般のひとでも申し込めば借りたり茶会を主催することもできます。まずはそこで開催されている茶会に参加してみるのがよいかも
・世田谷区 羽根木公園
星辰堂(和室) 日月庵(茶室)
・世田谷区 瀬田四丁目旧小坂緑地「旧小坂邸」
・世田谷区二子玉川 二子玉川公園内
帰真園 旧清水家住宅書院 玉川地区ふれあいお茶会
・世田谷区船橋 小堀遠州流茶道
・世田谷トラスト イベントちらし
華道 いけばな
東京では、銀座、東京駅近辺、六本木、お台場、横浜などの大きなホテルのロビー入り口でよく見かけます。
高級なデパートやホテルのロビー入り口でよく見かけます。
二子玉川の高島屋南館入口でもときどき展示されています
ご近所では、用賀駅前から桜新町駅前へ歩いていく途中に
「いけ花 勅使河原和風 会総本部 」(てしがはらわふう)
があります
ちょうどいま 玉川高島屋で いけばなが展示中だそうです