おとなのわれわれが、ちいさな小学一年生のためにできるだけのことをしよう!
4月、桜がさいて入学式がおこなわれ、まちのなかには 黄色いぼうしをかぶった一年生が、学校までのいく道、かえり道をいっしょうけんめい登下校しています。
小学一年生が何歳かごぞんじですか?
6歳です。
あかちゃんとしてこの世にうまれてから まだ6年しかたっていません。
平均身長は 110センチ台、おとなの半分くらいの高さしかないから、もし車のボンネットまえにいても運転座席からは見えません。歩道の植え込みやガードレールにかくれてしまって車道のクルマからは見えないかもしれません。
平均体重は 20キロ台。つよい風がふいたらとばされて、よろよろとよろけてしまうたよりなさです。おとなのからだや自転車にちょっとぶつかっただけでも、とおくまでふっとんでいってしまいます。
小学一年生。
つい先月まではバスにのったり、おとなに手をつないでもらって幼稚園へかよっていました。
それがこれからはひとりで、車もバイクもごおごおと走り、自転車もびゅーっとつっぱしり、しらないおとなのひとがおおぜいいきかうおそろしい車道や歩道を、
そのなかを、小学一年生のちびすけが、ひとりであるいていかなくてはなりません。
しかも学校でつかういろんな荷物をもって、ふらつきながらも、
雨の日も、かぜがつよい日でも、
こころぼそくて、こわくても、
ひとりでいっしょうけんめい 学校へのいく道、かえり道を、
おいっちに、おいっちに、とちいさなからだぜんぶをつかってあるいています。
まちにいるおとなは、
そのちいさな小学一年生にたいして、なにができるでしょうか?
なにをしてあげなくちゃいけないでしょうか?
たとえ他人であって、見知らぬこどもであっても、
まちにいるおとな全員で、まちにいるこどもをまもりましょう!
いつでも。どこでも。
こどもたちのいのちをまもることよりもたいせつなことなど、この地球上にありません。
じぶんがほんの1分 さきを急いで じぶんの時間の「得」をするために町のなかにいるこどもの危険度をあげたり、
じぶんが運転中スマホ、自転車スマホ、歩きスマホ、ながらスマホして「得」をするために町のなかにいるこどもの危険度をあげたりすることのないように毎日こころがけましょう。
こどもたちの いのちがいちばんだいじ。いちばんたいせつ。
6歳のちいさなちいさなこどもに
「こうつうあんぜん、きをつけてね」
と声をかけるのであれば、それを言うおとなの側は
その10倍は交通安全に気をつける、
車の運転をするおとなは その 100倍 気をつけて交通安全の努力をする。
その責任があると、私(じゅんちゃんおじさん)は思います。
⭐️ 春の全国交通安全運動 2025年令和7年 4月6日〜15日

↑ 令和7年広島県交通安全ポスター
「 てをあげて くるまにおしらせ ぼくはここ 」