詐欺の広告をまちのなかで見かけたら「強いおとな」が通報しましょう

2024年10月3日 追記:
⭐️用心⭐️  埼玉県や東京で起きている強盗事件のなかには、襲撃にはいる家に事件まえに「リフォーム業者」をよそおって訪問していた所もあったと報道されています

最近 世田谷区のまちのなかで、電柱にあやしいチラシ広告が貼ってあるのを見かけるようになりました。

社会人経験のながい大人ならばすぐ「詐欺」か「犯罪者の求人仲間あつめ」が目的の貼り紙だとわかります。
(そもそも電柱に無許可の広告を貼り紙することが違法です。)

「こんなあからさまな詐欺広告、だまされるやつなんているのかな?」
「まあ、おれには関係ないから知らねえよ」

とそのままに放置しておいたら、若い人のなかにはだまされて、つい興味をひかれて、連絡をとってしまい、被害にあうひとがでるかもしれません。

若い人たちはまだ世の中に不慣れなひともいます。
なかには「多少あやしいのは承知の上で、ラクして金が手に入るならば」
と連絡をとってしまい、抜けられなくなって仲間にされて、犯罪に手を染めてしまうことにもなりかねません。

逃げてんじゃねぇよ…住宅を襲撃した強盗団、逃走中に「殺す」と脅される
(埼玉新聞)


町のなかで詐欺の広告を見かけたら、めんどうだから、とか、関わりたくない、まきこまれたくない、などと言わずに、強いおとなが若者たちをまもる行動として、警察や市町村区役所に、通報連絡しておきましょう
(自分自身ではがすよりも、警察などにそのチラシの文面に記載された内容や電話番号を情報として把握してもらったほうが、のちの捜査などにも参考になると思います。町内会や学校保護者会や近所などでも情報共有するのがよいです。
時間や場所をはっきり通報すると、防犯カメラなどで貼った人物を警察が捕捉できるかもしれません。)

連絡先:
 世田谷区役所 すぐやる相談窓口
 電話番号、問い合わせフォーム 両方あり。

 (関連部署:「屋外広告物を掲出するときは」)

警視庁:
 事件・事故に関する情報提供

 インターネットで送る場合は「上記以外の緊急性のない情報提供」を選ぶと良いと思います。
 電話でちかくの警察署に連絡する方法もあります。
 ただし、こういう緊急性の低い連絡は110番には電話しない
 警察署の代表番号か、
 「相談ホットライン #9110 」に連絡しましょう



「もうだれかほかのひとが通報したんじゃないかな?」と思っても、自分自身でうごいて通報しましょう。重複になってもかまいません。
(通報が複数あったほうが警察や役所も対応が早くなります。)


関連参考:
不動産業者などによる「ルール違反の広告物」 東京都都市整備局