警察をほめる

警視庁 警察の仕事へ感謝

2024年12月、東京板橋区で”鉄道自殺”を偽装したとされる4人が逮捕されました

“鉄道自殺”を偽装…男性を東武東上線の踏切に立ち入らせ殺害したか 建築塗装会社の社長や同僚4人逮捕 警視庁
FNN

社長とともに逮捕された3人の素顔…妻子ありのコワモテ小心者、鼻歌好きの愛犬家、元野球少年…〈板橋“自殺偽装”〉
集英社オンライン

暴行、給与現物支給…「アットホーム」標榜の裏に潜んでいた凄惨いじめ 踏切自殺強要事件
産経新聞

〝手を下さぬ殺人〟で警視庁が異例の立件 暴行と服従立証 職場いじめ列車自殺強要事件
Yahoo


この事件が起きたのは一年まえの2023年12月。
その事案を一年間取り組んで捜査をつづけ今回の逮捕となっています。
逮捕=イコール 有罪確定ではありません。また事実の詳細は公表されていませんので、逮捕後にすすむさらなる捜査や裁判の結果を注視する必要があります。

この事件の逮捕のニュース報道をみてわたしが感じたのは、
目立たない見えないところでも正義や真実を求めて仕事を地道に続けてくれている大人たちが今の日本にもいてくれるということ、
それについて、警察当局、捜査関係者に感謝したい、ありがたいな、という気持ちが湧き、あかるいきもちになりました。

もしいまの日本で、独身で、歳もとっていて、味方になって声をあげたり行動してさわいでくれるひとがいない人間が、なんらかの理不尽な暴力や犯罪の犠牲になったときでも、まわりに誰もいなかったとしても、警察が、国家が、その非道な行いに対して正義を追求してうごいてくれる、仕事をしてくれる。
真実を捜査して、犯罪被害者のいわれなきぬれぎぬや無念をはらしてくれる。
このことは、日本のおとなたちがつくる日本社会への「信頼」を力強くささえてくれる確固たる仕事であり、実績であり、現実の積み上げのひとつであると言えると思います。
(もしも仮に、被害者がひとりぼっちで、だれもこの事件のことを「めんどうだから」とかえりみることがなければ、そのまま「自殺」として処理されて終わってしまっていたかもしれない事案ともかんがえられます。)


この事件捜査にあたられた担当の警視庁職員、刑事、警察官、検察関係者、のみなさま、そして捜査に協力されたみなさま、
ありがとうございました。
真摯な地道な日々のお仕事に対して、深く感謝いたします。

きっとほかにも、この事件捜査に関係して、一生懸命正義のために動いてくれた人たちが複数いらっしゃるだろうとも想像します。(マスコミ関係者や記者や、地域周辺の住民や被害者の知人の方達など。有志の法律関係者もいた可能性も。)

警察の本来の毎日の職務はとても地味で地道であり、ニュース報道などがでるときは警察不正や不祥事などが多くなっているこんにちだからこそ、
まじめな仕事の成果となる警察のニュースは、日本に住む日本人みんなでほめていくこともたいせつだと思います。

この事件についての詳細は現時点では公表されていません。
もしかすると、
鉄道会社や保険会社が、賠償請求をする必要性など「実利」との関係もあったやもしれませんが、結果として実際に正義が遂行されたと捉えてよいのではないでしょうか。