ライトあげます

更新 2022年11月1日:

むかし、私が個人で購入したライトを、個人で無料で配っていた期間がありました。
きのう2022年10月31日に、そのことをおぼえていてくれた町の人から「ライトください」と急に言われて、在庫を持ち歩いていなくて渡せなくて反省しました。期待にこたえられなくて、ごめんなさい。
明日以降、いくつか新品のライト在庫を携帯しておきますので、「交通安全・みまもり・ゴミ拾い」活動中のわたしを見かけたら、また遠慮なく声をかけてくださいね。

今日100円ショップをのぞいたら、手ごろな製品はぜんぶ品切れになっていました。ハロウィンがあった影響かもしれませんが、例年だとまたすぐ入荷するはずです。
キックボード、ベビーカー、子供用自転車、自転車のチャイルドシート近辺には、ぴかぴか光るライトをつけると安全です。
複数つけると、より安全で、目立ちます。

てごろな「反射材」がお店で品切れの場合は、「おおきなタスキタイプ反射材」や「ガムテープ型蛍光シール」「蛍光色シート」「蓄光テープ」などを購入して、それを切って両面テープで自転車などに貼ると簡単でお得です。


以前書いた記事:

注意: ぴかぴか光るライトは、点滅が子供の視界に直接はいらないように車から見える位置に付けるのがよいと思います。「光過敏性てんかん」というのもあります。点滅が気になりそうなら、点灯(つけっぱなし。点滅なし)にしましょう。

日の入り(日没)時刻をしらべる(国立天文台)
そのほか、インターネット検索で「日の入り」と入力しても出てきます。「日の入り 静岡」地名を一緒に入れて検索可能

「ライト(照明)」の無料配布をはじめました。
わたしが町の中で「交通安全・みまもり・ゴミ拾い」活動しているときに「ほしい」と声をかけてもらえたら、差し上げます。

ライトあげます画像

対象は
ベビーカー
ちいさなこども用自転車、ストライダー、キックボード
高齢者用のつえ、買い物カート
(その場になくても、もらって家に帰ってつけるとか、家族に渡す場合も大丈夫です。)

この提供活動は、2021年1月、東京 世田谷区 上用賀(環状八号線と用賀七条通りの交差点)で夜、ベビーカーが左折車に巻き込まれる交通事故が起きたことをきっかけに開始しました。

ライトは 地元 用賀のお店で、自分のお金で購入したモノです。
もちろん無料で差し上げます。

目的はすこしでも交通事故を減らすこと、ただそれだけです。

↓画像をクリック(タッチ)すると、ライトの取り扱い説明書が見られます。ご使用まえに注意事項などをよんでください。

・【ライト白色】ボタン電池はCR2032(2個)です。光が弱くなったら、ご自分で電池交換することができます。100円ショップで2個入100円で売っています。
ちいさいお子さんのいる家ではボタン電池をまちがって飲み込まないように十分注意してください。
ボタン電池飲み込みの危険性(政府広報)

・【ライト黒色】単4電池(2本)です。(ライト正面よこ側面のボタンを押したままライト正面部分をはずせます。台座の部分は取り外す必要はありません。かたい場合は無理せず、ケガをしないように注意してください。)

・ライト自体も100円ショップでさまざまなものが売っています。
 用賀駅前の100円ショップ。
 環八沿いソコラ用賀内の100円ショップ。
 世田谷通り沿い砧のサミット内の100円ショップ。
 二子玉川駅ライズエリアの100円ショップ。
 三軒茶屋のセイユー内にも大型の100円ショップができたそうです。
予算に余裕のある場合は、専門の自転車屋さん、電気製品販売店、ホームセンターでより質の良いものを選ぶのもよいと思います。
複数のライトをつけることをおすすめします。
暗い夜間にまえから、うしろから、よこからも、目立つことができます。
複数のライトをつけていると、急に一つが故障したり電池切れになっても、まっくらになることを防げます。

 私が配ること自体が目的ではないので、私の配布看板をみて「おお、そうだな、家にあるライトがついていない乗り物につけよう」と気づいて各ご家庭で購入してつけたり、「町でライトを配っているひとがいるらしい」と話題になって、ご近所や町内会で配るようになったり、学校や保育園で一括して配られたりするきっかけになればよいなと考えています。(日々の生活が忙しいと、そういうこまかい安全対策の部分まで注意が行き届かない、手が回りきらないこともあるので。)

 推測ですが、これまで税金をつかったキャンペーンなどで「反射材」はよく配られても、電池式のものが配られないのは、電池の誤飲の危険や、バッテリーを原因とする万一の発火の危険を考慮・回避したくてのことだと想像します。
なので、この点もきちんと伝えた上で配布していこうと考えています。


何年もまえからこのようなことを考えていましたが「むやみに物品を配ることがよいことかどうか」の迷いがあり、これまでしてきませんでした。
しかし、夜間の交通事故が近所で実際に起きたことから、配布の実行を決めました。
以前、マスクの品薄時にマスクを配ったことがありそれなりの需要があったこと、特に問題が起きなかった経験もあり、配布のやり方を熟慮の上で実践しています。

ボタン電池は誤飲すると危険なので、小さな子供や赤ちゃんのいる家庭には単四電池式のほうをお渡しします。電池もお付けします。
ライトは2種類、どちらのタイプも私自身が実際に町内での活動時に数年使ってきて問題など起こらなかった同製品です。

普段こちらから声をかけることはあまり多くないのですが、身近な事故があったため、夜間の暗い時間帯で、無灯火やライトが無い状態で小さな子供が乗り物に乗っていたときは、私のほうから声をかけさせて頂くかもしれません。
もちろん安全な場所で、安全な状況で、びっくりさせたりしないように十分な配慮をしたうえで。
まだどういうやり方が一番良いか試行錯誤の段階ですが、まずは、すこし早めの明るい時間に「ライトあげます」の看板をたくさんの人に見てもらって、そういう活動を始めたことを知ってもらうところからスタートと考えています。
(実際にやってみて何か問題が起きたり、苦情があった場合はやり方を修正・再検討して改善していきます。)

参考:
6月6日 東京 日の入り時刻は 18:55 です
4月27日 東京 日の入り時刻は 18:24 です
3月15日 東京 日の入り時刻は 17:49 です

2月14日 東京 日の入り時刻は 17:21 です
2月8日 東京 日の入り時刻は 17:16 です
1月26日 東京 日の入り時刻は 17:02 です
1月21日 東京 日の入り時刻は 16:57 です。
1月17日 東京 日の入り時刻は 16:53 です。
これから夏へ向けてすこしづつ日の入り時刻はおそくなっていきます。
くもり や 雨 など、天候によって暗さが大きく変わります
北海道や沖縄など、おなじ日本でも「経度(東と西 横方向への場所のちがい)と「季節」によって「日の出・日の入り」時刻 は大きく変化します。

注意喚起:
ざんねんなことですが、現在の社会では、無料でモノを配布している人物を簡単に信用するのはとても危険な場合もあります。
なにか善い行いをしているようにみえてもすぐに信用したりせず、何度か(できるだけ長期間)その人を観察して、どういう人で、なにをしているのか自分の目できちんと見極めてください。
私(じゅんちゃんおじさん)のことも、すぐに信用したりせず、私の活動、行動を何度か見てからご自身で安全かどうか判断してください。
もしも、世田谷区に引っ越してきたばかりで、私のことを「あやしい人」「不審者」とまちがって警察に通報しても、私のほうは気にしません。それくらい用心するのも今は必要なことかもしれません。
(そうでない社会にしていきたいと考えて活動しています。)


町のなかの「あやしい人」を減らす方法は、「あやしくない人」を増やすことだと考えています。


関連記事: 夜はライトと反射材

・夜間の外出には、あかるい色の服(黒色以外)を着て外出すると安全性がだいぶ向上します。
おとなが夜は目立つ色の服を着て子供達のお手本になりましょう。

・子供の自転車本体やヘルメットが黒色の場合は、それぞれ「反射材シール」「蓄光シール」を大きく目立つように貼ると安全度がアップします。

高齢者の「買い物カート」「つえ」にも貼るとよいです。

キックボード本体に貼るのも良いです!

とにかく、夜は、あかるい色の服 が安全です

(※雪国で雪のあるときは、白色以外の目立つ色を!)


・せっかく自転車にライトが装備されていてもスイッチオンにしなければ意味がありません。暗くなったら「もったいない」などと考えずに、すぐつけましょう。

ダイナモ式ライト(タイヤの回転をエネルギーに変換して発電するライト)を、ペダルをこぐのが重くなるからといって点けなければ無意味です。
重いのがイヤなら、電池式に取り替えればラクになります。
逆に乾電池のお金がもったいないと思う人は、ダイナモ式ライトをつけましょう。充電して何度も使える乾電池(エネループ、充電式エボルタ)もあります。
より安全にするなら、両方を、複数、反射材もいろんな場所につけましょう。
命をまもることが一番だいじ。ライトをたくさんつければ、自分からも相手が見えるし、相手からも自分が、しかも、遠くから、発見されやすくなります。遠くから発見できれば、そのぶん危険回避のための時間も距離もながく余裕が生まれます。

自分自身が夜、まちのなかを歩いていて「あのひとは暗い場所でも目立って存在がわかりやすいな、安全だな」とか「あのひとは暗い場所だといるのかどうかわかりにくくて忍者みたいだな、あぶないな」と、判断できるはずです。良いほうをマネしましょう。
自分のためだけでなく、まわりを歩くほかの町の通行人、運転者のためにも、あかるい色の服装、ライト、反射材を。


より詳しい話:
自転車のライト(照明装置)については、各都道府県の「公安委員会規則」によって具体的に必要な性能が定められています。
東京都道路交通規則

(軽車両の灯火)

第9条 令第18条第1項第5号の規定により軽車両(牛馬を除く。以下この条において同じ。)がつけなければならない灯火は、次に掲げるものとする。

(1) 白色又は淡黄色で、夜間、前方10メートルの距離にある交通上の障害物を確認することができる光度を有する前照灯

(2) 赤色で、夜間、後方100メートルの距離から点灯を確認することができる光度を有する尾灯

2 軽車両(自転車を除く。以下この項において同じ。)が、夜間、後方100メートルの距離から道路運送車両の保安基準(昭和26年運輸省令第67号)第32条第1項の基準に適合する前照灯で照射した場合に、その反射光を照射位置から容易に確認できる橙色又は赤色の反射器材(後面の幅が0.5メートル以上の軽車両にあつては、両側にそれぞれ1個以上)を備え付けているときは、前項の規定にかかわらず、尾灯をつけることを要しない。

3 自転車が、法第63条の9第2項本文に定める反射器材(後面の幅が0.5メートル以上の自転車にあつては、両側にそれぞれ1個以上)を備え付けているときは、第1項の規定にかかわらず尾灯をつけることを要しない。

(昭48公委規則3・昭53公委規則6・平10公委規則8・平12公委規則3・平19公委規則6・令元公委規則3・一部改正)

東京都道路交通規則

都道府県ごとにすこし内容がちがう場合があります。
インターネット検索で
「 県名 道路交通規則 」
例・「 北海道 道路交通規則 」
で検索してみてください。

親御さん、おとなは、みじかな子供の自転車のライトがつくかどうか、乾電池が切れていないか、ときどき調べてあげましょう。子供にとっては、乾電池を自分で交換するというのは気づきにくくて「まあいいか」でそのままになったり、乾電池が高くて気軽に買えないということもあり得ます。


さらにもっとよく考える

夜間にライトをつけること、目立つ色の服を着ることで、クルマの運転者から気づきやすくなることはたしかだと考えられます。
(警察が行う実験結果などがいろいろあります)
しかし、
さらによく考えたとき、事故が起きてしまったときに、ライト自体には、身体をまもる機能・性能はありません。あくまで、クルマの運転者の「気づき・発見」に依存した交通安全対策です。

やはり、自転車にのるときは、ヘルメットの着用がだいじです。

もし危険度が高い道路でなにか作業をする必要があるときは、ヘルメットに加えさらに、オートバイ運転者用のプロテクター・ガードを装着することも安全対策として個人でできることです。

また、できる範囲で、夜間 暗くなった時間帯での乗り物での外出を減らす生活スケジュールにすることも、生活のなかでの危険度を減らすことにつながります。(できる範囲で。買い物はあかるい昼間に済ますなど。)


記事初出:2021年6月