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だれかを助けるためにイヤホン歩きスマホしない(2)

・12月2日 朝5:30、東京・足立区で、耳栓イヤホン、無灯火の自転車が高齢者を車道へ転ばせてトラックにひかれる事故がありました
◆ニュース報道 日テレ TBS テレ朝
(12月の東京の日の出時刻は 6:30 )

・2021年12月 世田谷区世田谷で大きな火事がありました。
→ まちのなかを歩くとき「歩きスマホ」「ながらスマホ」をしないことは、事件や事故から自分の身を守るだけでなく、火事をいち早く発見し、だれかを助けられるかもしれません

・2021年10月 東京で下校途中の学生が襲われる事件があり、その犯人が11月に逮捕されました。2021年10月 大阪でも同様の事件があり、11月に犯人が逮捕されています


町の中を歩いてる人たち、ちかくにいる人たちが「耳栓 イヤホン」「歩きスマホ」をしていなければ、いますぐそばで起きている異変、事件に気がついて、たすけてあげることができたのではないか?
「たすけて!」の声がきこえたのではないか?

『子供が町で防犯ブザーを鳴らしたその時、助けるのはいったい誰なのか??』


法律や条例、行政や警察が、なにか呼びかけたり、決定してなにかに従うよう求めたりするまえに、
自分たちで、考えて、気付いて、
「ああ。これはやっぱり、こうしたほうがイイな」と自分自身で納得して、各個人が行動を変えていく、いまある、町でよく見かける「あたりまえ」を変えていくことも、できるのではないでしょうか。

結論: 町のなかを歩くとき「耳栓イヤホン」「歩きスマホ」をやめる


そのためには、なぜやめたほうがよいかを、各個人がそれぞれで考えて、自分自身で納得する

何のためにイヤホンと歩きスマホをやめるのか?

 ① 自分の身の安全をまもるため
 ② だれかをたすけるため

 ③ 子供たちのお手本になるため

① 自分の身の安全をまもる

耳栓イヤホン、歩きスマホしていると

・刃物を持った人が近づいてきても気づけない
・痴漢が近づいてきても気づけない
・危険な動物が近づいてきても気づけない
・暴走自動車が近づいてきても気づけない
・信号機が赤であっても通行する救急車や消防車など緊急車両の接近に気づけない

・バランスを崩したりブレーキが効かなかったり、操作不能などやむをえない突発的事由で自転車やバイクその他から「あぶない!よけて!」と声をかけられても気づけない

・踏み切り遮断機が下りたのを気づけず轢かれてしまう事故が実際に何件も起きています。2021年現在も。
 むかし「ウォークマン」という携帯型カセットデッキが発売された頃にも、ヘッドフォンをしたまま自転車に乗った学生が轢かれてしまう事故が何件もありました。

・工事現場や看板、鉄柱など歩道ちかくの設置物が倒れたり、落ちてきたりしても、その物音や前兆に気づけない。
 ボールや石などが飛んでくることもある。

・マンホールがあけっぱなしになっていたり、道路陥没や穴があったり、足元に突起物や、ガラスの破片、すべるモノがあってもそれに気づけない。
周囲のひとが注意の声をかけてくれてもそれが聴こえない。
 

② だれかをたすける

耳栓イヤホン、歩きスマホしていると

・まちのなかで、自分のすぐちかくで襲われているひとの「たすけて!」の声がきこえない
・すぐちかくで起きている事件の物音に気づけないで、たすけてあげることができない

・歩道や、車道、駐車場で危険な状態にある幼児や子供の存在に気づいて、運転手に注意喚起したり、子供をまもってあげることができない

・暴走自動車
・刃物を持った人
・痴漢や強盗
・危険な動物
・赤信号でも進む緊急車両
が近づいてきたことにいち早く気づいて、危ない場所にいる人へ声をかけてあげることができない

・車のなかやどこかに閉じ込められた子供や人のたすけをもとめる声にきづけない

・子供が迷子になって泣いている、ケガをして泣いている声に気づいてあげられない

・側溝やドブや、しげみ、田んぼ、川に落ちて助けをもとめている声に気づいてあげられない

・病気で倒れているひとに気づいてあげられない

・踏み切り内や、横断歩道内で「シニアカー」や「車椅子」の車輪や「くつ」がはさまったり、自転車のチェーンがからまって立ち往生している緊急事態にいちはやく気づいてあげることができない

・ケムリや火がでている火事を目で見て発見して いち早く気づけない。火災警報器の音に気づけない

・子供の防犯ブザーが鳴っているのに気づいてあげられない

町にいる大人は、赤の他人であっても、というより、赤の他人こそが、いざなにかあったときに、町にいる子供達や高齢者や女性を守ってあげることができる、いちばん頼りになる、いちばんその可能性が高い存在だと私はおもいます。

こども、高齢者、女性、弱い者が、もしなにか犯罪や身の危険に襲われたとき、びっくりしてこわくて、声が出せないことはありえます。
そのときまわりにいあわせた人、通りがかりの人が、そのいま襲われている被害者のかわりに「たすけて!」と大声をあげたり、悲鳴をあげて、助けたり、助けをよんであげることができるかもしれません。
安全な距離・場所、ものかげから110番通報をしてあげることができるかもしれません。
防犯ブザーの音をきいて「どうかしましたか!?」「大丈夫ですか!?」「なにかありましたか!?」大声をだして周囲の注目をあつめたり、複数の男性に「ちょっときてください!!たすけて!!」と知らせることができるかもしれません。

町の中で「耳栓イヤホン」「歩きスマホ」をしないで、周囲で起きている危機や犯罪に気づくことができたら、それだけで他人の命を救ったり、重傷を軽傷で済ませることができるかもしれないのです。

③ 子供たちのお手本になる

子供、若者は、おとなのしている行動をみて、それをマネします。 おとな自身が普段きちんとしていないことを子供達に「こうしなさい!」と指導してもそれはききません。


まちのなかを歩く人同士が顔をみて、見知っている、みおぼえのある町内、たすけあえる関係のある町、と、そうでないところとでは、どちらが安心できるしあわせな町によりちかいでしょうか。

【関連ブログ記事】
 耳栓イヤホンしない・普通の人が子供を救える(1)


※更新 2021年 12月3日
 記事初出 2021年 11月22日