9月 追記:2023年9月3日午前中 愛媛県今治市内の公園で横になっていた男性(78)が車にはねられ死亡。普段は車の乗り入れ禁止だが、事故当日はイベントで駐車場として開放されていた(ただし申請は出されていなかった)
あいテレビ
8/20 追記:2023年8月19日 22:00ごろ鳥取市鹿野町【介抱してくれようとした男性を逆に… スマートフォンで頭を殴りけがを負わせた傷害の疑い 無職の男を逮捕】JNN
8/21追記:2023年8月20日6:30ごろ 名古屋市栄
・5階から1階まで引きずられる…立体駐車場で寝込んでいた34歳男性 車にひかれ意識不明の重体 運転の男逮捕
2023年8月20日4:25 沖縄市上地
・路上に横たわっていた男性とパトカー接触 左腕などにけが 沖縄署
2023年7月25日夜19:00頃、用賀駅前で酔って車道にはみ出して寝転がって動けなくなってしまった男性がいて、通りがかりの親切なひとたち4、5名の手助けと、すぐ目の前の用賀交番勤務の警察官の適切な対処があって、その人は無事に家に帰ることができました。
ありがとうございました
もしも道路上に、酔っ払って眠ってしまっている人がいたら、そのままにしておくと死亡してしまう可能性もあります。よくあるのは4つの危険
4つの危険
危険1:
急性アルコール中毒
参考:・イッキ飲みは死を招く(大学生協連)
・急性アルコール中毒
危険2:
酔って吐いたものがノド(気道)につまって窒息死してしまう
参考:・酔いつぶれた人の命を救う
・「寝ゲロ」の危険性
※酒ではなく違法薬物が原因の場合もあり
危険3:
車に轢かれてしまう死亡事故
参考:・夜の渋谷で「路上寝」続出(ANN)
・急増中「路上で寝込んで事故死」(東京新聞)
・警視庁「酔って“路上寝込み”注意喚起」
危険4:
寒冷地や真冬の場合は凍死
対処方法 どうすればよいのか?
しっかりと相手を観察する。
・体調が深刻に悪そうならば119番して救急車をよぶ。
・単に気持ちよく酔って眠っているだけなら、交通事故にあわない安全な場所に移動できるように手伝ってあげる
(※事故は防げるが、外で寝ていれば窃盗などの危険もある)
・もし吐きそうならば、吐いたほうが楽になります。酔い覚ましの「水」を飲むのも良いです。
身体をしめつけているものはゆるめる。ネクタイやベルトや首やそでのボタンなど。
吐く場合は横向きや、無理のない姿勢で下を向き、吐いたものがノドに詰まらないように、気道にはいらないように十分気をつけましょう。
眠っているひとが、もしも上を向いたまま吐いてしまったら、吐瀉物で窒息しないように、すぐに勇気をだして相手の身体をうごかして横向きにして吐いたものを口のなかから出し、呼吸できるよう空気の通り道を確保してあげましょう!
(余裕があれば、吐く場所も気をつけてなるべく公の迷惑が小さくすむ場所で吐きましょう)
感染症などの危険性もあるので、吐瀉物にはさわらないようにしましょう。(しかし緊急の場合はそれも覚悟して自己責任で行動する勇気も必要だと思います。しかし、できる範囲で自分がやれることを。)
参考:汚物処理の方法
救急車を呼ぶべきか迷ったら#7119 で相談できます。なるべくこの番号がよいですが、わからなければ、119番に電話して相談しても良いです。
体調が悪そうならば救急ですが、事故が心配なほうが大きければ、警察の110番の相談電話 #9110 で相談してみてもよいし、ちかくに交番や警察署があれば、直接行って、警察官に状況を話してもよいです。
複数人いる場合は、役割を分担するとよいです。
そばについて見守るひと。水を買ってきてあげる人。救急や警察に連絡する人。もしもの場合にそなえて近くのAEDの場所を調べておくのも役に立つかもしれません。
<女性へ注意>
もしも、夜、あまり人がいない場所で、女性ひとりだけの時に、路上で寝ている人がいる場合は、無理に近づいて声をかけることはしなくてよいです。
残念なことですが、なかには女性をねらった痴漢目的で具合のわるいふりをする事件・事案も実際に起きています。
こういう場合は、距離をおいて観察して、離れてから110番して警察官にようすを見てもらうよう頼んだりすればよいです。
すぐにでもあぶない状況で助けたい場合は、べつの健康そうな男性や近くのお店に入って手助けを頼み、複数人で対応する方法もあります。
<そのほかの注意>
残念なことですが、現在の社会では、ひとの親切心につけ込んだ詐欺や犯罪もありえます。
「ひとをたすける」という行動はときには危険がともないます。
あわてないで、状況をしっかり観察して、あやしい雰囲気を感じた場合は無理して自分一人で背負い込まず、110番して警察を頼ったりまかせたほうが安全です。
(特に社会経験がまだすくない若い人は無理しすぎないで。世の中にはいろんなずるいことをたくらむ人もいます。複数人がグルになって仕組まれた演技などもあります)
なるべく複数人で、往来の通行人がいる場所で対処できると、もしもなにかあった場合も比較的安全です。
これまで実際に世田谷区内で「交通安全みまもりゴミ拾い」活動中に「路上寝」のひとに対応したことが何度もあります。