⭐️ 強盗や空き巣にはいる家(ターゲット)を「下調べ」するような偽装したアルバイト募集がでまわっています。また、実際にそれに応募して、町の中を徘徊しているようなひとを時々みかけます。
最近では「あやしまれにくい」中年の女性や高齢の男性などが、そういう犯罪準備のための「闇バイト」に応募することが増えているそうです。
それをやっているひとは、だまされている場合もあるし、「マーケティングや営業調査などといっているけど、たぶんこれは犯罪につかわれる下調べだろう。でも自分にバイト代を払ってくれるなら関係ない」という考えで手を貸すケースもあるようです。
⭐️ 本名や住所のわからない相手には自分の名前も電話番号もおしえないほうが安全です。
とくに、高齢者やひとりぐらしの女性は、大きな企業がやっている懸賞プレゼント企画にも実名では応募しないほうが安全です。
有名な商品やブランドが企画開催しているプレゼントやアンケート企画であってもそれを実施しているのは全部下請け会社のアルバイトの一時雇いのひとたちです。そのなかにお金目的で名簿を持ち出したり、売ったりするひと、不祥事事案、犯罪はこれまでもたくさん実際にありました。
もしどうしても応募したい場合は、家族のなかで一番つよい男のひとの名前と、ネット詐欺などにつよい知識のあるひとの電話番号やメールアドレスを借りて応募しましょう。
アンケートや申し込み書類で「記入欄にぜんぶ書かなければダメです!」と言われるようなサービスなどは、「ああそうですか、それじゃあやめます」と断ってその場を去る、キャンセルする勇気をあたりまえにもつことも現在の社会では必要です
⭐️ おかしな出来事、あやしい出来事、迷惑な営業セールスや押し売りや、脅迫のような威張って営業電話などを体験したときは、市区町村の窓口や、警察、消費者センターなどに遠慮なく通報しましょう。
たくさん通報があつまることで、行政や行動をおこしやすくなります
各地で多発している匿名・流動型犯罪グループによる強盗事件では、特徴として、「戸建て住宅」「公園や畑、林に囲まれた住宅」を選んでいる傾向にあります。
強盗グループは狙った家に事前のアポイント電話をしたり、屋根の点検や工事業者を装って訪問し、下見を行う傾向もあります。
被害にあわないために、
●知らない番号からの電話には出ない。
●非通知・表示圏外には出ない。
●突然の訪問者には、扉を開けることなく、インターホン越しに対応する。
●家族の人数や独り暮らしなどの情報は絶対に伝えない。
●不要な点検は、「結構です。」とはっきり断る。
強盗対策として、
〇夜間でも、リビングやキッチン、玄関先等の電灯を常灯しておく。
〇雨戸があるお宅は必ず閉める。
〇チェーン錠、ダブルロックの実施。
〇センサーライト、防犯カメラ、窓センサーを設置。
〇窓ガラスの内側に防犯シートを貼付する。
夜間・深夜の時間帯、住宅街を中心に警戒を強化しています。
不審な物音や気配を感じたら、まず「身の安全」を確保し、速やかに110番通報してください。
独り暮らしの高齢な親御さんがいる方は、「大丈夫?」と連絡を入れて下さい。
家族・親族が力を合わせて、詐欺や強盗の被害から守りましょう。
東京都武蔵野市の注意喚起メール