『池袋暴走事故5年 受刑者から届いた謝罪の言葉』動画

「申し訳ない」池袋暴走事故5年 受刑者から届いた謝罪の言葉【テレ東BIZドキュメンタリー】(2024年4月20日)

2019年4月、東京・池袋で高齢者が運転する乗用車が暴走し、11人が死傷した事故。妻の真菜さんと娘の莉子ちゃんを失った遺族の松永拓也さん(37)は、慰謝料などを求める民事裁判を起こし、2023年10月、飯塚幸三受刑者(過失運転致死傷罪で禁錮5年の実刑判決が確定)に対し、約1億4,600万円の損害賠償命令が下された。刑事・民事、全ての裁判が終了した松永さん。「裁判では聞けなかった彼の本音が知りたい」と、受刑者に気持ちを伝える「心情等伝達制度」の利用へと動き出した。全国各地で再発防止を訴える講演活動を続ける中、飯塚受刑者から返ってきたメッセージとは?


いまも毎日全国各地で交通事故が発生しています



東京では

・2024年4月19日 午前6時40分ごろ 東京 渋谷区
 住宅街で車が突進してきて、警官が発砲し、その後運転手していた男を逮捕

・2024年4月21日 午後11時50分ごろ 東京 用賀インターチェンジ付近
 スポーツカー(フェアレディZ)が雨でぬれた路面でスリップしてトラックと衝突

・2024年4月22日 午後5時ごろ 東京 世田谷区 駒沢大学駅から200mはなれた国道264号線(下り3車線)でトラックなど7台が絡む事故があり5人がけが

⭐️ 人間は映画やアニメのスーパーヒーローではありません。
 交通事故が起きるその瞬間に立ち会っても、数トンもある鉄の塊である自動車やトラック相手にできることはほとんどありません。

だからこそ、普通のひとにできるのは、

毎日のつみかさねで、交通事故をふせぐ!!

⭐️ 強い者が弱い者をまもる、ゆずる、おもいやる!
 道路でも、歩道でも、車道でも、エスカレーターでも、店の中でも、
 歩いていても、自転車に乗っていても、車を運転していても。

⭐️ おとなが常に こどもにお手本をみせる!
 こどもは、おとなのマネをします。
 おとなが信号無視をすれば、こどももまねをして習慣になってしまいます。
 おとなが点滅のはじまった信号にとびこんで横断していれば、こどもたちもおなじようにマネします。
 耳栓イヤホン、歩きスマホ、自転車片手スマホ運転、おとながしていれば、こどもたちは当然マネをします。

悲惨な交通事故が起きたその瞬間だけ悲しんだり、怒ったりするのでなく、
まいにちの一日一日のつみかさねで、地域全体、住民全員で、交通事故が起きる可能性をさげていく、交通事故が起きにくい町の空気をつくっていく。

おもいやり運転、ゆっくり運転、安全運転することこそが、かっこいい運転であることを根付かせていく。
そしてその「思いやる安全運転」が、すべて社会につながっていて、
おもいやりのある社会をつくっていく。

そう、わたしは考えて、毎日の活動をつづけています