自転車と歩行者の交通死亡事故

⭐️ 2024年12月8日 東京三鷹市の歩道で、自転車と歩行者(高齢者)の交通死亡事故が発生しました。
 
 世田谷区の玉川地域、特に246号沿いの二子玉川駅まえへつながる長くて大きな坂は、スピードをだして下り坂を走る自転車がとても多いルートです。
 もちろん、歩道は歩行者優先。自転車は徐行ゆっくり安全運転。スピードをだしたい自転車は車道わきに「自転車レーン」があるのでそこを左側通行ではしりましょう!
 歩行者のよこを通り抜けるときはゆっくりと! 歩行者はときどきよろけたり、歩道のあしもとにころがっているものをよけるために突然に横方向へうごくことがあります。
 歩行者側も、自分で自分のからだ、一緒にあるいている子供や高齢者をまもるために、ときどき後方をふりかえって確認したり、暗いときは、明るい色の服を着たり、反射材やライトを身につけて、目立つ工夫をしてより安全度をあげていきましょう。


⭐️ たとえば現実的な対処: まえを歩いている歩行者の背後に自転車で近づいて急にあおるようにベルを鳴らしたらトラブルの原因になります。それよりも、すこし離れた距離で余裕があるうちに「すみませ〜ん、自転車とおらせてもらいますね〜」とやさしくやわらかい声をかければ、お互いの存在がわかり、じゅうぶんな間隔をあけて安全にすれちがったり、追い抜いたりすることができると思います。

 歩道は歩行者優先。自転車は徐行するか、降りて押して歩く。スピードを出したいなら車道わきを乗ればいいだけ(自転車は車道走行が原則)。

 せまい歩道ですれちがうだけの幅がないときは、歩行者優先で自転車のほうが待ちましょう。
(歩行者側も余裕があるなら いじわるせずに、ゆずりあい、思いやり、おたがいさま、の気持ちで安全な通行に協力したほうがよいと思います。)

歩行者同士のすれちがいの場合も、おたがいさま、ゆずりあいのこころをわすれずに。
とくに体が大きくて強かったり、健康そうなおとなのほうが、こどもや高齢者をいたわったりおもいやって、歩き方のお手本を見せるのがよいと思います。

参考:自転車に関わる主な交通ルール
 ・警視庁
 ・警察庁
 ・法的根拠(道路交通法)