こどもの起こす交通事故とおとなの責任

 12月8日午後5時ごろ 東京三鷹市の歩道上で自転車の高校生がさんぽ中の高齢者とぶつかる交通事故がありました。


「下を向いていたら…」自転車の女子高校生、85歳男性と衝突 男性死亡 東京・三鷹市  (日テレ)

もちろん事故に遭われた高齢者もお気の毒ですが、私は、この自転車の高校生もとてもかわいそうに思うと同時に、
おとなたちがこういう交通事故が起きないように普段からもっとしてあげられることがあったのではないか?
という思いを強く感じます。我がこととして。

「未成年」と「おとな」は平等ではありません。おとなは未成年をまもる義務があります。
 こどもたちが交通事故の被害者にならないように、そして、交通事故の加害者にならないように、そうしてあげる責任はおとなたちにあるはずだと、私は考えます。

このニュースを聞いて未成年、こどもたちのなかには、つぎのような感想を持つ者がいるのではないでしょうか?

「だって、おとなだってみんな歩道でスピードだして自転車のってるよ」
「まえをよく見ないで、片手スマホで自転車乗って歩道はしるおとな、いっぱいいるよ」
「でも、坂道の歩道で歩行者にきをつけて自転車に乗れ、なんて教えてもらったことないよ。注意してくれるおとななんていなかったよ、会ったことないよ」

おとなはこどものお手本となる自転車の乗り方をみせているだろうか?

おとなはおとなの責任をまちのなかで毎日はたしているだろうか?

まずさいしょに「お手本」をみせるべきなのはだれなのか?

それは、からだの大きなおとなの男。
それがまちのなかで、お手本を見せること。
それをこどもたちがマネをすることで、まちのなかの安全度がすこしづつあがっていく社会をつくる




(この記事はのちほど、追加加筆する予定です 2024/12/9)


その他 参考:
自転車で信号無視の10歳児が車と衝突 「過失割合100%」 保護者に賠償リスク