お金で日本社会の治安、倫理、安全、平和を買うことができるか?

★世田谷区内で起きた警備員による犯罪

↑ 私はアメリカ全土でウーバー(配車サービス)をつかって乗ったことがありますが、アプリの運転手プロフィール画面に登録してある顔写真本人が運転手だったことは半数以下でした。

個人がお客さんの個人情報や仕事先の名簿を売ったり換金したりすることはこれまでもたくさんありました。
しかし、もっと桁違いに件数や被害が多いのは、企業による大型の個人情報漏洩で、これまでもたびたびニュース報道がありました。
最近では「快活CLUB」など700万件超の個人情報流出。過去にはLINEの日本国内ユーザー情報を筆頭株主がまるごと中国へ渡したことが発覚したのにそのままうやむやになったこともありました。ヤフー、ベネッセ、ニコニコ動画、でもありました。仮想通貨の会社でも多くの漏洩が起きていて会社自体がなくなったケースも複数あります。
ニュース報道されるものはまだマシで、利用者や顧客の個人情報の流出があっても報道されずに、公表せず企業内で隠蔽されたままになることも少なくありません。

2024年10月4日 21:20頃 世田谷区千歳台6の区道
電動モーターで走るペダル付きバイク「モペット」で逆走するなどして自転車と衝突事故を起こし、男性に重傷を負わせた無免許事故


ペダル付きバイク「モペット」を無免許で運転し、道路を逆走して人身事故を起こしたとして、警視庁は東京都世田谷区、私立大4年の男(22)を自動車運転死傷行為処罰法違反(無免許危険運転致傷)容疑などで逮捕

・ウーバーイーツや出前の配達員
・ウーバー運転手やタクシー運転手
・ゴミ回収や自販機リサイクルボックスの回収作業員
・警備員、交通誘導スタッフ
・道路工事の作業員
・宅配業者、配送運転手
・外回りの営業セールスマン

冬の寒い日も、夏の暑い日も、町の中の現場で働いている人たちは全員、自分自身のからだをつかって、額に汗をかいて仕事をしています。

それだけたいへんな体力をつかう疲れる仕事、力仕事やよごれ仕事、危険な現場の仕事を一所懸命につづけてくれているまじめでまっとうな人間が多い日本社会のなかで、
犯罪、ずるいこと、卑怯な行為、不正が起きてしまう原因はなんなのか?
を、日本のおとなたち全員が真剣に考える必要、そしてそれをそのまま放置しないで、どうしたら日本の治安や倫理観をまもっていけるのか、その治安をまもり保つための行動を実際にしていく責任がおとなたちにはあると私は考えています。

社会はすべてつながっている。
私はそう思います。

いま現在、日本全国で「町内会」や「PTA」のかたちも変わってきています。

部活動やプール授業の「外注化」「下請け化」も話題になっています。

東京都公務員の「週休3日制」や「こども家庭庁予算案7.3兆円予算案」も話題になっています。

関連記事:

↑ 私はまちのなかでいつも子供や若者に対してなにかえらそうな説教じみたことを言えないなという気持ちを持っています。いつもこころのなかに
「(日本社会の)おとなたちのほうが悪い」という感覚があるからです。
それを棚に上げて、若者たちに正義や道徳をかたることは私には恥ずかしくてできない思いでいます。

日本各地で
・押し込み強盗
・行き場を失った若者たちによる凶悪犯罪
・ウソをついてだます、詐欺をしてあたりまえというような商売
・外国人犯罪
・力づくの乱暴なひったくり路上盗難
・畑などの農作物盗難、賽銭箱どろぼう、無人販売所窃盗
・無差別な殺傷事件、簡単に発生する殺人事件
そして、
 ・他人の命を重く考えることができなくなっている交通事故
が増えている

という現状があります。

犯罪者や暴力が跋扈して、力づく弱い者いじめがあたりまえの弱肉強食の日本社会に本当になってしまったらどうしますか?

・高齢者
・こどもたち
・女性
・ヘルプマークをつけたひとたち
・病気やケガで身体がよわったひと

は安心して町のなかを歩けないのがあたりまえの日本社会になってしまいます。
治安の悪い外国の怖い都市のようになってしまいます。
それで本当に良いとあなたは思いますか??

まちのなかで、力の強いからだの大きなおとなの男が、弱った高齢者や、からだのちいさな子供たちから荷物や財布やスマホをひったくろう、強奪しようと思えば、簡単にできてしまいます。

弱いひと、善良でひとをうたがうことを知らないひとをだますことは簡単にできてしまいます。

それをしないのは、倫理観(感)であり、理性であり、日本人のこころのなかにもともとそなわっている素直な善良な気持ち「そんなひどいことはしてはいけないよな」という生来の道徳観(感)。
ひとをきずつけてはいけない。ウソをついてはいけない。ひとをだましてはいけない。
決して、あとで警察に捕まるからしないとか、法律や刑罰があるからしないとか、そういうことではないはずです。
そんなことをやっちゃいけない。
そのことがだれかに教えてもらわなくても、はじめからそのことがちゃんと自分の心でも頭でもわかっているのです。日本人であれば。


治安が悪化してからでなく、平和な治安が保たれているうちに、
日本のおとなたちがやるべきこと、積み重ねていかなくてはいけないことがあると、わたしは思います。手遅れにならないうちに。
じぶんを棚に上げずに。先送りにせずに。

いまやる。じぶんがやる。
毎日。 じぶんのいる場所で。 おとながお手本をみせる。つみかさねる。

社会はすべてつながっている。

だれでもお金はほしい。それはわかる。
でも、

「いくらなんでも、そんなひどいことをするのは やめておこうよ、な?」

が通用する日本社会をつくる、たもつ。

それがたいせつだと、私はかんがえています。


・東京新宿歌舞伎町
  ・”若者のOD、自殺、性犯罪の温床に 東京・歌舞伎町「トー横」
  ・”トー横家出の小6女児に暴行 不同意性交疑いで男逮捕 警視庁が注意呼びかけ 女児、1日で3人の男から被害
・大阪 ”グリ下少女の性被害相次ぐ…「家に居場所ない」狙い撃ち

★ 2024年12月 三菱UFJ銀行では、練馬支店や玉川支店で支店長代理などの管理職の立場にあった40代の女性行員が、支店の貸金庫を無断で開けて顧客の金品を盗み取っていたことが発覚
 ↑
 特定の銀行だけの問題ではないと思います。
 私が実際に高齢者から相談をうけて対応した例では、渋谷区や目黒区にある大手銀行や信託銀行の行員営業担当が高齢者宅に出入りして契約や合意をえずに「めくらばん」のような状態で資産運用を勝手にしていたことがあります。

世田谷区内にある大手携帯電話会社販売店でも、高齢者をだまして端末販売を押しつける(高齢者が使うはずもない端末をひとりに2台以上押し売り契約して2台分の月額料金を支払わせる手口)という悪質な詐欺同然の行為が平気で行われていました。

★ 2025年1月報道(問題は2019年から)”「耐震、全然ダメです」そして誰もいなくなった…世田谷・違法高級マンションで住民らを襲った「悲劇の数々」”
 週刊現代

2024年6月 世田谷区 男性が男性をなぐり死亡

”傷害致死容疑で男逮捕 面識ない男性と口論か―警視庁”
 小田急線祖師ケ谷大蔵駅前で、客引きとトラブルになっていた人から声を掛けられたと思い込み、口論になったとみられる。世田谷区砧の歩道上で犯行。2人は酒に酔っており、面識はなかった

2022年10月 世田谷区 下北沢駅前のバーで従業員死亡

 腹部に刺し傷

ぶつかりおじさん 記事

「エスカレーター歩くな」に激高か 80代男性に重傷負わせた疑い

・ “エスカレーターの歩行禁止条例”施行後は歩くなどした人半分以下に 地下鉄の駅や商業施設など10か所でエスカレーターの利用状況を調査 名古屋市

・駅構内や電車内での暴力行為。カサでついたり、階段やホームから突き落とし

・駅やお店のせまい空間を「おもいやり」でからだをずらしたり、よけてあげることができなかったり、それをおしえてあげられないおとなたちの責任

・コンビニやスーパーのレジでどなる人
・レストランや飲食店でいばる人、どなる人

・路上喫煙禁止 東京 千代田区 大阪市
・路上飲酒禁止 渋谷区 大阪市

・歩道を走る自転車、フル装備のロードレーサー自転車
・歩道を走るジョガー、ランナー
・歩道を走るモペット、LUUP、電動キックボード
→「歩道」はいつでも歩行者が「優先
 「横断歩道」も歩行者が「優先」 (← 相互でも交互でもなく優先
 事情があれば乗り物も「歩道」を通行できるけれど、それでも歩行者や弱い人、ちいさい人をおもいやって「徐行」や「停止」がいつでもできるように。

もちろん歩行者が歩道をあるくときでも、強い者が弱い者をまもる。
からだが大きいからといって、歩きスマホでほかのひとを蹴散らすようにずんずんまんなかを力づくですすむのはダメ❌
つよいからこそ、からだが大きいからこそ、ほかのよわい者やからだのちいさい者をまもる役割をはたそう!

★ 2024年9月 東京新宿区歌舞伎町の路上で男性を突き飛ばし死なせる…逮捕の自称フランス国籍の男「覚えていない」と否認  読売新聞

★ 2024年12月 「闇バイト」で外国人リクルート増加か、ペルー人の男ら3人再逮捕…SNSで「お金下ろす仕事」に応募 読売新聞

★ 2025年1月「 闇バイトの指示役とリクルーター役か、窃盗容疑で19歳と20歳の男逮捕… 東京都江戸川区 無職男 20歳、フィリピン国籍で東京都葛飾区 自称飲食業19歳男

★ 2025年1月「 強盗致傷事件の実行役の男に闇バイト紹介の疑いで韓国籍の男 26歳 逮捕


外国人に生活保護費が日本政府や自治体から毎月支払われている問題

私は海外のビザを申請して取得した経験があります。
・大手銀行が発行する「本人の預金の残高証明
・帰りの日付の入った「飛行機チケット」(またはオープンチケット)
がビザ取得や入国する際に必要になるのが普通です。
外国に滞在しているのに「お金がない」というのはとても特殊で異常な状況(つまり不法滞在状態)
「ルールを守ること、法律を守る意識(遵法精神)があること」
「自分で生活できるお金を持っていること。自分でお金を理性的に管理する意識や能力があること」
が、つまり「安全で、日本国民の生活に危険を及ぼさない外国人訪問者」であることを担保する条件になっている(はずだったのですが。)

「生活保護費」だけでなく、日本国内に住む外国人や留学生にさまざまな「給付金」や「ギフト券、金券、クーポン、物資」などの提供も、各自治体から行われています。
留学生の日本滞在には多額の公費税金がつかわれています。学費や渡航費の免除だけでなく生活費の支給など。

・保険料を支払っていない外国人が日本の病院で医療や手術や治療をうけている問題

・外国人の留学や労働派遣の過度な営利事業化が進んでいる問題

・外国人の労働や雇用に公費から多額の補助金がでている問題

・外国人が試験なく簡単に日本の自動車免許を取得して日本国内の路上を危険運転している問題

・埼玉県川口市や東京武蔵野市の治安悪化の問題


・外国への「支援」には巨額の公費税金が支出されるのに、日本国内の困窮した人や事案に対しては「予算、財源がない」という説明がでてくる問題


⭐️ 私(すずきじゅんじ)が、この4年間でもっとも大きく
日本社会、日本国民の「倫理」に影響を大きくあたえたのは
「公衆衛生」の問題だと考えています。


社会はすべてつながっている。
わたしは、そう思います。

強い者が、弱い者を、いじめたり、だましたり、利用したりするのではなく。
強い者が、弱い者を、まもる、たすける。

そういう日本の世の中、社会であってほしい、と私はかんがえて、毎日活動をつみかさねています。


※ 2025年1月26日 初出
※ 2025年2月2日 更新