警視庁が小学生に交通安全ベストを贈呈

2023年12月、警視庁(東京都)が小学生に反射材のついた「交通安全ベスト」を配布してくれました。
直接的で実効性のある、わかりやすい交通安全施策だと思います。こどもたちにも「おとなのひとたちが、ぼくらのカラダの安全のことをまじめに考えてくれているんだな」ということがつたわりやすいと思います。
ありがとうございました。

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★警視庁 小学生に反射材がついた安全ベストを配布(ABEMAタイムス)

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小学1年生に“反射材付きベスト”(日テレ)

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私は、全国で「交通安全キャンペーン」と称して、交通安全と無関係な、不真面目な、実効性のない予算や人員、時間をつかうことに対しては批判的な思いを持っています。
交通安全を「あそび感覚」で「金儲け」や自分の宣伝に利用したりすることは、交通安全そのものに対する冒涜であり、結果として道路上が危険でこわい場所であるという意識がうすまり、国民や運転者の交通安全意識を「軽い」ものにしてしまいます。

今回の配布で、すべての小学校や、すべての小学生にまで「安全ベスト」が行き渡っているわけではないと思います。

交通安全グッズなどでこども自身の安全度を向上させることもたいせつですが、もちろん、まわりにいるおとなが、道路上で積極的にこどもたちをまもる行動をしたり、もちろん、ハンドルをにぎっている運転手も、こどもたちが気をつけるその何倍、何十倍も、安全に気をつける責任があります。

提案:
私が、交通安全キャンペーンなどで配布するグッズに良いと思うのは、

① 自転車のチャイルドシートうしろ側に大きく貼ることのできる反射材シール

② ベビーカーにおおきな面積で貼ることのできる反射材。または、安全な自発光ライト(ボタン電池の誤飲など起きないもの。赤ちゃんの視界に点滅がはいらないもの)