カテゴリー: こどもの安全

  • 西日や朝日が原因の交通事故

    車の運転手が「朝日で歩行者、横断者がいるのが見えなかった」「西日がまぶしくて信号機が赤なのが見えなかった」
    という交通事故がひんぱんに起きています

    西日1
    世田谷区内。もっとまぶしくて写真撮影できない状況や角度、場所、時刻もあります
    西日2
    世田谷区内。もっとまぶしくて写真撮影できない状況や角度、場所、時刻もあります

    ・11月14日 栃木県日光市 登校中の児童と車が衝突 運転手の女を逮捕 (とちぎテレビ)

    日本国内で、何件も「西日や朝日」が原因だったと運転手が供述する交通事故が起きています

    【運転手はどうするべきか?】

    「サングラス」「車用サンバイザー」を必ず用意しておく
    ・安全度の高い道路をルートとして選ぶ。歩道と車道がしっかり分離している幹線道路など。遠回りでも安全な道順を。
    ・見えなければとまる、徐行する
    ・路面にある「◇」マークや、空中にある「横断歩道あり」や予告標識の存在を意識して事前に減速し安全運転に集中する
    ・運転席の窓をあけると音や気配がより感じとれます
    ・同乗者も周囲の確認に協力する
    ・ヘッドライト(前照灯)をはやめにつけて車の存在を周囲に知らせる。ハイビームの活用。(★自動ライト点灯機能にたよりすぎると暗いのにまだついていないことがあります!手動でも早めに点けよう)
    ・安全運転に自信がなければ夕方や夜間の運転をさける
    ・視界が見えにくい時間帯は、一時休憩したり車を駐車して食事して時間をつかうという発想もできます


    【歩行者はどうするべきか?】

    ・「クルマ、運転者から、こちらの姿が見えていない。歩行者がいることをわかっていない可能性が常にある!」ことを忘れない!!
     車の運転者が、信号機が見えていない時が必ずありえる。
     車の運転者が、信号無視することが必ずありえる。
    人間はかならず失敗をするのだから車を絶対に信用することはできないと頭につねに意識して、
    「じぶんの身をじぶんでまもる」
    「自分よりも弱い、子供や高齢者の身をまもる」ことを忘れずに行動する!!
     こどもをまもるのは、親だけでなく、まわりにいるおとな全員でまもる!

    ↑このことを、子供たちや高齢者にもくりかえし言って教える。何度でも何回でも繰り返し言って、頭とからだにしみこませる!

     青信号であって、自分の目で左右をみて、安全で車がうごいていないかたしかめてからわたる!

  • ライトあげます

    更新 2022年11月1日:

    むかし、私が個人で購入したライトを、個人で無料で配っていた期間がありました。
    きのう2022年10月31日に、そのことをおぼえていてくれた町の人から「ライトください」と急に言われて、在庫を持ち歩いていなくて渡せなくて反省しました。期待にこたえられなくて、ごめんなさい。
    明日以降、いくつか新品のライト在庫を携帯しておきますので、「交通安全・みまもり・ゴミ拾い」活動中のわたしを見かけたら、また遠慮なく声をかけてくださいね。

    今日100円ショップをのぞいたら、手ごろな製品はぜんぶ品切れになっていました。ハロウィンがあった影響かもしれませんが、例年だとまたすぐ入荷するはずです。
    キックボード、ベビーカー、子供用自転車、自転車のチャイルドシート近辺には、ぴかぴか光るライトをつけると安全です。
    複数つけると、より安全で、目立ちます。

    てごろな「反射材」がお店で品切れの場合は、「おおきなタスキタイプ反射材」や「ガムテープ型蛍光シール」「蛍光色シート」「蓄光テープ」などを購入して、それを切って両面テープで自転車などに貼ると簡単でお得です。


    以前書いた記事:

    注意: ぴかぴか光るライトは、点滅が子供の視界に直接はいらないように車から見える位置に付けるのがよいと思います。「光過敏性てんかん」というのもあります。点滅が気になりそうなら、点灯(つけっぱなし。点滅なし)にしましょう。

    日の入り(日没)時刻をしらべる(国立天文台)
    そのほか、インターネット検索で「日の入り」と入力しても出てきます。「日の入り 静岡」地名を一緒に入れて検索可能

    「ライト(照明)」の無料配布をはじめました。
    わたしが町の中で「交通安全・みまもり・ゴミ拾い」活動しているときに「ほしい」と声をかけてもらえたら、差し上げます。

    ライトあげます画像

    対象は
    ベビーカー
    ちいさなこども用自転車、ストライダー、キックボード
    高齢者用のつえ、買い物カート
    (その場になくても、もらって家に帰ってつけるとか、家族に渡す場合も大丈夫です。)

    この提供活動は、2021年1月、東京 世田谷区 上用賀(環状八号線と用賀七条通りの交差点)で夜、ベビーカーが左折車に巻き込まれる交通事故が起きたことをきっかけに開始しました。

    ライトは 地元 用賀のお店で、自分のお金で購入したモノです。
    もちろん無料で差し上げます。

    目的はすこしでも交通事故を減らすこと、ただそれだけです。

    ↓画像をクリック(タッチ)すると、ライトの取り扱い説明書が見られます。ご使用まえに注意事項などをよんでください。

    ・【ライト白色】ボタン電池はCR2032(2個)です。光が弱くなったら、ご自分で電池交換することができます。100円ショップで2個入100円で売っています。
    ちいさいお子さんのいる家ではボタン電池をまちがって飲み込まないように十分注意してください。
    ボタン電池飲み込みの危険性(政府広報)

    ・【ライト黒色】単4電池(2本)です。(ライト正面よこ側面のボタンを押したままライト正面部分をはずせます。台座の部分は取り外す必要はありません。かたい場合は無理せず、ケガをしないように注意してください。)

    ・ライト自体も100円ショップでさまざまなものが売っています。
     用賀駅前の100円ショップ。
     環八沿いソコラ用賀内の100円ショップ。
     世田谷通り沿い砧のサミット内の100円ショップ。
     二子玉川駅ライズエリアの100円ショップ。
     三軒茶屋のセイユー内にも大型の100円ショップができたそうです。
    予算に余裕のある場合は、専門の自転車屋さん、電気製品販売店、ホームセンターでより質の良いものを選ぶのもよいと思います。
    複数のライトをつけることをおすすめします。
    暗い夜間にまえから、うしろから、よこからも、目立つことができます。
    複数のライトをつけていると、急に一つが故障したり電池切れになっても、まっくらになることを防げます。

     私が配ること自体が目的ではないので、私の配布看板をみて「おお、そうだな、家にあるライトがついていない乗り物につけよう」と気づいて各ご家庭で購入してつけたり、「町でライトを配っているひとがいるらしい」と話題になって、ご近所や町内会で配るようになったり、学校や保育園で一括して配られたりするきっかけになればよいなと考えています。(日々の生活が忙しいと、そういうこまかい安全対策の部分まで注意が行き届かない、手が回りきらないこともあるので。)

     推測ですが、これまで税金をつかったキャンペーンなどで「反射材」はよく配られても、電池式のものが配られないのは、電池の誤飲の危険や、バッテリーを原因とする万一の発火の危険を考慮・回避したくてのことだと想像します。
    なので、この点もきちんと伝えた上で配布していこうと考えています。


    何年もまえからこのようなことを考えていましたが「むやみに物品を配ることがよいことかどうか」の迷いがあり、これまでしてきませんでした。
    しかし、夜間の交通事故が近所で実際に起きたことから、配布の実行を決めました。
    以前、マスクの品薄時にマスクを配ったことがありそれなりの需要があったこと、特に問題が起きなかった経験もあり、配布のやり方を熟慮の上で実践しています。

    ボタン電池は誤飲すると危険なので、小さな子供や赤ちゃんのいる家庭には単四電池式のほうをお渡しします。電池もお付けします。
    ライトは2種類、どちらのタイプも私自身が実際に町内での活動時に数年使ってきて問題など起こらなかった同製品です。

    普段こちらから声をかけることはあまり多くないのですが、身近な事故があったため、夜間の暗い時間帯で、無灯火やライトが無い状態で小さな子供が乗り物に乗っていたときは、私のほうから声をかけさせて頂くかもしれません。
    もちろん安全な場所で、安全な状況で、びっくりさせたりしないように十分な配慮をしたうえで。
    まだどういうやり方が一番良いか試行錯誤の段階ですが、まずは、すこし早めの明るい時間に「ライトあげます」の看板をたくさんの人に見てもらって、そういう活動を始めたことを知ってもらうところからスタートと考えています。
    (実際にやってみて何か問題が起きたり、苦情があった場合はやり方を修正・再検討して改善していきます。)

    参考:
    6月6日 東京 日の入り時刻は 18:55 です
    4月27日 東京 日の入り時刻は 18:24 です
    3月15日 東京 日の入り時刻は 17:49 です

    2月14日 東京 日の入り時刻は 17:21 です
    2月8日 東京 日の入り時刻は 17:16 です
    1月26日 東京 日の入り時刻は 17:02 です
    1月21日 東京 日の入り時刻は 16:57 です。
    1月17日 東京 日の入り時刻は 16:53 です。
    これから夏へ向けてすこしづつ日の入り時刻はおそくなっていきます。
    くもり や 雨 など、天候によって暗さが大きく変わります
    北海道や沖縄など、おなじ日本でも「経度(東と西 横方向への場所のちがい)と「季節」によって「日の出・日の入り」時刻 は大きく変化します。

    注意喚起:
    ざんねんなことですが、現在の社会では、無料でモノを配布している人物を簡単に信用するのはとても危険な場合もあります。
    なにか善い行いをしているようにみえてもすぐに信用したりせず、何度か(できるだけ長期間)その人を観察して、どういう人で、なにをしているのか自分の目できちんと見極めてください。
    私(じゅんちゃんおじさん)のことも、すぐに信用したりせず、私の活動、行動を何度か見てからご自身で安全かどうか判断してください。
    もしも、世田谷区に引っ越してきたばかりで、私のことを「あやしい人」「不審者」とまちがって警察に通報しても、私のほうは気にしません。それくらい用心するのも今は必要なことかもしれません。
    (そうでない社会にしていきたいと考えて活動しています。)


    町のなかの「あやしい人」を減らす方法は、「あやしくない人」を増やすことだと考えています。


    関連記事: 夜はライトと反射材

    ・夜間の外出には、あかるい色の服(黒色以外)を着て外出すると安全性がだいぶ向上します。
    おとなが夜は目立つ色の服を着て子供達のお手本になりましょう。

    ・子供の自転車本体やヘルメットが黒色の場合は、それぞれ「反射材シール」「蓄光シール」を大きく目立つように貼ると安全度がアップします。

    高齢者の「買い物カート」「つえ」にも貼るとよいです。

    キックボード本体に貼るのも良いです!

    とにかく、夜は、あかるい色の服 が安全です

    (※雪国で雪のあるときは、白色以外の目立つ色を!)


    ・せっかく自転車にライトが装備されていてもスイッチオンにしなければ意味がありません。暗くなったら「もったいない」などと考えずに、すぐつけましょう。

    ダイナモ式ライト(タイヤの回転をエネルギーに変換して発電するライト)を、ペダルをこぐのが重くなるからといって点けなければ無意味です。
    重いのがイヤなら、電池式に取り替えればラクになります。
    逆に乾電池のお金がもったいないと思う人は、ダイナモ式ライトをつけましょう。充電して何度も使える乾電池(エネループ、充電式エボルタ)もあります。
    より安全にするなら、両方を、複数、反射材もいろんな場所につけましょう。
    命をまもることが一番だいじ。ライトをたくさんつければ、自分からも相手が見えるし、相手からも自分が、しかも、遠くから、発見されやすくなります。遠くから発見できれば、そのぶん危険回避のための時間も距離もながく余裕が生まれます。

    自分自身が夜、まちのなかを歩いていて「あのひとは暗い場所でも目立って存在がわかりやすいな、安全だな」とか「あのひとは暗い場所だといるのかどうかわかりにくくて忍者みたいだな、あぶないな」と、判断できるはずです。良いほうをマネしましょう。
    自分のためだけでなく、まわりを歩くほかの町の通行人、運転者のためにも、あかるい色の服装、ライト、反射材を。


    より詳しい話:
    自転車のライト(照明装置)については、各都道府県の「公安委員会規則」によって具体的に必要な性能が定められています。
    東京都道路交通規則

    (軽車両の灯火)

    第9条 令第18条第1項第5号の規定により軽車両(牛馬を除く。以下この条において同じ。)がつけなければならない灯火は、次に掲げるものとする。

    (1) 白色又は淡黄色で、夜間、前方10メートルの距離にある交通上の障害物を確認することができる光度を有する前照灯

    (2) 赤色で、夜間、後方100メートルの距離から点灯を確認することができる光度を有する尾灯

    2 軽車両(自転車を除く。以下この項において同じ。)が、夜間、後方100メートルの距離から道路運送車両の保安基準(昭和26年運輸省令第67号)第32条第1項の基準に適合する前照灯で照射した場合に、その反射光を照射位置から容易に確認できる橙色又は赤色の反射器材(後面の幅が0.5メートル以上の軽車両にあつては、両側にそれぞれ1個以上)を備え付けているときは、前項の規定にかかわらず、尾灯をつけることを要しない。

    3 自転車が、法第63条の9第2項本文に定める反射器材(後面の幅が0.5メートル以上の自転車にあつては、両側にそれぞれ1個以上)を備え付けているときは、第1項の規定にかかわらず尾灯をつけることを要しない。

    (昭48公委規則3・昭53公委規則6・平10公委規則8・平12公委規則3・平19公委規則6・令元公委規則3・一部改正)

    東京都道路交通規則

    都道府県ごとにすこし内容がちがう場合があります。
    インターネット検索で
    「 県名 道路交通規則 」
    例・「 北海道 道路交通規則 」
    で検索してみてください。

    親御さん、おとなは、みじかな子供の自転車のライトがつくかどうか、乾電池が切れていないか、ときどき調べてあげましょう。子供にとっては、乾電池を自分で交換するというのは気づきにくくて「まあいいか」でそのままになったり、乾電池が高くて気軽に買えないということもあり得ます。


    さらにもっとよく考える

    夜間にライトをつけること、目立つ色の服を着ることで、クルマの運転者から気づきやすくなることはたしかだと考えられます。
    (警察が行う実験結果などがいろいろあります)
    しかし、
    さらによく考えたとき、事故が起きてしまったときに、ライト自体には、身体をまもる機能・性能はありません。あくまで、クルマの運転者の「気づき・発見」に依存した交通安全対策です。

    やはり、自転車にのるときは、ヘルメットの着用がだいじです。

    もし危険度が高い道路でなにか作業をする必要があるときは、ヘルメットに加えさらに、オートバイ運転者用のプロテクター・ガードを装着することも安全対策として個人でできることです。

    また、できる範囲で、夜間 暗くなった時間帯での乗り物での外出を減らす生活スケジュールにすることも、生活のなかでの危険度を減らすことにつながります。(できる範囲で。買い物はあかるい昼間に済ますなど。)


    記事初出:2021年6月

  • 子供にお菓子は配りません ハロウィン

    更新 追記:2022年10月30日

    <気をつけること>

    ・ハロウィンの仮装をして歩くときは、特にまわりの車に気をつけること。たのしくなってうかれて、まわりが見えていないときがあります。もちろんふつうの服をきているときも道路や駐車場では車に注意! ちいさいうちはなるべく昼間の明るい時間があんぜんです。

    ・ハロウィンの仮装をすると、寒いか暑いか本人しかわかりません。 かぜをひかないように、上着や肌着、靴下や使い捨てカイロでうまく調整を。水分補給もわすれずに。

    ・2022年10月 韓国のソウルでハロウィンで集まった有名人に群がったおおぜいの人たちが、互いに押されて倒れて下敷きになって150人以上の死傷者がでました。
     ハロウィンだけでなく、花火大会やイベント、駅の渋滞など、人があつまりすぎると危険なことが起きることがあります。そういうことが起こりそうな現場にはまえもって近づかない判断もだいじです。特に小さい子供をつれているときは安全なほうをえらびましょう。

    ・お菓子は口からカラダにはいるものです。配っている人がどこのだれで、責任の所在がはっきりしているとき以外は安全かどうかわからないと思います。
     配る側も、配る食べ物の安全性、子供にアレルギーがないか、のどにつまったりしないか、事故がおきないか、不公平で子供がケンカになったり悲しい思いをしないかなど、よく考えて行動する必要があると思います。

    ・電車やバスで移動するときは、仮装の「かぶりもの」ははずすのが安全。

    <おわび>

    ごめんなさい。
    私は、2022年のハロウィン期間、楽しい町の雰囲気をもりあげるために、かぼちゃの飾り(ジャックオーランタン)などを身につけて「交通安全・みまもり・ゴミ拾い」活動をしています。
    その最中に、町にいる子供から「これはなんていう名前なの?」という質問をされて、その場ですぐに答えられませんでした。
    きっと、「なんていう名前のキャラクターの仮装をしてるんですか?」という意味の質問だったと思うけど、とっさに答えが浮かびませんでした。
    こたえは、「名前はナシ」です。
    ただ雰囲気をもりあげるためにいろいろ飾りをつけているだけでした。 でもそれじゃあ子供にはよくわかりませんよね。
    仮装の名前はないけど、私は「じゅんちゃんおじさん」です。
    ハッピー・ハロウィン!

    ◆私に対して「写真をとっていいですか?」と何度かたずねられました。私の場合は、声をかけずに写真撮影しても大丈夫です。


    (2020年11月 記事)

    きのう10月31日はハロウィンでした。
    私は「交通安全・みまもり・ゴミ拾い」活動をしているときに、季節のイベントに合わせた帽子をかぶったり、小物(かぼちゃのライトとか)を装着したりすることがあります。
    ちょっとした あそび心で、町ですれちがう ちいさな子供がよろこんでくれるとうれしいなとかんがえてのことです。
    (まじめな活動なので、あまりふざけすぎた格好はしません。)

    昨年以前もあったことですが、なかには「お菓子をくばっているのかな?」とかんちがいさせてしまうこともあって、それは「がっかりさせてわるいなあ」と申し訳ない気持ちになります。ごめんなさい。

    私は子供たちへお菓子をくばりません。

    しらないおとなのひとから、むやみに食べ物やモノをもらったり受け取ったりすることに子供が慣れることを心配して、というのが一番の理由です。

    自分の気持ちとしては、お菓子をくばってあげることは可能だし、お菓子もらえたらうれしいだろうなと思うし、すべてのおとなを警戒しなくてはならないような世の中のほうこそ変えていきたいのだけど、
    現実問題、いまのところは、そういう考えで、配ることをしていません。



    ・自宅やお店のある場所で地元の顔のみえる住人が責任をもって、保護者同伴の子供へお菓子を配るのは、たのしげなイベントであり、それほど問題が起こることはすくないかなと思っています。
    念のため、アレルギーや糖質摂取について注意喚起やその場で確認をとったり、のどにつまらないお菓子選びや、こどもの年齢やひとりひとりの個性や事情をかんがえることも必要だと思います。
    てまのかかることですが、そういうひとつひとつの安全をかんがえる手間から、こどもたちは地域やおとなからの愛情をかんじるのではないかなと思います。(小さい頃すぐには気づかなくても。)


    ・なにか特別な事情があって子供がおなかをすかしていたり、ゴハンが食べられない状態でいる場面に出会ったときは、むずかしい問題はあとまわしにして、私(じゅんちゃんおじさん)はその子供になにか食べさせてあげます。
    (アレルギーや病気を確認した上で。同時に保護者や警察や行政窓口、学校などに連絡をとりながら。)

    こどもたちへ

    おなかがすいているとき、
    こまっているとき、
    かなしいきもちになって なみだがでるとき、
    よるになっても、おかあさん、おとうさんがかえってこなくて、どうしたらいいか、わからないとき、
    わたし(じゅんちゃんおじさん)をみかけたら、
    「たすけて!」といってくださいね。

    おじさんは、たすけますからね。

    じぶんの、おばあちゃん、おじいちゃんにでんわをかけてそうだんするのも よいほうほうです。

    ちかくに、おともだちのおうちがあるときは、おともだちのおかあさん、おとうさんに「たすけて!」ということもできますからね。
    いつもいく おみせの やさしそうなおばさんにそうだんすることもできますからね。

    こわいことがあったときは、しりあいでなくても、となりのおうちにすんでいる おばさんや、おじさんも、おおきなこえで「たすけて!」といえば、たすけてくれますからね。
    「ぼうはんブザー」をもっているひとは、おとなのひとをよびたいときにならしましょう。

    でんわで 110ばん 119ばんに かけるほうほうもあります。
    もしも、おかあさんや おとうさんがおうちで たおれたり、じこにあったり、びょうきになったら、ゆうきをだして でんわしてくださいね。
    たいじなこと。なるべくはやくでんわしたほうがよいですが、そのときにあわててじぶんがころんでケガをしたり、そとにとびだしてクルマや自転車にぶつかったりしないようにきをつけてくださいね。とくに、くらい夜はちゅういしてください。


    なにかがおきたときは、しんぞうがドキドキしてしまい、れいせいにかんがえることは むずかしいです。
    だから、ふだんの へいわなときに、かぞくのひと、おかあさん、おとうさん、おばあちゃん、おじいちゃん、きょうだい、ごきんじょのしりあいのひとどうしで、きゅうびょうのとき、じこがあったとき、どうするかを、はなしあって、きめておくと、いざというとき、あわてずにこうどうできます。


    更新:2022年10月30日
    記事初出:2020年11月1日

  • 自転車のイヤホン運転とりしまりが行われています

    10月3日、東京都の世田谷区内で、まちのなかを走る自転車に対する、警察官による注意・指導・取締りをしている現場を見かけました。

    警察は、自転車を捕まえたり、いじわるしたいとか、金儲けがしたくて、取締りをしているわけではありません。
    ひとの命をまもる、交通事故がおきることをなるべく減らしたい、未然にふせぎたい、町の中のみんなの安全度を向上させたい、という思いで、憎まれ役になってでも役目を果たしています。

    イヤホン(イヤホーン)をつけたまま自転車を運転するのは違法か?

     → 東京では、取締りの対象になります

    参考記事:
    『自転車のイヤホン使用は違反?片耳ならいいの?罰金や条例について』(チューリッヒ)
    東京都道路交通規則 第8条

    そのほか、自転車を運転するときは

    ・ヘルメットをかぶる。
     おとなも積極的にかぶることで、こどもたちのお手本になり、こどもたちもマネしてくれます。

    ・道路をわたるときは、かならず一時停止して、自分の目で、前後左右の安全を確認してから渡る。
     たとえ信号機が「青」であっても、信号無視して走ってくる車はあるので、要注意。
     こどもたちに、自分の側の信号機が「青」であっても、右折や左折で横切ってすすんでくる車の存在があることを何回も何回も繰り返しおしえる。(子供は車の免許を持っていなくて、このことを知りません。)

    ・スマホ片手運転をしない

    夜(日の入り日没後)は

    ・ライトをつける(自転車車両本体に、前方と後方2ヶ所以上。十分なあかるさがないといけない規定があります)

    ・ライトは追加で複数つければ、より安全です。
    運転する自分のからだや、ヘルメットにもつけられます。

    ・反射材をつける。自転車を運転する人の体や、自転車のフレーム、カゴの後方、チャイルドシートの外側など、なるべく広い面積で、前、後ろ、横、別角度からみたり、車のライトがあたったときに光る

    ・夜はあかるい色の服を着る。雨の日も。

    ・ベビーカーにもぜひ、ライトや反射材をつけましょう

  • 目撃情報募集 行方不明 松戸市 流山市

    捜索に感謝「そっと見守って」家族コメント全文
     千葉日報 2022/10/7

    ◆ 原因:おぼれた可能性(NHK)
    10月4日午後 旧江戸川で発見(毎日新聞)
    DNA型鑑定で本人と確認(千葉日報)

    目撃情報募集 行方不明 松戸市 流山市

    【!緊急!】 松戸市、流山市、江戸川河川敷
    行方不明の女の子をさがすため 情報を募っています
    9月23日(金曜日・祝日秋分の日)昼間

    家族(お姉さん)のツイッター(捜索最新情報あり)

    松戸市役所の情報発信(付近の地図情報あり)

    テレ朝ニュース
     9/29 23:30 9/29 21:36
     9/28 23:30 9/26 23:30 防犯カメラ映像あり
     9/26 12:11 9/25 18:04
     現場の公園、河川敷の映像、位置関係

    日テレニュース
     9/29 21:53

    FNNプライムニュース
     9/30 18:56
     9/25 17:49 防犯カメラ映像あり

    TBSテレビニュース
     9/28 23:41
     9/28 19:18 9/28 16:21 9/26 12:22

    NHKニュース
     9/29 20:32
     9/28 22:18 9/28 12:59 9/27 18:15
     9/26 20:32 9/26 11:46 9/25 18:37

    千葉ニュース(チバテレ)9/26

    公開捜査はじめのテレビ報道
    ・9月23日昼前に自宅を出たまま…千葉・松戸市で小学生の女の子(7)が行方不明 河川敷で靴と靴下見つかる 警察が情報提供呼びかけ TBS ・NHK ・FNN ・テレ朝

    千葉日報 ・フライデー記事 9/27

    9月23日(金曜日・秋分の日)に
    松戸市(まつど し)、流山市(ながれやま し)、
    江戸川河川敷を
    車で通ってドライブレコーダーの記録があるひとは、映像の確認をして、ぜひ警察に情報提供をおねがいします。
    ささいな目撃情報もてがかりになる可能性があります。まちがっていても怒られることなどはないので連絡を。

    #行方不明 #千葉県 #新松戸西小学校 #松戸市 #こぶし公園 #流山市
    #南流山 #香取の杜公園 #木2号公園 #江戸川 #江戸川河川敷

    【情報連絡先】
    千葉県警松戸警察署 047-369-0110
    うまくつながらない場合は、千葉県警本部や、松戸や流山の市役所窓口へも同時に連絡を。県知事や市長あてにSNSで連絡してもかまいません。

    ★ツイッターやフェイスブックで情報拡散もなるべく早いほうがよいです(記憶がうすれる前に。ドライブレコーダーが上書きされるまえに
    自分の友達や知り合い、家族や親戚で 松戸市、流山市 に住んでいる人や、ちかくで働いていたり、通勤や営業で通る人がいたら話題に出して伝えるのも役立つ可能性があります。(最近はテレビを見る人が少ないのでこの行方不明ニュースを知らない人も多いと思います。早ければ早いほど子供がたすかる確率があがります)


    町のなかでおとなが、歩きスマホ、耳栓イヤホンをしていると、事件があったとき目撃情報を知らせることができません。
    子供の「たすけて!」の声や、キックボードの音もきこえません!

    全国で多くの行方不明者の捜索が現在も行われています。
    お住まいの地域でなにか思い出せることなどあれば、あなたが連絡するほんのすこしの手間で大きな手がかりとなることもあります
    警察 全国都道府県
    行方不明者に関する情報提供のお願い


    ※更新 2022年 10月6日
     記事初出 2022年 9月24日

  • 中学生こどもたちへ渋谷親子の事件


    中学生、高校生、小学生、こどもたちへ。

    私は世田谷区で毎日「交通安全みまもりゴミ拾い」をしている、すずきじゅんじ(用賀じゅんちゃんおじさん)と言います。

    2022年8月20日午後7時20、渋谷・神泉駅ちかくで事件がありました。

    もしも、「刃物を持ってどうにかしたい」という はげしい、どうしようもない気持ちになったら、私に言ってください。

    いっしょになにができるか考えます。

    もんだいが解決できるかどうかは約束できないけれど、いっしょにかんがえて、いっしょに行動することは約束できます。

    いっしょに考えて、いっしょに行動します。

    まちのなかで私を見かけたとき、えんりょなく、声をかけてください。

    ときどきクルマのうごきを真剣に注意して見ているときは、きびしい表情をしているときもあるかもしれませんが、おこっているわけではないので、きがるに声をかけてください。

  • ひとり子育て限界まえに声かけてください

    追記 2022年1月28日
    関連ブログ記事:
     こどもに留守番させて旅行へ行きたくなったら

    2021年7月 千葉県八千代市で、25歳の母親の子供1歳が、熱中症で車内で亡くなる事故がありました。

    この25歳の母親に対して、これまで家庭や学校や地域や社会は、何をしてきてあげられたでしょうか? してきてあげられなかったでしょうか?
    25歳です。
    25歳で働きながら、ちいさな子供二人のめんどうをみて問題なく子育てすることが「あなたはできますか?」
    報道のなかに「ネグレクト」という言葉がでていました。もしこれを「ネグレクト」と言い表すのなら、本当に「ネグレクト」してきたのは「わたしたち近所に住むひとりひとりの大人=社会」ではないでしょうか?

    ・ 2021年7月 兵庫県加東市の池でも2歳の子の事故が起きています
    ・2021年8月 滋賀県大津市で「ジャングルジム」と一報が流れる兄妹の事案がありました

    私は、日本国内で起きる「悲しいニュース」が減ってほしいと願って活動しています。

    子育て中の ひとり親 おとこ親
    シングル・ファーザー シングル・マザー
    どうしても、キツい、限界、
    こどもに暴力をふるってしまった ふるいそう
    かなしくて毎日ひとりで泣いている
    いますぐ だれか、たすけてほしい

    そういう状況で、まちのなかで私(じゅんちゃんおじさん)をみかけたら
    遠慮なく声をかけてください

    なにができるか一緒にかんがえます。
    こどもを おきざり にして家出したり、
    心中 するまえに、声かけてください。
    私に はなしかけてください。
    限界で、「休み」や「考える時間」がほしいときは
    いってください。手伝います。
    私はいばったりしません。えらそうなこと言いません。
    そのほうがいいなら誰にも内緒にして、役所にも報告しません。

    将来のあるこどもが だいじ。
    こどものいのち が まもれるなら、
    それがいちばん わたしの個人活動の望むことです

    【注意】かならずご自身の目で私の活動(交通安全、みまもり、ゴミ拾い)を何度か見て、信用に足る人間かどうか判断してから声をかけてください。
    とてもざんねんですが今の世の中では「一見よいことをしていそうにみえても、じつはそれとは反対」ということもあります。よくないことをたくらんで似たような姿で悪いことをたくらみ、だまそうとするひとが出てこないかどうか保証できません。
    保護者会の人間、町内会役員、学校の教員、警察官であってもひどいことをする人間が実際に存在することは周知の事実です。
    まわりにいる町の人間がたやすく信用できないというのはとても残念でかなしいことです。
    そういう社会をつくってしまったのは、私を含むおとなたち全員の責任だと思っています。
    すこしづつでも、良い方向へ、あかるいほうへ、変えていきたいと思っています。

    2022年6月 追記:
    Jikka (じっか)
    NPO法人くにたち夢ファーム
    「迷える女性たちの家」初回放送日: 2022年6月4日

    2021年10月 追記:
    乳幼児ふれあい体験事業「赤ちゃんを連れて学校へ行こう!」(世田谷区)

    不登校・登校渋り 保護者のためのハンドブック(世田谷区)
    産後ケアセンター(世田谷区)
     「産後ケアセンター」は全国にあります。お住まいの近くにあるか検索を。行政の補助の有無などで利用料金に大きな差がありますのでよく比較検討を。
    国立成育医療研究センター(世田谷区)
     ・もみじの家
    せたがやハウス(ドナルド・マクドナルド・ハウス)(世田谷区)

    ・地元の公園、近所の小さな公園、おまつり、イベント
    ・だれでも参加できるラジオ体操、運動イベント
    児童館  児童館からのお知らせ
    青少年交流センター
    ほっとスクール「希望丘」
    メルクマールせたがや
    ・地区会館、公民館、区民センター
    地元商店街 地元町内会
    ボランティア協会
    ・地元で長年安定した活動をされているお寺や神社、宗教法人
    こども食堂
    ・子育て、幼児あそび関係のNPO
      せたがや子育てネット
      プレーリヤカー
      おでかけひろば まーぶる

    おやまちプロジェクト
    北沢おせっかいクラブ
    まもりやまテラス
    NPO豊島子どもWAKUWAKUネットワーク
    よこすかなかながや(神奈川県横須賀市)
    長崎市子育て応援情報サイト「イーカオ」(長崎市)

    新田サドベリースクール(鳥取県智頭町)

    赤ちゃん学級(東京 中野区)
    赤ちゃん学級web(神奈川県 横浜市 中区)

    ・フードバンク フードドライブ

    子どもと家族の生活応援ガイドブック-困ったときは頼ってほしい-(世田谷区)

    子育て支援センター」は全国各地にあります。
    検索するとき「子育て 支援 浜松市」など3つの言葉をならべて(町の名前は自分の町に変えて)検索して、じぶんの住んでいるちかくの活動団体を検索してみてください

    ・認可保育園(保育所) 公立・私立
    ・無認可保育園
    ・認証・認定保育園 (東京独自、A型・B型)
    幼稚園
    ・新BOP(BOP と 新BOP学童クラブ)世田谷区独自

    乳児院 にゅうじいん(一時あずかり対応の院もあります)
    若草プロジェクト まちなか保健室
    こうのとりのゆりかご (熊本県熊本市)
    赤ちゃんポスト(一番下に全国各地の団体リンクあり)
    ・おきなわ子ども未来ネットワーク
    NPO北海道ネウボラ
    チャイルドライン

    ・赤ちゃん、こども用品のお店が主催するイベント
     アカチャンホンポ ベビーザらス 赤ちゃんデパート水谷

    ・大病院、こども病院、大学、医療福祉系学校、放送大学 などが主催する講習会、講座
     ・プレファミリー講座(両親学級)東京都看護協会

    それぞれお住まいの地域、ご近所に色々な活動があると思います。

    ほとんどのものはお金はかからないか、実費だけです。
    (高額な料金がかかるものは営利目的かあやしいものなので関わるのを避けましょう。また、実際に参加して自分がイヤだな、と感じたり、自分の好みや状況に合わないと思ったら、自由にきがるにやめましょう。参加不参加は自由が基本です。無茶なことを言われたり、なにか強要されるような団体からはすぐ逃げましょう。
    なにか心配なことが起きたら気軽に警察に電話しましょう
    警察相談専用電話 #9110へ
    なかにはまじめに対応してくれない担当の人もいます。人間はいろいろです。あまり気にせず、別の日に電話しなおしましょう。

    そのほか、お住まいの地域の役所や、社会福祉協議会窓口(全国各地にあります)でいろんな団体の存在を教えてもらえると思います。
     ・世田谷区 子ども家庭支援センター
     ・子育て支援 ひとり親家庭支援 ほか

    地域の広報誌「○○だより」などにも情報がのっています。
    例: 世田谷区広報誌  東京都広報誌

    似たような苦労や悩みをもつ、子育て、育児のなかま、新しい友達とつながるきっかけがみつかるかもしれません。

    子育てのヒントになる雑誌や本などもたくさんあります。まずは本屋さんの「育児・実用書コーナー」でいろいろ立ち読みしてみるのがよいと思います。
     例: 雑誌たまごクラブ ひよこクラブ

    どうしても近くに話をきいてくれそうな人が見つからないときは、自分がよく買い物でいく
    ・地元で長年お店や商売をしてきた商店主のご家族に相談してみる
    のもよいかもしれません。すこし勇気をだして「じつはちょっとこまっていることがあるんです」と小さな話をすることがなにかたすけが見つかるきっかけになるかもしれません。
    (もし期待とちがう冷たい反応だったとしても、あまり気にせず別のひと、別のお店にあたってみましょう。ひとには忙しくて余裕のないときもあります。人間いろいろです。)

    自分の生活や気持ちが、ぎりぎり、いっぱいいっぱいになるまえの、生活にまだすこしは余裕があって体力があるうちに、自分の住んでいる場所のちかくにどんな活動や団体があるのか見て、知っておくのもよいと思います。

    ※ ここに載せたおなじような活動がじぶんの地域になかったり、「こんな活動があったらみんながたすかるのに」という活動は、お住まいの行政(区役所、市役所、町役場)に要望をだして実現してもらうこともできます。
    自分自身がうごいて仲間をあつめて、自分であたらしくつくることも可能です

    ※ このページに載せているのは全国に存在する団体のほんの一部です
    ※ じぶんで検索することで見つかる場合もあります。ホームページWebサイトを作っていなくてインターネットでは出てこない団体もあります

    せたがや福祉団体情報サイト


    全国のちからのある「普通の」おとなたちへ(特に男性)

    ・子育ての区切りがついて社会のこともわかる男性
    ・独身であっても芯をもって生きてきたつよい成人男性
    ・体力の衰えが大きくでる手前の現役世代年長者

    子育てをしている「親」は年齢もまだ若く、社会人経験もまだ長くない人がほとんどです。
    私たち、その上の世代のおとな、あえて言いますが「強い、男のおとな」が、特に近所に住んでいる「普通のおとな」が、なにか手助けできることが、もっと普通にあるのではないでしょうか。
    ・下心
    ・金儲け
    ・私欲
    ・損得勘定
    そういったものを抜きにして、はずかしがらずに、おなじ町のなかに生きる「ご近所さん」おなじ住人として、もう一歩踏み出して「親切」を発揮できる、その姿を子供たちにみせる、そういう社会をめざして行動してみるのはどうでしょうか。
    いざ行動を起こして、なにか小さな問題が起きても、私たち世代の人生経験があれば、対処はできそうです。
    つい各個人が自分の得だけ考えて日々を生きてしまいがちな時流・世相を、もうすこしあかるい方向へもっていけるのではないでしょうか。
    威張る必要も、気負う必要もありません。できることを、できるときに、できる範囲で。

    私は個人で活動しています。東京の世田谷区に住んでいて、私ひとりの活動はせいぜい自宅から半径4キロメートルの範囲内です。
    私はこれまで「ひとになにかをよびかける」というようなことはあまりしてきませんでした。文章で書く都合でそういう書き方になっても心のなかでは「差し出がましい」「えらそう」な物言いになっていないか気がかりでした。自分がそんなたいそうな人間ではないし、みんな自分のやりたいことや自分の考えがあるのだから、それを各自じぶんで自由にやったらいい、おとななのだから。基本そんな考え方でした。

    それでも、ここ最近、減ることなく全国各地で起きる悲しいニュースや「そんなひどいことをなぜするのか、なぜ起きるのか」というニュースに接して、もうすこし声を大きくして、社会に対して、自分が発想して自主的に行っている活動のなかみや、その経験で得た、知見、役立つ情報、考えを、ひろく全国に伝わる形、ふたたびどこかのだれかにすこしでも役立ててもらえるようなカタチで伝えていく努力をしたほうがよいのではないか、ひるまず、社会をよりよい方向へ変えていく積極的な努力をもっともっとする必要がある、それができる健康な体・体力があるうちに、という気持ちになってきました。

    全国のそれぞれの場所で、つよい人間が、そのつよさを自分が得することにつかうのでなく、そのちからの手助けを必要とするひとのところへ各自が自主的にうごいて、届けて、悲しいニュースが減っていくように。
    じぶんの力を過剰な金儲けに利用しようという歪んだ私欲に負けないで。

    私のようなおとなであっても「いまの世の中だいじょうぶかな?」と不安になることがあります。
    ましてや、こどもであれば、その不安はとても大きく、なやんだり、こわくて眠れなくなることがあるかもしれません。
    こどもが「世の中はこわいおとなばかりでおそろしい」と不安にならないように。
    すこしでも、社会をあかるくしたいと願っています。

    「じぶんだけよければいい」という感情には、私はなれません。

    2021年8月 滋賀県大津市「ジャングルジム」兄17歳 妹6歳
    2021年7月 兵庫県加東市 池 2歳男児
    2021年7月 千葉県八千代市 25歳母 1歳娘 車内熱中症
    2021年6月 札幌市北区 20歳母 クローゼット 2歳児
    2021年6月 和歌山県 16歳娘と4歳妹 母37歳 関空連絡橋
    2021年6月 群馬県前橋市富士見町 9歳と7歳を母が
    2021年5月 鹿児島県鹿児島市鴨池 24歳女性 赤ちゃん
    2021年5月 東京都 中央区 八重洲 女性二人
    2021年5月 大阪府 柏原市 集合住宅 男女
    2021年5月 東京都 新宿区 歌舞伎町 専門学校生と中学生
    2021年5月 愛知県 豊橋市 岩田町 母と男児
    2021年5月 長野県 東御市 新張 赤ちゃん
    2021年4月 北海道 札幌市 中央区 赤ちゃん
    2021年4月 神奈川県 秦野市 赤ちゃん
    2021年4月 千葉県 船橋市 赤ちゃん投げる
    2021年3月 群馬県 前橋市 赤ちゃん
    2021年4月 東京都 大田区 久が原 母が娘と息子を
    2021年4月 神奈川県 横浜市 青葉区 親子4人
    2021年4月 愛知県 西尾市 親子2人
    2021年4月 千葉市 稲毛海浜公園 親子2人
    2021年3月 福岡県 田川市 家族4人
    2021年2月 福岡県 飯塚市 鹿児島県鹿児島市桜島 3児
    2021年2月 奈良県 宇陀市 小学4年生
    2020年12月 埼玉県 さいたま市 4歳

    (これは国内で起きたことの ほんの一部です

    十年、二十年先の子供達の将来を考えて、毎日すこしづつ、これから先の「悲しいニュース」が減っていくように、活動を積み重ねていきたいと思っています。

    (※ ここではあえて立派なことを書いてますが、私自身、なにか活動して家に帰ってきて、あのときはやっぱりああすればよかった、もっとゆっくり落ち着いて親切に対応すればよかった、とか、毎日ちいさな失敗や反省ばかりです。。)

  • 学校でいじめやひどい行為がある場合は私に相談してください

    ★最近あった相談について、中学校の校長先生から、話し合いで解決できたとの連絡を頂きました。ありがとうございました。
    子供たちへ:もしそのあとも問題がつづくようならば、遠慮なくもういちど私に連絡してきてください。

    大きな事件や事故になってしまうまえに、子供たちの命がとりかえしのつかないことになるまえに、そのもっと手前の時点で、地域のおとな、近くにいる大人たちが、できることがあるはずです

    5月9日追記
    ・『中高生「いじめ相談したあとが心配」は6割超 NPO法人調査』(NHK)

    しんどいって言えない(成育医療研究センター)

    抱えている困りごとや悩みを相談できる窓口をご存知ですか?(東京都福祉保健局)

    ◆こちらにも相談窓口があります
    東京都教育委員会 相談窓口

    世田谷区 教育相談室

    ・じぶんのいま通っている学校のなかに、
    スクールカウンセラー
    「学校でこまったこと何でも相談担当の先生」
    がいることもあります

    相談窓口一覧(安全お役立ちリンク)

    ・自分のクラスの担任の先生に話しにくい場合は、学年主任や校長先生や、ほかの組や学年の先生であってもだれでもよいので、自分が話しやすそうな先生へ直接会いに行って話してみる方法もあります

    5月4日追記 こういうのもありました
    せたがや若者サポートセンター  ツイッター

    5月2日追記
    区の広報誌「民生委員・児童委員」が特集されていました  民生委員・児童委員

    5月8日追記
    ・全国各地にさまざまな活動団体もあります。
     例・プロテクトチルドレン

    5月12日追記
    法テラス
    世田谷区 児童相談所

    私が「交通安全・みまもり・ゴミ拾い」活動をしている世田谷区内地域の学校で、いじめ、暴力、非道な行為が行われていて、困っている、悩んでいる、心や身体をいためている人がいたら、私にそう言ってください。伝えてください。
    なにができるか考えて、すぐ行動してみます。

    たとえば、私(すずきじゅんじ)が実名で顔をだして、
    「まちのなかで活動中に これこれこういう相談を受けました。こういう具体的な情報をききました。
    大きな問題や事故が起きたり、致命的な対立や状況にエスカレートするまえに、学校と親と地域社会全体でなにかできることがないか考えて、対応や対策を講じませんか?」
    という連絡を、行政(世田谷区や東京都、または、区長や都知事や教育委員会メンバー)宛で問い合わせることができます。

    さらにそれ以外のことや、それ以上のことも必要ならばできるだけ考えてやってみようと思います。

    <子供たちの立場、気持ちになってかんがえてみる>
    4月から新しく学校へ進学したり、新しい学年に進級してクラスが変わり、人間関係や環境の変化にうまくなじめなかったり、担任の教師との相性や、新しい部活動、生活行動する範囲が変わったりして、いろんな苦労が起きているかもしれません

    ◆こどもたちへ

    世田谷区の玉川地域に住んでいる小学生、中学生、高校生へ。そして事情があって学校へは行っていないけど、こまっている子供たちへ。
    もし、いま、じぶんたちの通っている学校で、ニュースや事件報道でみたりきいたりするような「ひどい状況」「いじめ」「大人からのチカン行為」、そういうことがあったり、そういうことにつながりそうな出来事があったら、
    私(すずきじゅんじ)に言ってください。

    町の中で私に会ったときに言ってくれてもいいし、そのときに手紙をわたしてくれてもいいです。
    メールツイッター、で送ってくれてもいいです。
    匿名(とくめい)でも大丈夫です。
    最初に話してくれるときは、すこしの情報だけでだいじょぶです。
    わたしのほうから、名前をきいたりはしていません。
    (相談の内容におうじて、必要だとおもうときだけ学校名と学年をきいています) 

    相談してくれた内容や、おしえてくれた情報を、私が勝手にインターネットなどに書いたりすることは絶対にありません。
    (※もし、子供であるあなたが本当に困っている時に、まわりに誰も助けてくれたり相談にのってくれる人がいない場合は、インターネットに書き込んで助けをもとめることも一つの方法です)

    問題解決のために、役所や教育機関、学校などへ連絡する場合は、相談してくれた本人の情報はなるべくぼやかすカタチで、けれどイタズラでなく真剣な相談だったと学校側へうまく伝わって事態の改善や解決につながるよう努力します。

    「町の中で、学校でこういうことがあって困っているとききましたが、本当ですか? 事実をしらべて、生徒や学校現場が大丈夫な状態か確認してほしく、もし問題の芽や ほころびが見えるようなら、手当てをおねがいしたいです」と要望するカタチで、まず一度目の連絡を学校長か、役所または教育委員会にします。

    ★もしそのあとも問題がつづくようならば、遠慮なくもういちど私に連絡してきてください。

    学校内だけでなく、通学中、電車やバスのなかで「痴漢」に何度もあったり、登下校時に不審な人に待ち伏せされたり後ろをつけてこられたり、「カツアゲ」や「脅迫」されて困っている場合も言ってきてください。

    ◆学校の先生たちへ

    もし、いま現在、学校現場でひどいことが起きていて、それを目撃したり、知っていたり、自分自身が被害を受けている場合、そして、事情があって自分で対応しきれない、立場が弱くて自分で解決できない場合は、私に連絡してみてください。

    なにができるか自分なりに考えて、問題の改善や解決のためにできることを実行してみようと思います。

    ◆もしも「じぶんは頭も要領も良くて、じぶんのしごとはできている」と思っている「先生」がいたら、どうか、ほかのクラスの先生や子供のことを手伝ってあげてほしい、たすけてあげてほしいと思います。もちろん、ほかの学校の子供のことでも、学校に行っていない子供のことでも。
    学校や地域のことで、だれもめんどうくさがって手がつけられず放置されたままになっている問題や事柄もいくつもあると思います。
    ◆力のある先生へ。自分のクラスだけでなく、自分の学年だけでなく、こどもみんなに目配り気配りをしてほしいと思います。特に同僚の教師が非道な行為、不法行為、痴漢行為を行っている場合は勇気をだして対処してください。学校は営利目的の会社ではありません。こどもがいちばんだいじです。

    学校の先生という仕事は、まじめで一生懸命に取り組んでいるひとほど、おわりなく際限なくたいへんな職業だと思います。
    もし、あなたがまだ若い先生であったら、
    灰谷健次郎」というひとの本をたくさん読むことをおすすめしたいです。きっとなにかの力や、ささえになると思います。
    『兎の眼』のなかでは具体的な学習発表会のようすが描かれています。
    三浦綾子の『銃口』という小説のなかにも立派な先生が登場します。
    昭和の時代には、テレビドラマで『金八先生』やNHK『中学生日記』という正面から学校教育現場の問題を取り扱った番組もありました。
    また、昭和の頃の道徳の教科書には、とてもよい内容の話が掲載されていたので機会があればさがして読んでみるのも良いかもしれません。
    時代はちがっても、創作であっても、人間や教育をかんがえるときにたくさんのヒントや気づきを与えてくれると思います

    ◆地域のおとなのひとたちへ

    率直に言うと、
    学校の先生側の気持ちとして「保護者からは要望や批判ばかりがきてしんどい」
    保護者側の気持ちとして「学校は不祥事のニュースばかりで子供たちが心配」
    という構図になりがちな現実があると思います。
    そういうときに、学校とは直接かかわってはいない「地域のおとなたち」が、そのなかだちになったり、寄り添って手助けをしたりして、なにか役に立つことができるのではないでしょうか。

     母親しかいない家庭、父親しかいない家庭もあります。
     両親がそろっていても朝から晩まで休日なく仕事していて疲労困憊していて子供が顧みられないこともあります。親が病気をしていたり祖父母や兄妹の介護で子供に手が回りきらないこともあります。
     経済的に裕福にみえて物や習い事を与えられていても、親が自分の仕事や遊びに忙しく、心さびしい思いをしている子供もいます。
     親本人がまだ若く、どうやって子育てしたり、子供とむきあってよいのか、なにを語ってよいのかわからずに悩み立ちすくんでいることだってあります。
     親自身が問題をかかえていたり、余裕がなかったり、頑なな考えに支配されていて、子供に逃げ場がないこともありえます。
     そばにいるおとなに、きっとなにかできることがあるはずです。ちいさなことであっても。

    ◆みんなの共通の目的は
    「こどもたちが明るくたのしく生きられる学校、地域社会をつくる」こと。
    そして、みんなのいのちをまもること。

    「学校」「保護者」「地域の人々」が互いに批判したり対立したりすることは目的でもゴールでもありません。
    そのことを各自がつねに忘れないで、相手をおもいやって、問題解決にあたる。
     きっと、その姿をこどもたちに見せることも、教育のひとつになっていくのではないかと思います

    ※ この「いじめ相談」は特に真剣な活動です。悪ふざけやいたずら、学校の先生やクラスメイトを困らせる目的などは絶対にやめてください。本当にいのちの危険があったり、本当に困っている人のために活動する時間がなくなってしまいます。

    相談や、たすけてほしいという連絡をするときは、ぜんぶの事情を話す必要はありません。話せないことや、話したくないことは隠してもだいじょうぶです。ただ、ウソだけはつかないでください。私もウソはつきません。なにができるかわからないし問題がかならず解決できるとは約束できませんが、真剣な相談を受けたら、なんらかの行動はかならず実行します

    ※この連絡にかぎらず、インターネットのメールやメッセージは、時々トラブルがあって届かなかったり、遅延して普段よりも届くのに時間がかかることもあります。届いても人間のミスでまちがって読まずに削除してしまうこともあります。(例・迷惑メールとまちがえてしまうなど)
    大事な連絡や真剣な内容であっても無関係にそういうトラブルは運悪く起きるときがあるので、そういうときは「無視された」と勘違いして落ち込んだり、むずかしく考えたりせず、再度連絡をとったり、別の連絡方法をためしてみましょう。


    ※記事初出 2022年 4月


  • 道路交通法第38条と春の全国交通安全運動

    2022年(令和4年)4月6日(水)から
    4月15日(金)までの10日間
    春の全国交通安全運動 です。 内閣府 警視庁 警察庁

    東京都世田谷区の例
     ・幼稚園 始業式 4月11日(月曜日)~
     ・小学校 始業式 4月6日(水曜日)~

    春。 まちのなかを ちいさな こども たちが、
    黄色いぼうし、黄色いランドセルをせおって、いっしょうけんめい、あるいています。
    小学いちねんせいは、6さい です。
    おとなみんなができるかぎりのことをして、まもってあげたいです。

    こどものじてんしゃも、おいっちに、おいっちに、ふらふら、ゆらゆらしながら、いっしょうけんめい まちのなかを こいでいます。 よろけてとびだしてしまうこともあります。
    ベビーカーにのった赤ちゃんや、それをおしているちいさなこどももいます。
    横断歩道ひとつわたるのに たいへんなくろうをする高齢者のかたもいます。

    2022春の全国交通安全運動
    2022春の全国交通安全運動2



    ※交通安全運動期間中に記事を追記していきます。
     (執筆予定内容)

    ・名古屋の小学生の交通事故

    ・春の交通安全 まじめに見えない交通安全運動のデメリット(車運転者がまじめにきかなくなる問題。効果の低下)

    ・道路交通法38条のはなし
      ・リスペクト38
      ・埼玉県警 ・愛知県

    ・とても良い安全施策 東京都の左右ステッカー

    ・まちのなかをよく見ていると、地域のひとたち個人個人それぞれが交通安全をまじめに考えて日々行動しているのが見えてきます。(大人でも自転車ヘルメット。信号よりずっと手前で停止している車の理由 ほか)

    ・車運転時の右折後左折後に横断歩道がある場合の、具体的な話。なぜじゅうぶん手前で完全停止しないといけないのか。
     近年でも左折まきこみ死亡事故が近所で起きています。それを忘れない

    ・車以外の危険もある。歩行者がそとを安全に歩くというあたりまえのことだけでも危険があります。 夜間はさらに危険。地域ごとにさらに危険な状況もちがいます。水路や側溝、崖、池、川、信号機無し、街灯すくない、  そんなの大丈夫、わかってるといわれても周囲のちからで事故防止。高齢者とひ孫 夜の散歩で水路で事故

    ・耳栓は危険。若い女性も要注意。

    ・国の常識がちがう外国人ドライバーの運転習慣。

    ・「殺人未遂」になる横断歩道ちかくでのあおり運転。
     減速しない右左折運転。
     信号青に変わった瞬間アクセル踏んで横断歩行者が近づく前にわれ先に走りぬける左折(または右折)先頭車の重大危険運転

  • こどもがあそべる場所

    だれかが一度は教えてくれないと知るきっかけがないかもしれないのでご紹介。世田谷区がおこなっているので参加するのにお金はかかりません。(※各地の自治体で似たような取り組みがあると思います。お住まいの自治体のホームページから「子育て」のページをさがすと見つかると思います。)

    お近くにある「児童館」「公民館」「区民町民センター」で、小学生だけでなく、0才から6才の未就学児(みしゅうがくじ)があそべるもよおしを企画していることもあります。
    近所の保育園がイベントをやるときに「その園にかよっていない近所の子もあそびにきてね」というぼしゅうをすることもあります。もちつき大会や園内なつまつりとか。

    プレーパークせたがや
     都会のなかでワイルドな野外冒険あそびができちゃいます。ときにはちいさなケガもするかもしれませんが、それでもきっとたのしいあそび体験
     羽根木  世田谷  駒沢  烏山

    プレーカー
     「あそび」を車で出前出張サービスしてくれます
     玉川野毛町公園  次大夫堀公園  二子玉川公園

    プレーリヤカー
     「あそび」をリヤカーで出前出張サービスしてくれます。なんと雨の日も雨ふりのなかであそべちゃいます、これはおもしろイイ

     ~世田谷地域~
     南台公園(経堂5-38-11)
     小泉公園(駒沢2-42-1)
     三軒茶屋ふれあい広場(太子堂2-17-1)

     ~北沢地域~
     梅丘北公園(梅丘1-40-6)
     下北沢線路街空き地(北沢2-33-12付近)
     大原かるがも公園(大原1-44-6 )
     弁天児童遊園(松原3-22-12)
     北沢公園(北沢3-4-1)

     ~玉川地域~
     ねこじゃらし公園(奥沢7-46-5)
     奥沢公園(奥沢1-19-2)
     三島公園(深沢5-11-18)
     世田谷新町公園(桜新町2-6-1)
     上用賀公園(上用賀4-32-32)
     上用賀三丁目公園(世田谷区上用賀3-6-3)
     用賀二丁目公園(用賀2-18-3)
     瀬田2丁目公園(瀬田2-8-17)
     玉川中町公園(中町5-19-3)

     ~砧地域(きぬた)~
     次大夫堀公園(喜多見5-7)
     大蔵運動公園(大蔵4-6-1 )
     岡本公園(岡本2-19-1)
     笠森公園(千歳台1-4-1)
     希望丘中公園(千歳台4-11-29)

     ~烏山地域(からすやま)~
     将軍池広場(上北沢2-1-11)
     蘆花恒春園 とんぼ池(粕谷1-20-1)
     上祖師谷パンダ公園(上祖師谷3-4-7)
     北烏山三丁目公園(北烏山3-6-16)

      ★公園が変更になっている場所もあります注意

    世田谷区の児童館
     小学生だけでなく 中学生高校生 のイベントもおこなわれています

    青少年交流センター
     代沢  船橋  野毛

    若者支援そのほか

    世田谷ものづくり学校(2022年5月閉校予定)
    生活工房  ・二子玉川夢キャンパス

    都立の おおきくてひろい公園
     砧公園(きぬた こうえん)
     駒沢オリンピック公園(こまざわ)
     祖師谷公園(そしがや こうえん)
     蘆花恒春園(ろかこうしゅん えん)

     とくに砧公園の「みんなのひろば」は新しくて、あんぜんで、みんなでなかよくあそべるので人気です

    民家園
     ・次大夫堀公園民家園(じだゆうぼり こうえん みんかえん)
     ・岡本公園民家園(おかもと こうえん みんかえん)
     どちらも年間を通じて四季折々のイベントが開催されています。

    世田谷区のおもな公園

    いえの近所の公園
     世田谷区は、おうちの近所にもたくさんの気軽にあそべる公園がたくさんあります。
     もし行ってみた公園が混んでいたら、気分をかえてちがう公園であそぶのもおもしろいです。公園にある遊具は公園ごとにちがうのでそれもたのしみです。

    ★行き帰りの道路ではクルマにちゅうい!

    公園へいくまでのとちゅうの道路には車がはしっています。
    行きも、帰りも、はしっています。
    住宅街の路側帯や歩道は、せまいところも多いです。
    大通りをわたるときは、できるだけ横断歩道のあるところをきをつけてわたってください。
    車が左折や右折でむりやりつっこんできて通ろうとすることがよくあります。
    なるべくおとなは車がはいってくる側に立って、車の運転手に笑顔で会釈して、横断歩道をわたる、こども、高齢者、ベビーカー、こども自転車を まもってあげましょう。

    公園へ行く道順(ルート)はすこし遠回りでも、遊歩道などがある道をとおっていくと安全で、途中にある花や景色もたのしめます。

    ・自転車には「鈴(すず)」など音がいつでも鳴るものをつけておくとまわりの人に存在をつたえることができます。特に電柱のかげや曲がり角で役立ちます。(落ちないようにしっかり取り付けて。落としても危ない場所だったら拾わなくていいですからね。)

    もうひとつだいじなこと
    日が暮れてくらくなると、危険度があがります。
    公園であそぶときは、そとが暗くなる時間(日の入り時刻)のまえに、お家へかえるようにしましょう。

    自転車やベビーカーにはライトや反射材をつけて。
    ヘルメットもかぶって。
    あるきの人も明るい色の服を。

    もちろんクルマを運転するがわの人は、その何倍もきをつけて、こどもたちのいのちをまもりましょう。

    公園であそぶときは
    「じぶんよりちいさい子をまもってあげる」
    きもちをわすれないで

    だれかがケガをしたときは
    もしも、公園で、だれかがきゅうに病気になったり、ケガをしたり、遊具からおちたり、あたまをぶつけたら、すぐに大きなこえでおとなのひとをよびましょう。(こういう「きんきゅう」のときはしらないおとなの人にちかづいてしゃべってもだいじょうぶです)

    けいたいでんわをもっていたら、それでおうちのひとや、きゅうきゅうしゃを呼んでもいいです。
    だけど、うまくしゃべれないときや、おうちのひとがでないときもあるので、まず、みんなで、おおごえで、「たすけてー!!!!」とさけびましょう

    ※自分がだれかをさがそうとして、あわてて道路に飛び出さないよう!
    まずみんな、それぞれの身の安全をかくほ。ケガ人をふやさないように。

    ※おとなは、こどもたちの「たすけてー!」の声がいつでもきこえるように、外出中は耳せんイヤホンをしないようにするのがよいと、私は思います。

    子育てに関してこまったときは
    おすまいの地域の役所(例・世田谷区役所)
    社協(社会福祉協議会)
    ・「民児協(民生児童委員協議会)」「都民連(東京都民生児童委員連合会)」という団体もあります
    ・近所やおすまいの地域で活動しているたくさんのNPO

  • こどもに留守番させて旅行へ行きたくなったら

    追記:2022年1月28日
    この事案の初公判がありました。この事案を考えるときは、そこにある事情を知った上で調べた上で考えてほしいと思います
    参考リンク(bunshun)

    関連ブログ記事:
     ひとり子育て限界まえに声かけてください

    2020年6月13日 東京都大田区で、24歳の母親が3歳のこどもを家にひとりで置いて留守番させて旅行へでかけてしまったというニュースがありました。

    この若い24歳の母親のために、これまで社会はなにをしてあげてきたのか。
    私たち、この20代の母親の上の世代のおとなたちは、どんな手助けをしてあげてきたのか、してこられなかったのか。
    私たちは、どんな世の中をつくってきたのか。

    それで、
    きょうからじぶんは、なにをするのか、できるのか。


    子育て、子どもに関する支援(大田区)

    子ども・教育・若者支援(世田谷区)
     さらに目次からさがせます

     ★こどもが、じぶんでそうだんできます
     せたがやホッと子どもサポート「せたホッと」

     せたがや子どもテレフォン
     教育相談室「電話相談ダイヤル」

    全国どこからでも緊急のときは でんわ 189番
    児童相談所対応ダイヤル(厚生労働省)

     日本全国各地、みなさんが住んでいる自分の市や町にも、↑上に書いてあるのとにたような行政、役所、団体の窓口や連絡先があるはずです

    一人で子育てしているお母さんへ

    もしも、どうしても、子供ひとりに留守番させて旅行へ行きたくなったら私(すずき じゅんじ)に言ってください。町の中で活動しているときに、声をかけてください。なんとかしたいと思います。

    もちろん男のお父さんだって一人じゃどうにもならんという時はがまんせず言ってください。

    私が信用できる人間かどうかは、簡単に判断せず、わたしが町のなかでしていることを何回か自分の目でみて判断してください。

    説教をしたり、えらそうなことを言うことはありません。ただどうしたらいいか一緒に考えます。

    「公的な相談窓口は信用できない、たよりにならない」というイメージをもっているひとは、私がいっしょについていくこともできます。

    こどものきみたちへ

    まちのなかで、どうしても、こまっているときや、おなかがすいているときは、おじさん(わたし、じゅんちゃんおじさん)に言ってきてくださいね。

    おじさんは、こどものきみたちといっしょにあそんだりはしません。
    でも、どうしてもあぶないときや、たすけがいるときには、はっきり「たすけて」とおじさんに言ってきてください。おじさんができることをいっしょにします。たすけます。

    いつもは、おじさんは、こどものきみたちにとって「しらないおとなのおじさん」だからすこし えんりょ をして、あまりこちらからこえをかけたりしないようにしています。つめたくしているわけではありません。いつも きにかけています。

    おうちのなか、かぞくのことで、とてもこまったことがおきてだれかにたすけてほしいとき、
    学校のせんせいにそうだんしたけど、まじめにはなしをきいてもらえなかったとき、
    おまわりさんに言いにいこうとしたけど、こわくていえなかったとき、
    そういうときは町のなかでおじさんをみかけたら、言ってきてくださいね。

    もし、くわしいはなしをしたくないときはそれでもいいですからね。
    たとえば、じぶんでなんとかしたいけど、お金がないというときは いってくださいね。
    いなかのおじいちゃんや、おばあちゃんや、やさしい親せきや知り合いのひとがいても、電話やテレフォンカードやお金を持っていなければ連絡もできないし、バスや電車に乗って会いに行くこともできませんからね。そのお金はおじさんがあげることができます。
    (おじさんはずるいことはすぐみやぶりますから、ずるはダメですよ。ほんとうにこまっていないひとがお金をつかってしまうと、ほんとうにお金がひつようなひとがもっとこまってしまいます)

    さっき紹介したいろんな相談まどぐちも、連絡するにはインターネットがつかえるパソコンやスマートフォンがなければいけないし、手紙を書くのも切手代やファックス代、文房具が必要ですからね。それもおじさんがなんとかします。

    もしじぶんであるいていけるちかくに「じどうかん」というのがあったら、そこにいるおとなのひと、おにいさん、おねいさんはさいしょに話しかけたり、そうだんしやすいかもしれません。

    れい) 大田区 児童館  世田谷区 児童館

    背広をきたネクタイのおとなのひとばかりおおくてちょっとこわいかもしれませんが、区役所や、市役所、出張所というところが家からちかいなら、そこへちょくせついって、うけつけにいるおばさんやおねえさんにそうだんしてもだいじょうぶです。
    みんなのすんでいるじぶんのまちに じどうかん やそれに にた建物や場所があるとおもいます 。公民館(こうみんかん)、科学館(かがくかん)、町内会(ちょうないかい)、こども会(こどもかい)、そこにいる、はなしをきいてくれそうなおとなに言ってみるのひとつのほうほうです。

    ひとつだけちゅうい。
    おとなだってにんげんです。
    おとなにも、よゆうがないときや、よわっているとき、ひとにやさしくできないときがあります。どうやってへんじをしていいかわからないおとなのひとや、ちしきや けいけんがないおとなのひともいます。
    もし、きみたちこどもが こまっていてだれかにたすけてもらいたいとおもって、ゆうきをだして そうだんしたのに、つめたくされたり、こわい声でへんじをされたり、うらぎられたとかんじるとき、があるかもしれません。
    そういうときは ただでさえかなしいきもちが、もっとショックをうけるかもしれません。
    でもそいうときは、なんとかきもちをきりかえて、べつのおとなにそうだんしてみてください。
    おとなのひともいろいろいます。たくさんいます。
    おなじひとでも、べつの日、べつの時間だと、ちがうたいどや きもちだったりすることもあります。


    ※更新 2022年 1月31日
     記事初出 2020年 7月10日

  • 【おわび】あいさつを返せないときがあって、ごめんなさい

    【おわび】
     町のなかで「交通安全 みまもり ゴミ拾い」の活動中にみなさんに声をかけていただいたり、あいさつしていただけることはいつも励みになったり、うれしい気持ちでたいへん感謝しています。
    ただ、ときどき、横断歩道などで車のうごきを気にして安全確認のほうに集中してしまっているとき(車がはいってくる方角が複数ある場所であちらこちらの方向を首をうごかして見ている時など)に、たくさんの人から声をかけてもらった時など、あいさつをかえすタイミングが遅くなってしまったり返事の声が出せなかったりする失敗をすることがあります。
    ごめんなさい。
    とくに、子供であるみなさんが「さようなら」とか、せっかく声をかけてくれているのに、つい、返事ができない失敗をしてしまったときは、家に帰ってきてから、「あの子は、せっかく笑顔でげんきよく声をかけてくれたのに、おじさんは冷たいなあ、無視されたなあ、とがっかりしたり、いやな気分になっていないかなあ、さびしい思いをさせたかなあ」と、反省し、くよくよしたりもします。

    おじさんは、「あまりあつかましいとよくないかなあ」とか、「たとえおじさんの姿をみたことがあっても小さい子だとコワイと感じるといけないな」という遠慮の気持ちがあって、おじさんのほうから声をかけることはほとんどありません(泣いていたり、困ったようすのときは別。)
    だけど、あいさつをしてもらえたり、声をかけてもらったら、かならず笑顔であいさつをかえすようにこころがけています。

    でも、ときどき失敗もします。 おとなでも失敗をすることがあります。うまくやれないときがあります。

    きょう、そういう失敗をしてしまって、わるかったなあ、という気持ちで、このおわびを書いています。
    ごめんなさい。

    そのほか、すれちがいになにか言ってくれたけどよくきこえないときや、まわりに人が多くて、自分に対して言ってくれているのかどうかわからない(手をふって何かあいさつの声をかけてる人が、自分へではなくて、自分のうしろにいる人へむけて言ってる、なんてこと、ときどきありますよね。返事しちゃってあとでちょっとはずかしく思うこととか。)

  • 通学路の緊急合同点検・安全点検(危険箇所と提案)

    通学路の緊急合同点検・安全点検(危険箇所と提案)

    世田谷区通学路交通安全プログラム向け

    更新: 2021年 12月23日

    ★今後こちらのページ→【ブログ:道路や公園の異常・異状リポート】にも危険な道路情報を掲載していきます

    ・冬で太陽高度が低く、下校時間の西日が、運転者にとっても歩行者にとってもまぶしく信号機の状態や横断歩行者が見えないことがあります(実際に体験しています)。運転者はサングラス、歩行者側も「運転手がまぶしくてこっちが見えていないことがあるよ!」と教える必要があると感じます。
    また、日没後はライト逆光による「蒸発現象(グレア現象)」も教えたほうが安全だと思います。

    12/23【FNN報道】全国総計、危険通学路7万2000カ所(約1万の小学校通学路10月末時点)2023年度末までに対策へ


    【読売ニュース】・危険な通学路全国に1万数千か所
     ・「危険な通学路」 ・改善要望27000件(全国の一部)

    ・募集期間終了)第11次世田谷区交通安全計画(素案)の意見募集(世田谷区)

    視覚障害のある方に変化を知らせる
    交通安全対策を行うことで、いつも慣れている道路状況に変化が生じることがあります。
    たとえば歩道と横断歩道の途中に「ガイドポスト(赤色の車止め立ちポール)」が新設されるなど。白杖がひっかかったり、自分が一度ぶつかってはじめて新設に気づくことがあります。(※実際に地元の視覚障害者の方から話をききました)
    周囲にいる地元の人間が、すこしおせっかいでも、具体的に言葉にして説明し、伝えてあげることをしていくのが良いと思います。
    関連参考:
    視覚障害のある方と出会ったら(羽村市)
     だいじなことが書かれています。具体的に言葉にだして、相手の立場にたった説明を。

    いろいろな新しい交通安全対策
    ・歩道と車道の色塗りわけ
    ・「白と緑の横断歩道」塗り直し 山口県防府市
    ・横断者注意喚起灯「ゆずるくん」福島市
    ゾーン30プラス
    ・盛り上がった「スムース横断歩道」(全国各地)
    ・立体的に浮き上がって見える横断歩道(京都府亀岡市)
    ・イメージハンプ
    ・ライジングボラード
    そのほか 「ラウンドアバウト」
    交通安全対策の取組 国土交通省 一覧
    安全運転サポート車 経済産業省
    ・「歩きスマホ事故」防止のために、歩道や車道に停止線状の信号機照明を埋め込む実験も行われているそうです(ドイツ、オランダ、イスラエル、オーストラリア、シンガポール、韓国)


    提案: 子育て現役世代は道路上の子供に対しての意識は自然と高くなります。今回の安全点検の「意見収集」と「結果の施策・広報」になるべく地域の独身者(女性も男性も)と、子供と接点がうすれている中高年層(保護者でなくなって年数が経った人)、を対象にアプローチし取り込んでいくことが、飲酒運転を減らしたり、思いやり運転を浸透させていくことにつながるのではないかと思います。
    「そんなのオレに(私に)関係ない」を変えていく。
    「子供のいる世帯とそうでない世帯の分断を広げない方向性」
    (※ただし真剣でまじめな硬派で正統な広報活動を。)
    → 最近まじめな警察安全広報も増えていると思います。なるべくふざけた広報は減らしてほしいと思います。

    2021年6月28日 15:30 ごろ 千葉県八街市で下校中のこどもたちが被害にあう交通事故がありました。
    → 政府から、国土交通省、文部科学省、警察庁による「通学路の緊急合同点検」の実施が発表されました。
    地方自治体、教育委員会、学校、保護者PTA、町内会、地元住民も協力して道路の安全の総合点検が行われています

    私個人が危険箇所だとおもう場所

    私が毎日の交通安全活動で実際に目にしているあぶない箇所をあげていきます。
    世田谷区住民、一個人による指摘(危険箇所のリストアップ)です。
    実際の公的な交通安全環境改善につながるように、区、都、国、警察への連絡 報告もしていきます。
    私の活動は世田谷区の西側「玉川地域」が中心です[活動エリア
    2021年現在の私自身が実際に体感した「あぶなさ」に基づいた、内容に責任をもった指摘です。このページは継続的に情報を更新していきます。
    道路整備 担当・関係者から問い合わせがあった場合は協力させて頂きます。 問い合わせメールアドレス

    危険な場所、死亡事故の起きる可能性が高いと感じられる場所

    ① 瀬田交差点の246側道(渋谷方面へ)の横断歩道

    危険度:横断歩行者が死亡する可能性あり

    地図】環状8号から左折して246へ入る 1
    地図】環状8号から左折して246へ入る 2
    地図】環状8号から左折した直後に横断歩道がある 3

    【車の立場】
    環8から246号へ青信号ですすんで左折で入るまえに、瀬田貫井線(都道427号)をこえてからなので一見複雑にみえるが、直角ではなくカーブしての左折なのでスピードが出たまま曲がりやすい。さらに、左前方が歩道橋の橋脚で「左折後なにがあるか」見えないで左折して突然間近に横断歩道が出現するカタチ。そのとき横断者はすぐ目の前なので急ブレーキになりがちで後続車が追突してくる危険性もある。
    また、車からは、横断者や自転車が「左側やや後方からガードレールのかげ、橋脚とビルのかげから飛び出してくる」「右方向の中央分離帯のさらに遠くのほうから飛び込んでくる」可能性があって、水平方向にかなり広いワイドな角度範囲で状況観察・把握する必要がある。
    → つまり、左折以前に十分スピードを落として左折時には徐行スピードになっていることが必須。足をブレーキペダルの上においていないと停止できない(慌ててブレーキ踏もうとして間違えてアクセルいっぱい踏む危険もある)

    【歩行者・自転車の立場】
    子供たちは登下校に歩道橋をつかうようにしているが、子供の自転車、ベビーカー、子供を乗せた保護者自転車の横断歩道利用は毎日多く、246号の道幅が広く側道を二つ渡るカタチなので、歩行者信号青のあいだに長距離渡る必要があり、気があせって余裕がない。横断歩道開始地点に太い街路樹があって左折してくる車が見えにくい。

    「どうすればよいのか?」対策提案:
     環8から246号に入る車両に対して「左折直後に横断歩道をわたっている歩行者や自転車が存在するよ」と可能性を十分手前で予告警告する!
     環8側からみえる246号の中央分離帯に一瞬でわかる看板や「ヒト型飛び出し坊や」をつけることも考えられるが、運転者の視線の動きが「正面」と「左折後の左」に分散されるので危険度が増えないか慎重な検討が必要。非常にシンプルでわかりやすい視線を左側に誘導する看板にするか、もっと手前の道路左側に設置がよいか。もしくは路面に書くのがよいか? 特に、暗くなった夜間や雨天時にもわかりやすく注意喚起効果を発揮するモノを。
    音声と光で存在を知らせる方法もあるか。(例・駐車場の出庫予告ランプのように)

    現在の実態:
     危険度が高いのは地元で認識されており、警察官が頻繁に立哨している(平日16:00ごろ)
     
    私が見た危険目撃例: 土曜日の午後4時ごろ、環8からつらなってスピードを出してきた4、5台の乗用車が減速することなく左折してそのまま側道を走行していった。歩行者信号は青。幸い歩行者は無し。立哨なし。
    7/22 追記: 7月20日午後6時ごろ、環8から猛スピードで左折して横断歩道まったく観察せず246号へ疾走する白い普通乗用車を目撃。完全に左手から出てくる歩行者や自転車は死角で、飛び出す人がいたら重大事故だったと思われる。横断歩道の歩行者信号は「青」。
     8/10 追記: 午後5時30分ごろ、歩行者が青信号で多数渡っている最中に左折からきた運転手(相模ナンバー)が目の前の横断中の人に対して停止せず「早く渡れ!」とあおり運転しているのを目撃しました。運転者には「ブレーキを踏んだら負け。俺様が完全停止してやる義務も義理も無い」という特殊な思い込みを持っている人が存在します。どうやってそういう人たちに対処していくのがよいか? もし踏み間違いや、横断中歩行者自転車のあいだをぬう通り抜けで接触して相手を転倒させてもかまわない意識?
    7/23 追記: すぐ可能な改善案「左折後 横断歩道あり」の連続たて看板の設置。サイズ、数、位置は要調整。深夜仮設置して実際に車両で走行左折目視して確認調整し、安全に問題がでないか検証する。夜間でも目立ちやすいもの。かつ、目立ちすぎると右手遠方から渡ってくる歩行者自転車の確認がおろそかになるのでバランスに細心の注意が必要。
    「初見」のドライバーが、一瞬で直感的になにをすべきか気づく、理解できる実効性のある対策を講じる。(私案

    左折後横断歩道あり
    用賀じゅんちゃんおじさん作成の私案(試案)画像 2021/7/23

    警察官がそこにいない時間帯は危険度が高い。特に日没後夜間。
    環8東名高速出口が近く、東京より西側からきた車が、用賀ICで下りて渋谷方面を目指す場合、東京以外の運転者の通行が多い。
    → さらに7月下旬から「首都高速料金の一時値上げ」で246号世田谷区エリアの交通量が増加している。 

    歩道橋の下に見えているビルの一階は保育園です。
    そのほか、この横断歩道では自転車同士の事故なども起きていて「目撃者をさがす看板」が時々設置されている。
    7/30 追記:
    ・橋脚たもとにある「二輪車交通安全モデル交差点」看板が見えず意味がなくなっている(「二輪車交通安全モデル交差点」の広報や解説も行われていない)。撤去したほうが安全に思える。
    ・橋脚たもとにある「普通自転車歩道通行可」+「歩行者優先」標識位置が高すぎて視界にはいりにくい。
    ・左折後30メートル先にある「横断歩道あり」の標識の向きと位置が不適切で存在価値がなくなっている。
    ・監視カメラが設置してあり、それを事故抑止に活用するならば「24時間カメラ監視中」を大きくアピールしたほうが「事故防止」には有効。ケガ人が出て証拠調べするより、ケガ人を出さずにすむ方向で対策してほしいと思います。
    歩道橋たもとにあるフェンスの存在で車道の運転手から歩行者と横断歩道の存在が見えにくくなって危険度をあげている? フェンスは撤去したほうが見通しがよくなり安全になる? (フェンス設置は不法投棄の抑止などの目的? 対策? 地下鉄通気口の保護?) → 施策の調整、すり合わせ、両立できる新アイディア検討を。
    9/8 追記:あたらしいダイヤマーク案
    ・路面に「ダイヤマーク(この先に横断歩道あり)」描く。
     さらに、左折後に横断歩道があることがわかりやすいように、ダイヤの一部の色をかえるのはどうか?
    (ただし、運転手の視線誘導を増やしすぎたり、表示の複雑化はよくないので、カーブや曲がり角で先が見えない場所などに限定する。日本語で直接書くほうがよいか?)

    → ルールや標識が複雑化するのは良案ではなさそう
    左折レーン路面色かえによるスピードおとせ注意喚起がいちばん伝わりやすいか?

    ダイヤマーク(この先に横断歩道あり)
    用賀じゅんちゃんおじさん作成の私案(試案) 画像 2021/9/8
    やはり、わかりにくくてよくないアイディア

    9/22追記: 目撃例。前述のこの場所で、左折直後の横断歩道で、先頭がバイクというケースで、バイクが横断歩行者を停止して待っていたとき、その後ろから左折してきた車がバイク後部に追突しそうないきおいで進入してきてブレーキを踏んでとまりました。幸い運動神経のよい運転手で制動のはやい車でよかったですが、すこし悪い条件になっただけで(例・路面がぬれているなど)追突事故が起きたかもしれません。

    10/4追記: 目撃例。14:55頃、前述のこの場所で、左折直後の横断歩道で、先頭の乗用車が完全停止せず、横断歩道を青でわたる歩行者や自転車がまだ複数いるのに、あおりながら横断歩道から横断者を押し出すようにすすんできました。完全に横断者に対する「あおり運転」でした。
    → こういう車にどう対処するべきか?
    ↓ 案:
    ・「24時間カメラ監視」「横断歩行者妨害取締り中」の看板設置(中央分離帯に、低く横タイプで大きく。)
    ・ 左折時に横断歩道みえる角度で「一時停止」「とまれ」が一番単純でわかりやすいか。標識設置。

    追記:11/23現在、19:00ごろ現場を観察してみましたが、やはり、歩行者信号が「青」のときでも、環8側から246号側道へ入ってくる車の危険性はあいかわらず高い現実があります。
    とにかくスピードだしたまま入ってきて、横断する歩行者にとってコワイしあぶないです。いざという時あのスピードで先頭車がブレーキ間に合っても、後続車がスピード出していれば追突するだけでなく、それで押された先頭車が横断者をはねる危険性が予見できます。
    道路の構造が「車運転手にとって、ブレーキふまずに高スピードだしたまま気持ちよく左折カーブできる角度」になっているのが大きな原因だという気もします。
    ここで左折してくる車両をすべて「とまれ」標識で一時停止させても渋滞原因になるとは思えないので、「必ず一回クルマを止めさせる」という対処も検討すべきだと思います。
    ↑死亡事故が起きてからでなく、起こる前に手をうってほしいと強く思います。
    ↑交通安全の担当当事者は、実際に18:00-20:00(もしくは出勤時間帯)の車の通行の多い時間に、この横断歩道を30分ほど観察しながら実際に横断を何回もして危険性を体感してみてほしいです。(※試す際はヘルメットとプロテクタ着用を!!)

    11/24追記:
    ★歩行者が自分でする「自己防衛(事故防衛)」
    ・246号の横断歩道を青でわたるときも油断せず、環8側(車がはいってくる側)をしっかりとみる。手をあげて、さらにその手をうごかす。運転者の目をみる。
    ・横断するとき、なるべく横断歩道の「環8から離れた 横断歩道白線の はしっこの位置(なるべく東寄り)」を歩いてわたる。車から距離があるほど車の停止が遅れたとき助かる確率があがる
    ・歩行者側が青信号でも、左折でスピードだしたままとびこんで曲がってくる車はしばしばある。なので、こわいときは、先頭車が停止線にとまっている状態を確認して、運転手と「アイコンタクト(顔と顔、目と目をあわせてお互いの存在を目視確認)」してから横断をはじめるのも安全。
    ・246号は側道を二つ渡る必要があるので、歩行者信号が点滅になったら無理をしないで安全な中央分離帯エリア内の安全な中央で次の青信号を待つ。ひとつづつ集中して左右安全状態を注視してから渡る。
    明るく目立つ色の服を着る。日没後はライトと反射材を複数つける。歩行者も自転車もベビーカーや高齢者用カートもライトをつける。
    ・可能なら歩道橋を利用する。別の場所で横断する。別の道ルートをつかって通行することも選択肢。
    ・ヘルメットや、プロテクターを着用して万一にそなえる。

    ・対策案: やはり、環8から左折開始地点の路面の色ぬりかえ、や段差をつけて、すぐ横断歩道があり、十分な注意が必要なことを運転者に知らせる施策・改良が必要だと、実際の観察と横断体験をつづけている私は思います。

    ② 玉川4丁目の丸子川沿い

    危険度:路側帯歩行者に死亡事故の可能性あり

    地図
    「大蔵通り」と「丸子川」の交差点から西側へすすむ道路(下山橋から治大夫橋のあいだ)
     道幅がせまいが両通であり、路側帯がせまいわりに車のスピードが速い。特に、大型車が両方から走ってきたときに路側帯にいると大人の歩行者であっても風圧にあおられる怖さがあり、危険。通学路でもある。

    そのほかの場所

    危険度: ★★★

    瀬田交差点 セブンイレブン前の環8 横断歩道【地図
     246二子玉川方面から環8へ左折で入ってくる車両による直後の横断歩道「左折巻き込み」危険性。現在は「車両左折青信号」のタイミングが歩車分離でむかしより長く、より良く調整されている印象がある。ただし、左折信号が赤になってからスピードを出して飛び込んでくる左折車両はなくならないので危険度は高い。
    問題のある運転目撃例:
    2021年9月12日 17:30、瀬田貫井線から右折で環8(外回り)にはいってくる車列の二台目(黒色フルサイズワゴン)が、多数の横断歩行者が青信号横断中(セブンイレブン前)で、安全のために十分な距離をあけて停止している先頭車(ミニクーパー)に対して、何度もクラクションを鳴らして威嚇あおりをしていました。
    このミニクーパー運転手は非常に立派で、あおり行為に動じず、怒ることもなく、冷静に歩行者の横断をしっかりと待ち、歩行者の安全を確保できるまで進まず、歩行者がいなくなってから右折していきました。
    このミニクーパー運転手はすばらしい判断と運転ができるひとでしたが、ひとによってはパニックを起こしてアクセルを踏んで横断歩行中の人の群れに突っ込む事故が起こりえると思います。先日、千代田区で脳溢血のタクシー運転手がクラクションをきっかけにアクセルを踏んで歩道につっこむ事故が起きています(詳細不確実)
    私はこのようなことが起きないように横断歩道に対する現状の交通ルール「歩行者優先」というあやふやな表現でなく「完全停止」という文言をいれたほうが良いと考えています。(先頭車を守るため)
    また、若い運転手などで右左折直後の横断歩道に対してどう運転するのが正しいのかわからない人、知らない人も多く(人によっては横断中のひとのなみにつっこむのが正しいと勘違いしている人も)いるので、現場で立哨の警察官路上交差点で直接指導する必要があると思います。
    人によっては運転免許取得時に勉強して覚えた交通ルールと現行の交通ルールがちがっていることもしばしばあります(免許更新時にあたらしくなったルールを教えてくれる場合もありますが、実情として条例など全部を教えきれません。)
     この日、瀬田交差点は非常に混雑していて、なんどか横断歩道上で停止してしまって横断歩行者に迷惑をかけている車両を見かけました。こういうときこそ進行方向前方の状況をよく観察した運転が必要です。

    用賀駅前 ちいさいほうの「OKスーパー」前の道路【地図
     人も自転車も多く、買い物、仕事、学校帰りの人々でごった返すこの道を車が選んで通る必要性はまったくないにも関わらず進入してくる普通乗用車が多く危険度を上げている。
    現状「16-18時 歩行者専用」標識あり。
    「どうすればよいのか?」対策提案:
     ・カーナビ地図サービス会社への対応を要請する。
     ・入り口手前に「商店街・車両通行危険」を警告し、瀬田貫井線から用賀中町通り経由をすすめる。

    ・用賀2丁目ローソン前から「マルデナポリ」への左折【地図
     用賀中町通りへ出るためにここをスピードを出して走る車が多い。ここは学生歩行者の通行が非常に多く、近くに子供向け塾やダンススタジオもある。通学路「文」マークあり。

    ・用賀駅前の五叉路の交番前横断歩道【地図
     一方通行出口である「ココカラファイン側」道路と「フジスーパー大山道側」道路から飛び出してくる車、ならびに「OKスーパー側」道路から左折で飛び出してくる車が、横断歩行者に対して危険な横切りや信号無視をするのをたびたび目撃している。五叉路という特性もあるが、もしかしたら信号機の連動タイミングの最適化を再確認・再検討する必要があるかもしれない。
    歩行者や自転車側にも危険な横断をする者が多数いる問題点があるが「人命、歩行者、最優先」をあらためてわかりやく車に伝わるように。

    ・用賀駅前「フジスーパー・さぼてん」から100円ショップ-セブンイレブン前までの通り【地図
     人も自転車も多く、買い物、仕事、学校帰りの人々でごった返すこの道を車が選んで通る必要性はまったくないにも関わらず進入してくる普通乗用車が多く危険度を上げている。特に夜、車体が黒い車が駐車していると自転車が見えなくなり歩行者が危険。
    → 塾などの送り迎え車両の進入をしない申し合わせなどしたり、ターミナル側に安全な乗降エリアを設置する案もあるかも。
    → カーナビ地図がこの道路使用を薦めないようにする。横浜ナンバーなどよく見かける


    ・用賀 大きいほうのOKスーパー、正面の路上駐車の危険性【地図
     路上駐車されることで正面にある「信号なし横断歩道」の危険性が上がっている。道の両側に路上駐車されたり、黒色車体や大型車、特に夜間や雨天時は、非常に危険。さらに「車は横断歩道手前で停まる意思があるがそのわきをバイクがすり抜けてくるとき」に路上駐車で視界をさえぎられ歩行者の危険度が倍増している。付近にバイク使用のピザ配達店もある。
     高齢者や障害者むけに安全乗降スペース(青色ペイント)を一台だけ横断歩道と遠い場所に設けるのもよいかもしれません。
    → 10/5 現在も路上駐車が日常的にあります。しかも両側。取り締まりまでしなくても「声かけ」をするだけでも「それがあたりまえ、みんなやってる」という常態化が防げるのではないか?
    「路上駐車禁止の掲示」、ただし、高齢者向けに一番幅員のある場所で一台ぶんのみ、一時的な乗降は許容がよいかも。
    付記:横断歩道の車停止線が近い気がするがあれは正しいのか??

    ・用賀「いらかみち」(レンガ石畳遊歩道)は歩行者が主役という徹底周知と車は最徐行を【地図

    【危険度・かなり大きい】
    ・瀬田貫井線から環8へでるため玉川台住宅地を抜ける暴走車の危険性【地図
     瀬田貫井線(玉川消防署用賀出張所前)から環8へはそのまま直進でいけるはずなのにわざわざ「セブンイレブン玉川台店」を右折し玉川台2丁目の住宅地にはいって環8へショートカットしようとする車が多く危険。しかもカーブで先が見えないのに非常にスピードを出す車が多く、この道路沿いには戸建て住宅の玄関やマンション出入り口が直接車道と接していて、登下校の子供たちも通行する。両側の電柱で実際の道幅はさらに狭い。
    ★特に環8と接続している道路。
    さいごの環8につながる直線では信号が青のあいだに環8右左折したいがためにかなり距離がある手前からでもアクセル全開で無理な運転する車をたびたび目撃。
    [交通事故あり]7月中旬の夜、車両による事故が発生して警察が処理しているのを目撃しました。(詳細不明)
    [交通事故あり]6月に発生したらしい乗用車とスクーター事故の目撃情報募集看板が7月に設置されています。この道路の出口である環8信号機の地点。
    追記:
    ・通行する車両には3ナンバー、大型車両、トラックが多い
    ・歩行者には「子供複数連れ」「ベビーカー」「子供自転車」が非常に多い
    ・路側帯の白線も無し。住宅玄関が車道に直接、接している
    ・上用賀方面から抜けてくる車両も増加している(カーナビ要因?)
    ・付近には老人ホーム、保育園、保育所、多数あり

    ・環8「ニトリ」前につながる西側「水道みち」瀬田5丁目【地図
     極端な道の細さに対して交通量が多く危険。歩行者、自転車も多い。道幅の物理的な問題がある。→ 徹底した低速運転が必要。例えば「最高速度10キロ」や「全区間徐行」の指定や標識設置はできないか?(危険性を想像できない初心者や初めてこの道を通る者に極端な危険性を明示してスピード抑制させたほうが良い)

    ・弦巻通り「弦巻四丁目信号交差点」(ファミリーマート前)から「水道みち」の用賀中町通りまで【地図
     道路は細いのに交通量がとても多くスピードもかなり飛ばす車が多い。さらにここは自転車の交通量が非常に多く危険。くだり坂でもあり自転車もスピードを出す人が多い。保育園も複数あり。

    ・用賀中町通り沿い「区立玉川中学校」正面の横断歩道(信号機なし)【地図
     用賀中町通り沿い「区立玉川中学校」正面の横断歩道(信号機なし)には大きな「横断歩道あり標識」が空中に設置されているが停まる車はとても少ない(制限速度40Km/h)。「三又槍」のような交差点。

    8/3 追記:
    ・用賀一丁目交差点(246号と用賀中町通り)ボルボ側横断歩
    がうすれて、はがれている!【地図
     理由はわかりませんが、現在ここの横断歩道が通常のペイントでなく「路面シール? テープ?」になっていて、それが乾燥して糸状になってはがれてしまっています。見た目もうすくなって運転手から目立ちにくくなっています。糸くずがゴミになって飛んで自転車にからまったりしているので、正しく処理してペイントのし直しが必要に思えます。(以前ここでは事故が起きています。)

    ぬりなおして目立つようになりました。行政の対応が早くて心強いです。感謝いたします。

    10/4 追記:
    ・瀬田4丁目「かさ守稲荷神社前交差点」から東へすすむ道路、1ブロック【地図
     道幅がせまく、電柱もあって、両通であり、車がすれちがう際に必ず側道にはみでます。車の通行量が多く、速く、歩行者はかなりに危険です。→ 車は極力スピードを落としてほしいが、とりあえずの対策として、別ルートが複数あるので歩行者はなるべくこの道を通らないのが安全だと思います。

    その他 危険箇所:

    8/4 追記:
    ・瀬田交差点ちかく、ウェルスクエアイズム世田谷用賀(世田谷区瀬田4丁目24−9)玄関前の鉄柱がさびて危険【地図
     歩道にある不要になった鉄柱(古い街路灯?電話線用?)が撤去されないままになって錆びて危険。根元に穴もあいている
    (全国各地で歩道や路側帯の電柱や標識が折れてケガをする事故が起きています)

    8/6時点で対応手配済みの貼紙がしてありました。行政の対応が早くて心強いです。感謝いたします。

    ・マンションや住宅の敷地を囲う「塀のかわりの植え込み(外構植栽)」の樹木や葉っぱが伸びて道路へせり出し、通学路である路側帯(歩道)を圧迫して、しらないうちに子供を車道へ押し出し危険にさらしていることがあります。また、曲がり角の見通しをわるくして事故原因をつくっているかもしれません。
    ご近所同士だと言いにくいこともあると思うので、現在行われている「合同点検・安全点検」にあわせて学校や自治体や警察へあぶない場所を伝えておくとよいと思います。
     例・用賀エコプラザ周辺(解決済み)、
     用賀一条通りOKスーパーから商店街へ向かう水道みちの側道の一部がかなり植え込みで圧迫されています。
    瀬田3丁目のマンション、桜丘3丁目のマンション、桜新町駅北側から弦巻にかけての住宅街にも所々にあります
    11/3 追記:
    ・瀬田中学校の北側道路(瀬田中さくら青空通り)から環八につながる交差点の角(横断歩道のまえ)の植え込みが育ちすぎて、歩行者と環八沿い歩道を走る自転車がぶつかりやすい危険な状態になっています
    地図
    ・中町通り沿い、玉川中町公園の防球ネットのワイヤーが外れていました(世田谷区へ連絡すみ11/2) 

    10/5 追記:
    ・エコプラザ用賀の西側の横断歩道(西用賀通りをわたる信号横断歩道。エコプラザを背にして西を向き、首都高と平行する横断歩道)」が、信号機が新しく明るくなった影響で、かえって「西用賀通りを渡る信号」と「首都高ガード下側道を渡る信号」の二つが一緒にまざって見えてしまい、赤信号なのにとなりの青信号と勘違いして渡ってしまう歩行者がいて危険(とくに夜間)。【地図
     実際に暗くなってから、信号をみまちがえる歩行者を三回以上目撃しています。もしかするとその歩行者は全員、視力が低いか「夜目」がきかず暗いときに視力が低いのかもしれませんが、たいへん危険なので、ぜひ夜間に現場確認して対策をしてほしい状況です。 → 各信号機の角度をかえるか、設置を離す、ひさしやおおいをつける、など

    参考資料:
     通学路点検チェックリスト(文部科学省 国土交通省)
     通学路における交通安全の更なる確保(国土交通省 2021年7月9日)
     生活道路の交通安全対策に関するポータルサイト(国土交通省)

    ★安全点検、安全検証するときは、子供の身長、子供の目線、子供の歩幅で! 服装、持ち物(両手がつかえるか、体のバランス、帽子で視界)、履いているモノ、時刻や天候、風も考慮

    ・瀬田交差点の安全点検を警察官が行っているのを見かけました(8月3日午後)

    ★まず大人がお手本になる!

     おとなが信号を守って道路を渡るまえにしっかり右左みているか。明るい色の服を着ているか。ライトはつけているか。ヘルメットはかぶっているか。耳栓イヤホンはしていないか。
    子供はおとなのマネをします
     明るい色の服を着ることはとても大切です。面積がひろく、運転手の視点から目に入りやすいです。ライトは光の向いている方向からしか目立ちませんが服はどこからでも見えます。服装は自由な権利で黒色は高級感があってかっこよくおしゃれだと思う気持ちもわかりますが、子供をまもる意識はそういうところにもつながっています。
     こどもは「自分でやっていない大人の口だけの注意」はききません。こころにひびきません。
     夜、車で運転しているとき自分の目で歩行者の服の色を見比べてみて、どのくらい違いがあるか知るのがよいと思います。子供が同乗している時に子供にも見せてあげてください。よく見える服装とそうでない色のちがいを。


    11/24 追記:
    ・用賀中町通りと駒沢通りの交差点ちかく、谷沢川側道から駒沢通りを渡る自転車と歩行者の危険性(ふじみ橋から駒沢通りを渡る。信号機なし)  地図
    → すぐ信号機あり交差点があるので車スピードは低速だったり、停止していることも多いが、信号無しの場所を自転車、歩行者が多数横断するので、心配になる場所。特に大きな車両がつまっている時や、高齢者の横断、自転車同士の接触の危険。
    → 案: 駒沢通り沿い路面に、谷沢川沿いの「色ぬりわけ」して左右方向から自転車がくることを車両に知らせるべきか?
    単独の自転車横断帯? しかしそうするとかえって川沿い(側道沿い)の信号なし横断を「すすめている」ように誤解されて、信号あり横断歩道への迂回をしなくなってしまうか?

    提案Ⅰ:交通安全向上のための施策・アイディア

    【重要】
    ・「結局、横断歩道をわたるとき、歩行者は何をしたらよいのか?」をはっきり、明確にして、責任と自信をもって子供たちに伝える!
    → 現在、情報がいろいろあって子供たちは混乱してしまいます。まず大人が「あやふや」な状態を解消する責任があると思います。
    警察や教習所や省庁や都道府県、学校の先生やマスコミなど、しゃべる大人によって言うことが異なるという状態をなくしていく。
    こまかいルールでなく、まず第一が「じぶんのカラダ、いのちをまもるんだよ」
    子供たちにこれを何度も何度も全国共通でおしえること。それが一番だいじなことではないでしょうか。

    おとながあやふやな状態では、ちいさな子供は混乱しています。
    その具体例が、
    ・雨の日に小学一年生が傘をさしたまま無理な姿勢で手をあげて長い横断歩道を渡ろうとする
     → 「そんなことをしないでいいから右左を自分の目でみて車が止まっているか走ってきていないか確認して転ばないように渡るんだよ」と大人が自信を持って言ってあげられる社会的合意・確認が必要なのではないか?
    ・小学一年生二年生が自転車に乗ったまま片手をあげて横断歩道を渡ろうとする
     こどもは純粋で素直で言われたとおりのことをしがちです。まだ小さい子に「臨機応変」をもとめることなく、丁寧になんどでも、一番大切な「いのちをまもる」ことを核心においたうえで、こんなときはどうする、あんなときはどうすると丁寧に何回でもおしえてあげる必要があると思います。

    横断歩道の路面がデコボコして転びやすい場所もあります。「まだ幼くて片手をあげると歩くバランスが崩れて転びやすくなる場合はどうするのか?」をおとなたちがはっきり決めて、教えましょう。
    信号機を守ることよりも、自分のいのちをまもることのほうがだいじ」と正しい優先順位をはっきりさせる、何度も何度も繰り返し教えることで「歩行者側の信号機が青だから渡って信号無視の車両にひかれる交通事故」から子供たちを守りましょう。
    →旧来の「横断旗」も継続するならLEDや蓄光機能つきにしたり、使用法も「夜間に背丈の低い者が頭上で振りながら横断し、運転者から気づかれやすくする」など実効性のさらに高い方法を検証すべきと思います。手前に「横断者います!」予告表示機器と連動など。(惰性でやらず、一つ一つすべてが、常に命のかかった施策である予算執行であることを再認識しアップデート改善をつづける)

    【重要】
    ・横断歩道を横断するとき「他人である町の大人が、いっしょに渡る子供やベビーカーや高齢者を守る」ことをあたりまえにしていく!
    警察官、警備員、「見守り活動の人」など特別な役割や職業でなく、まちなかを普段歩いているたくさんの「普通の成人男性」こそが交通事故防止に力を発揮し、たすけてほしいと思います。横断歩道で横断するとき、いっしょにその場にいあわせた子供やベビーカー、高齢者や車椅子、歩行困難な人を守るために「成人男性が横断時に手をあげて」車がくる側(横断歩道白線の端)をゆっくり目立つように横断して運転手をしっかり停めて、運転手にお礼に会釈する。笑顔で会釈する。
    他人でも町のおとなにできること。
    やる気さえあれば、予算も新たな設備もなにも必要ありません。
    参考写真

    注意点は「正義やルールを押し付けるのでなく、安全に配慮してくれている、協力、理解してくれている運転者への感謝」をみせること。交通トラブルを増やしてしまっては本末転倒です。感謝し、運転者の理解と安全運転に感謝をわかりやすくみせることで、また自分のいない別の場所でもその運転者が「さらなる思いやり運転、安全運転」してくれる可能性が向上しているはずです。
    また、こういう行為をしている大人たちをみることで子供が社会に対して安心感をもち、運転者も「ああ、交通安全だいじだよな」と常に思い出します。
    万一、このようなやりかたが広まり、成人男性が事故に遭うことが起きたとしても、子供が犠牲になるよりも「マシ」なことであり、死亡事故でなくケガで済む確率が高いと考えられます。(※横断サポートを実行する成人男性はより安全な方法を日頃から勉強したり意識して実行できるように情報提供も行う。)

    ・町のなかで「知らないおとな」がこどもに交通安全について注意するべきか?
    → まず「地域のおとなが信頼できる社会づくり、町づくり」が大前提。
     そして注意する側のおとなは、こどもの何倍も交通安全に気をつける責任と自覚。
     また、具体的な注意方法として、「子供が危険な状態でいるとき大声で叱責し驚かすことをして危険度を上げない」など真剣な勉強や知識が必要。

    ・車が、左折直後、右折直後にある横断歩道に対してどう運転するかの明確化。「歩行者優先」というあやふやな表現で「運転者の感覚」まかせるのでなく、「十分手前での完全停止」「まだ横断者が歩行途中であっても、そろそろ距離をつめて近づいていくのは禁止する(ペダル操作に間違いがあったときの危険を防ぐため)」
    → 法改正が必要だと考えます。
    → 明確化し周知することで、横断歩行者の安全を最優先して停止している「優良運転者」が後続車からクラクションを鳴らされたりあおられたりすることをなくせる。(右左折中に横断歩道を横切る最中でも追い抜き、追い越しをこころみる運転者が存在します)

    参考:全国各地の取り組み

    危険箇所 全世帯で共有 金沢・長坂台小 県警「全国でも先駆的」(中日新聞)

    ・大阪府箕面市「危険箇所・問題箇所点検活動」 

    第11次交通安全基本計画(内閣府)
    第11次交通安全基本計画(国土交通省)
    第11次東京都交通安全計画(東京都)
    世田谷区 交通 通学路合同点検
     ・世田谷区交通まちづくり基本計画(中間見直し)
     ・世田谷区交通まちづくり行動計画(令和2年度~令和6年度)
     ・世田谷区 第10次計画第11次計画

    まちのなかで目にする危険な行為

    ・横断歩道で「右・左」を自分の目でみない子供、大人が多い。自分の目でみることが一番たいせつ。信号機も見ないで「ほかの人がわたりはじめたから」で渡る人もいる。
    信号無視するひとは日常的に多数存在します。ほかのひとが横断をはじめたからといって自動的についていかず、自分の目で右左と信号機の状態を見るのを絶対にわすれないで実行しましょう。そして右と左をみるときはしっかり首だけでなく体の向きもうごかしてその方向をみると広い角度をしっかり確かめられます。(義務感で顔を向けるだけでなく、そこにある交通状況をしっかり自分のあたまで把握して判断するように。車がそこにいなくても、もっと遠くのほうからスピードをあげて近づきつつある場合もあります。最近の車は静かなので目でしっかり観察!)

    ・装備は一式「カッコイイ」のに歩道のルールを守れないスポーツタイプ自転車

    ・歩行者の安全に配慮しないジョガー、ランナー

    ・大人の乱横断

    ・青になるまえに渡り始める大人の歩行者

    ・必要のない状況なのに「おしゃれのため」にサングラスをかけて視界を見にくくする

    ・スマートフォンを見たまま歩く

    ・イヤフォンをつけたまま歩いたり、自転車にのる
    → 外界の音がきこえなければそれだけ危険になります。
    耳栓をしていたら誰かの「助けて」という声もきこえません。
    実際、緊急車両の接近に気づかない人を何度か目撃しました。
    → 道交法違反や条例違反の場合もあります。

    ・「救急車」「消防車」がサイレンを鳴らして近づいてきても横断歩道を渡ろうとしたり、横断歩道や車道の途中で立って待とうとする人。
    → 安全な歩道内やガードレール内側に完全に停止して、緊急車両の動向を注視して待ちましょう。
    → 緊急車両が目の前で事故を起こしたら巻き込まれる危険があります。

    ・携帯ゲームをやりながら帰る子供。本や漫画を読みながら歩行する子供。
    → 家でゲームをやっていると叱られるからという理由があるかもしれません。ぜひ家庭内で何度も話し合ってほしいと思います。車道はつねに危険な場所です。おとなでも、気をつけていても重大事故が起こります。

    ・排気量の大きすぎる高級車。ほんのすこしアクセルを踏みすぎただけで不必要に危険な加速をしてしまいます。小柄な高齢者が運転シートの高さを適切に調整してないこともあります。また、車のサイズが大きく、右折左折するときに路側帯を平気ではみ出している運転者も多いです。(歩行者の安全を配慮して大きくよけている場合以外で車単独で道を曲がるときでもはみ出して走行している。危険。)

    ・「道をゆずる」ことをおぼえる。車も自転車も人も「自分が一旦停止して相手に道を譲る」という発想にきづかないことが多い。
    道路で車がすれちがいをするとき、わざわざ道幅の狭い場所ですれちがうことになるのにつっこんでくる車をたびたび目撃します。
    おなじことが歩道、路側帯でも起きます。
    このことはエスカレーターで子供や高齢者を思いやらず歩いてしまう人がいる問題ともつながっていると思います。
    つよいほうが、よわいほうにゆずる。強い者が弱い者を思いやる、いたわる、守る。 ゆずるのが強い人間(成人男性)
    → 結局は、「おもいやりのある社会をどうやってつくるのか、実現していくのか」というところに行き着く

    ・今後の増加が予想される「わるぎのない交通事故」をどうやって防いでいくか
     ・認知力の低下、格差社会による労働環境の悪化
     ・若い人、健常者にはわかりにくい高齢者の不便
     ・新しい交通事情 配達員や電動キックボード、高速で重量のあるバッテリー付自転車
     ・カーナビ地図案内の功罪、運転者が能動的に安全な道を選ぶ責任
     ・自転車の役割
     ・黒い服装、黒い色の配達バッグ、黒い車体
     ・ラッピングカーや過度な看板は路上の情報量を増やし危険度を上げている可能性あり
     ・テクノロジーや設備で補助していけるものとそうでないもの
    ・信号無視、既成ルールや秩序に対する信頼感、遵法精神
    ・左右をまるで見ないで横断
    → クルマを信用するべきでない(必ず信号無視する車は発生、存在する)

    まちのなかの歩道、路側帯には、80歳、90歳代の高齢者がゆっくりなあゆみで荷物をもって歩いています。妊娠中のおかあさんもいます。まだ幼稚園にもいっていない小さな子も歩いています。一年生がよろよろいっしょうけんめい自転車をこいでもいます。
    健康なおとなの歩行者、自転車は、ことさらおもいやりをもって道をゆずりましょう!
    そして、運転するひとにも、 80歳、90歳代の高齢者 がいます。
    わるぎがなくても運転ミスをします!
    歩行者は、車が近づいてきたら「クルマのほうが気をつけてよけてくれるだろう」と信用せず、自分の目で確認して、自分で自分のからだをまもりましょう。

    提案Ⅱ:交通安全向上のための施策・アイディア

    ・外国車ディーラーや外国車修理店に対する公的な安全運転・事故防止ちらし(具体的な地元キケン場所を記載)の配布や注意喚起の義務化。(世田谷区内にはその種の車会社が多い。店にとってはお客様に口うるさく注意するのは限度がある。条例など公的な決まりごとであれば店側も客側へ言いやすい)
    ガソリンスタンドや車用品店も。

    ・大人がお手本、率先して交通ルールをまもり、どうしたらより安全なのかを毎日、背中でみせる
     例・横断歩道をわたるとき、かならず右左をみる。夜は明るい色の服を着る。光るライトをつける。自転車で大人もヘルメットをかぶる。

    ・子供や高齢者の横断をちかくにいる大人(他人)が常に手伝ってあげる空気をつくる。その姿をみて、運転者も安全に対する意識が高まる。気づき

    ・カーナビ地図会社へのはたらきかけ。裏道やスクールゾーンをルート案内として推薦しない開発を。場合によっては法改正で新たな責任も課す。

    スクールゾーンや危険道路を、現在すでに車載しているETC機器の音声によって注意喚起するのはソフトウェアのみで実現可能ではないか?(スマホや新しいアプリなど不要)

    世田谷区内でおきた交通事故(最近のもの)

    ・上用賀 左折巻き込まれベビーカー【地図
    ・上野毛 スケートボード子供【地図
    ・246号×用賀中町通り【地図
    ・246号 タクシー暴走【地図
    ・環8千歳 パッカー車【地図
    ・多摩堤通り鎌田 左折巻き込まれ自転車母子【地図

    警察や世田谷区が交通安全向上のために行っていること(町のなかで実際に気づくモノ)

    歩車分離式信号の新設増設

    歩車分離式信号機とは(JAF)
    一部歩車分離式信号機とは(小平市)
    歩車分離式信号機とは(京都府警察)
    信号機のお話(青森県警察)
    ・ 防災型信号機(警視庁)
    重要: 信号機には様々なパターンがあります。赤青の長さも異なります。同じ交差点であっても時刻や交通量に応じて設定が変化します。
    「いつもこう変わるから」「交差する歩行者信号が変わったから次は自分側が青だな?」という思い込みで発進してしまわないように注意。自分の眼で毎回信号の状態をしっかり目視しましょう。信号だけでなく周囲の車が信号を間違えて進入してくることもあるのでそれも確認。

     → 道路に設置されている信号機の横または上下に「一部歩車分離式」という表示プレートがついています
    → 交差点の全部が歩車分離なのか、一部なのかが、事前に明示されているほうが運転者の誤解による誤発進が予防できると思われます。
    ・信号機の青信号、赤信号の時間をよりよく調整 警視庁
     左折巻きこみが起きないように車の左折を先に通してから車側信号を赤にして歩行者を渡らせる調整など。逆に、右折を先に行かせる信号機もあります。
    ・右折レーン用などで見やすい縦型信号機の新設
    ・路面ペイントの塗りなおし、見やすく
    ・自転車用青やじるし路上ペイント
    ・レンガ敷きだったデコボコ歩道を安全なアスファルトに変更
    ・視界不良や倒木を予防し桜の樹を植え替え
    ・区立公園の植木を切って整備し見通しよくすることで飛び出しにも気づきやすくなる
    ・あたらしい「視覚障害者用付加装置付信号」(音響式信号機)の設置 警視庁
    ・道路標識が夜間でも見やすいように表面が広角プリズム型(フルキューブ)蛍光色になったり、太陽光発電で縁が自発光するなどの高輝度化。
    8月下旬追記:
    ・世田谷区内では通学路のポストフレックス(オレンジ色のやわらかいボラード。ガイドポスト)の設置が増えています。
    → 実際に町でみているとスピード抑止に効果をあげている気がします。
    ただし、これ自体はやわらかい材質で物理的に暴走自動車を止めることはできないので、子供たちにそのことをしっかり伝えて、横断歩道で待つときは、かたいガードレールや鉄柱の内側で待つ、できれば安全な場所で、なおかつ、車の運転手からじぶんの姿がみえる場所に立つように、教えましょう。
    → 都市設計・整備する行政側としては、横断歩道内側で待っている歩行者が、街路樹や鉄柱や信号機の機械設備で「運転手から見えにくくならない」設備および設置方法の改良改善が期待されるところです。
    9月下旬追記:
    ・街のなかの交通設備更新でLED新式信号機になって明るさがアップしています。ただし、なかには「かえって見間違いがおきやすくなった」りしている場所もあるようです。夜間や西日朝日の時刻など、異なる時間帯で再度チェックして設置位置や角度など調整・修正(ひさしや覆いをつけるなど)も必要です。
    住民の方も普段生活している場所で、信号機についての危険性や問題点に気づいたときは、気軽に警察や行政に連絡・報告しましょう。交通安全に関する情報提供や指摘は「クレーム」とはまったくちがいます。自分がその「ひと手間」かけて提供の行動をすることで、町のみんなの安全がすこしでも向上していきます。(近くの信号機との見間違いや混同を防ぐために、新設の信号機の背後にも「ゼブラ板」を追加設置することがあるそうです。)

    警察に対する意見・提案

    ・現場の警察官の命がだいじです。「交通課」以外の警察官が車道に出る必要がある場合も、ヘルメットやプロテクター(夏場も熱中症にならずに使えるもの)、夜間に目立つLED付ギアを支給・配備して各自が手軽に装備できる体制があるとよいと思います。(2021年9月 和歌山県和歌山市毛見の花火イベントで警察官がバイクにはねられる事故が起きています。2021年5月 新潟県湯沢町・関越自動車道で警官がひかれる事故が起きています)

    ・警官の自転車。現場の警察官の「体力づくり」の意味もあるのかもしれませんが、緊急時に出動して現場到着時に疲れていては活躍できないので、バッテリー付自転車の導入もよいことかもしれないと思います。またその際、自転車でも赤いランプをつけて「緊急車両」扱いできれば機動性もあがり到着時間短縮できると思います。
     私は電動キックボードがかなり危険な運転をしているのを街中で何度も目撃していますが、警察官が利用する緊急軽車両用途には良さそうにも思えます。


    まじめな実効性の高い「交通安全キャンペーン活動、啓蒙活動」に労力や予算や手間ひまをかけてほしい。
     交通安全と無関係だったり、かえって交通安全の真剣さや深刻さを毀損するような芸能事務所や広告代理店が関わったり、効果が不明なグッズ配布などが行われることで、一般市民は「しらけて」しまい、子供の命にかかわる深刻な注意喚起もまじめにきいてくれなくなってしまう、看過できないマイナス効果があります。
     現職警察官の不祥事が後を絶ちません(府中、荻窪、経堂、和歌山、京都府)。そうであればこそ、現場でまじめに立派な職務を果たしている現職警察官をポスターや告知画像に起用するなど、晴れの舞台を用意しスポットライトをあててあげて、称揚、督励し、「まじめに仕事をしている警察官はかっこいい」という誇り、やりがいを持ってもらい、同時に「はずかしいことはできないよな」という緊張感も生まれる。町の住民にも顔が見えて相互に信頼感や安心感を醸成する方向がよいのではないかと思います。
     私が良いな思うPR例:
    ・愛媛県久万高原町川瀬駐在所の大塚巡査部長
    ・兵庫県警朝来署青倉駐在所の巡査部長と妻の話
    ・神奈川県小田原警察署の宮城野駐在所 高野駐在員

    都民の警察官①~⑤ 小林由紀警部補 ほか
    ・「新人警官、初パトロールでお手柄 ベテランと連携、緊張しつつ職質→逮捕」岐阜新聞(年長者と若い警官というコンビが良いと思います)
    ・群馬県民の警察官 田中信広巡査部長
    ・表彰: 都民の警察官 県民の警察官(各県にあります)
      都民の消防官

     あなたの町では昼間と夜、近所を警邏(けいら=パトロール)している警察官を何人、見かけますか? 一日何回 見かけますか? 名前を知っているおまわりさんが何人いますか?

    警察は24時間365日仕事をしてくれています。夜中や早朝、住民にとって目立たないところでも通報があれば現場にいつでも急行したり、大小様々なトラブルに立ち会ったりしています。事件はニュースで報道されないことのほうが多いです。事案の大小だけでなく、民間の市民個人の評判やその後の人生に影響があることで、司法による事実認定前の段階なので「近所で何かあったようだ」まではきこえてきても、事案の公表やこまかい説明などは無いのが通常です。

    ・警察署協議会
    ・警察署協議会議事概要
    東京都公安委員会
    東京都警察官友の会
    ・警視庁警視総監
    ・情報公開 警察庁 警視庁
    ・警視庁 警察庁の人事異動
    ・情報公開請求 総務省
    ・情報公開請求 東京都
    ・東京都 公益通報制度

    ★追記★ 2021年11月現在、日夜、真剣に命をかけて市民生活をまもろうと励んでくれている尊敬できる警察官もたしかに存在する一方で、全国各地であまりにひどい、低俗で悪質な犯罪や不祥事で懲戒免職になったり逮捕や処分される警察官の事件が報道されています。

    参考用語: 重用区間(路線の重複)
    ・ひとつの道に「都道」と「国道」の番号の両方がふられる場合があります。
    ・道路は種類によって「管理者」が異なります。(国、都道府県、区市町村、公団など)

    ★道路の交通量、危険度は、時間帯、曜日、昼夜、天候、風の有無などによって大きく変わります。
    学校が開校しているか、部活動の有無、学生の登下校ありなしなども大きく影響。
    また、ふだん安全な道も、道路工事、建設改修工事、引越し作業、付近の幹線道路の通行止め、花火大会おまつりなどイベント で極端に危険度があがることがあります。


    ・低予算でも即時対応しやすい「カラーリング」「スピード抑止のためにあえて車道を狭くするラバーポール」の活用

    家庭教育: 日常で子供がバスや車に乗っている最中にその視点から、車から歩行者がどれくらい見えるか(見えにくいか。特に背の低い子供たち)を教えたり、飛びだす自転車のあぶなさ。運転手はあちこちを注意して見ているので目線があとまわしになったり見落とすことも起きる(→だから歩行者も自転車側も車を信じすぎないで自分で自分を守る)ことを学んで身につける。
    また、現役子育て中のお父さんは運転が上手で車や交通ルールに詳しいことが多いが、路上には18歳の運転手や80歳以上の運転手もいて、歩行者には幼稚園にはいるまえの子もいることを繰り返し教える。(自分たちの運動能力を普通基準にしない想像力をもつ。→「おもいやり」にもつながる)


    ◆このページは関係各所に意見・提案・情報提供する目的があるため直截的な強めの書き方が含まれています。
    ふだん私がまちのなかの活動で、誰かに交通ルールを注意したりすることはありません。子供のいのちの危険があるときのみ、ルールを守るという話でなく命をまもるためにこうしたほうがよいよ、という声かけをします。(例・車道に出て友達同士で立ち話をしているときは安全な歩道やガードレールの内側にはいるようにすすめる、など。)

    ◆危険な道路情報、対処案、目撃情報、提案など随時追記。地図、写真もすこしづつ追加予定。一ページで閲覧できるように内容を詰め込んでありますが今後整理して見やすくする予定です。
    深い考察がまだ十分でないがまず懸念、懸案事項として上げている項目もあります。

    ◆交通環境の改善整備には、その方法で安全に問題ないか別の危険が発生しないかの検討検証シミュレーション、予算措置、優先順位づけ、工事スケジュールの問題、市町村、都道府県、国、国土交通省、警察、学校、地元地権者など関係者間の調整、などの問題があり時間がかかることがあります。
    だからこそ、毎日その道路を実際に通行している地元住民が交通安全環境向上のための正しい優先順位の意思決定を下すための正確な情報、声をあげていく必要があります。
    「なんでもかんでもやってくれ、安全にしてくれ」ではなく、「あぶない場所はいくつもあるが、この場所はこういう理由でこんな風に特別あぶなく、子供の死亡事故が予見されるので、特に早急な対処をしてほしい」というように具体的に情報提供や意見していくのがよいと思われます。粘り強く。継続的に。必要な時には積極的に行動を伴って。

    交通ルールや交通に関する法律は複雑です。個人的に「こうしたほうが安全では?」と思いついたアイディアも多角的に検証すると別の危険を発生させたり別のルールと矛盾してしまうこともあります。
    また、2018年 福岡県にある小学校の校長先生が子供の安全のためを思って学校ちかくの坂道に自分で「停止線」をひいて道路交通法違反で処分を受ける事案が発生しています。
    住民として現場の環境を熟知した上で「やはり現状としてはこの場所の交通ルールは変更して改善したほうがよい」と考えたときは、必ず、行政や警察と正式なルートで話し合って合議して取り組みましょう。地元政治家などに協力してもらうこともできるはずです。
    一方で警察のほうが標識の設置を間違える事案(静岡県、宮崎県、福岡県)や、標識の解釈を誤って交通違反の取り締まりをしてしまう事案(北海道 他)もあります。
    全国各地で、標識、信号機などは交通状況の変化、道路の新設、改築に合わせて最適で安全な組み合わせに常に改良(アップデート)されていきます。
    (交通量が少なかったり、予算の関係で後回しになってしまっている場所もあります。)


    ※更新 2021年 12月23日
     記事初出 2021年 6月30日

    関連記事: 交通安全の改善提案

  • だれかを助けるためにイヤホン歩きスマホしない(2)

    ・12月2日 朝5:30、東京・足立区で、耳栓イヤホン、無灯火の自転車が高齢者を車道へ転ばせてトラックにひかれる事故がありました
    ◆ニュース報道 日テレ TBS テレ朝
    (12月の東京の日の出時刻は 6:30 )

    ・2021年12月 世田谷区世田谷で大きな火事がありました。
    → まちのなかを歩くとき「歩きスマホ」「ながらスマホ」をしないことは、事件や事故から自分の身を守るだけでなく、火事をいち早く発見し、だれかを助けられるかもしれません

    ・2021年10月 東京で下校途中の学生が襲われる事件があり、その犯人が11月に逮捕されました。2021年10月 大阪でも同様の事件があり、11月に犯人が逮捕されています


    町の中を歩いてる人たち、ちかくにいる人たちが「耳栓 イヤホン」「歩きスマホ」をしていなければ、いますぐそばで起きている異変、事件に気がついて、たすけてあげることができたのではないか?
    「たすけて!」の声がきこえたのではないか?

    『子供が町で防犯ブザーを鳴らしたその時、助けるのはいったい誰なのか??』


    法律や条例、行政や警察が、なにか呼びかけたり、決定してなにかに従うよう求めたりするまえに、
    自分たちで、考えて、気付いて、
    「ああ。これはやっぱり、こうしたほうがイイな」と自分自身で納得して、各個人が行動を変えていく、いまある、町でよく見かける「あたりまえ」を変えていくことも、できるのではないでしょうか。

    結論: 町のなかを歩くとき「耳栓イヤホン」「歩きスマホ」をやめる


    そのためには、なぜやめたほうがよいかを、各個人がそれぞれで考えて、自分自身で納得する

    何のためにイヤホンと歩きスマホをやめるのか?

     ① 自分の身の安全をまもるため
     ② だれかをたすけるため

     ③ 子供たちのお手本になるため

    ① 自分の身の安全をまもる

    耳栓イヤホン、歩きスマホしていると

    ・刃物を持った人が近づいてきても気づけない
    ・痴漢が近づいてきても気づけない
    ・危険な動物が近づいてきても気づけない
    ・暴走自動車が近づいてきても気づけない
    ・信号機が赤であっても通行する救急車や消防車など緊急車両の接近に気づけない

    ・バランスを崩したりブレーキが効かなかったり、操作不能などやむをえない突発的事由で自転車やバイクその他から「あぶない!よけて!」と声をかけられても気づけない

    ・踏み切り遮断機が下りたのを気づけず轢かれてしまう事故が実際に何件も起きています。2021年現在も。
     むかし「ウォークマン」という携帯型カセットデッキが発売された頃にも、ヘッドフォンをしたまま自転車に乗った学生が轢かれてしまう事故が何件もありました。

    ・工事現場や看板、鉄柱など歩道ちかくの設置物が倒れたり、落ちてきたりしても、その物音や前兆に気づけない。
     ボールや石などが飛んでくることもある。

    ・マンホールがあけっぱなしになっていたり、道路陥没や穴があったり、足元に突起物や、ガラスの破片、すべるモノがあってもそれに気づけない。
    周囲のひとが注意の声をかけてくれてもそれが聴こえない。
     

    ② だれかをたすける

    耳栓イヤホン、歩きスマホしていると

    ・まちのなかで、自分のすぐちかくで襲われているひとの「たすけて!」の声がきこえない
    ・すぐちかくで起きている事件の物音に気づけないで、たすけてあげることができない

    ・歩道や、車道、駐車場で危険な状態にある幼児や子供の存在に気づいて、運転手に注意喚起したり、子供をまもってあげることができない

    ・暴走自動車
    ・刃物を持った人
    ・痴漢や強盗
    ・危険な動物
    ・赤信号でも進む緊急車両
    が近づいてきたことにいち早く気づいて、危ない場所にいる人へ声をかけてあげることができない

    ・車のなかやどこかに閉じ込められた子供や人のたすけをもとめる声にきづけない

    ・子供が迷子になって泣いている、ケガをして泣いている声に気づいてあげられない

    ・側溝やドブや、しげみ、田んぼ、川に落ちて助けをもとめている声に気づいてあげられない

    ・病気で倒れているひとに気づいてあげられない

    ・踏み切り内や、横断歩道内で「シニアカー」や「車椅子」の車輪や「くつ」がはさまったり、自転車のチェーンがからまって立ち往生している緊急事態にいちはやく気づいてあげることができない

    ・ケムリや火がでている火事を目で見て発見して いち早く気づけない。火災警報器の音に気づけない

    ・子供の防犯ブザーが鳴っているのに気づいてあげられない

    町にいる大人は、赤の他人であっても、というより、赤の他人こそが、いざなにかあったときに、町にいる子供達や高齢者や女性を守ってあげることができる、いちばん頼りになる、いちばんその可能性が高い存在だと私はおもいます。

    こども、高齢者、女性、弱い者が、もしなにか犯罪や身の危険に襲われたとき、びっくりしてこわくて、声が出せないことはありえます。
    そのときまわりにいあわせた人、通りがかりの人が、そのいま襲われている被害者のかわりに「たすけて!」と大声をあげたり、悲鳴をあげて、助けたり、助けをよんであげることができるかもしれません。
    安全な距離・場所、ものかげから110番通報をしてあげることができるかもしれません。
    防犯ブザーの音をきいて「どうかしましたか!?」「大丈夫ですか!?」「なにかありましたか!?」大声をだして周囲の注目をあつめたり、複数の男性に「ちょっときてください!!たすけて!!」と知らせることができるかもしれません。

    町の中で「耳栓イヤホン」「歩きスマホ」をしないで、周囲で起きている危機や犯罪に気づくことができたら、それだけで他人の命を救ったり、重傷を軽傷で済ませることができるかもしれないのです。

    ③ 子供たちのお手本になる

    子供、若者は、おとなのしている行動をみて、それをマネします。 おとな自身が普段きちんとしていないことを子供達に「こうしなさい!」と指導してもそれはききません。


    まちのなかを歩く人同士が顔をみて、見知っている、みおぼえのある町内、たすけあえる関係のある町、と、そうでないところとでは、どちらが安心できるしあわせな町によりちかいでしょうか。

    【関連ブログ記事】
     耳栓イヤホンしない・普通の人が子供を救える(1)


    ※更新 2021年 12月3日
     記事初出 2021年 11月22日

  • 秋の全国交通安全運動 2021年

    秋の全国交通安全運動 2021年

    10/15追記:
    10月11日~20日は「全国地域安全運動」(防犯)

    令和3年秋の全国交通安全運動(警察庁)
     9月21日~30日

    → 交通事故発生状況 統計(警察庁)

    感謝、ありがとうございます:
    小学生の朝の登校時、午後の下校時に
    みまもり、交通安全(スクールガード)活動で黄色の旗をふって横断歩道に立ってくださっている地元の方は、さまざまな方がいらっしゃいます。
    世田谷区内でも見かけます。昨日も見かけました。

    現役の保護者PTAだけでなく、
    義務や報酬など無くても、「こどものため」というただそれだけの気持ちで、道路に立ってくださっている地元の方をありがたく思います。こどもたちもこころづよいと思います。
    地元住民として、お礼申し上げます。
    ありがとうございます。

    「年をとっているのにハデな色の服を着るなんてはずかしい」という気持ちは、まちがいです。
    あかるい色の目立つ服を着ている高齢者は
    「交通安全のことをしっかり意識して、まわりのひとたちのことも考えて行動している」人です。
    暗くなったら出歩かない、のが一番あんぜんですが、「出歩くときは明るい色の服装」を高齢者同士でもかけ声にしましょう。
    買い物カートの骨組みや杖、持ち物などに反射材テープや蓄光テープをたくさん貼って目立たせると軽くて安価に効果があります。

    秋の全国交通安全運動
    ↑上のポスターでは子供が手をあげていますが、できれば近くにいる体の大きなおとなの男性が手をあげて、横断歩道の端をゆっくり歩いて、いっしょにわたる子供たちや高齢者をまもってあげるのがよいと私は思います。

    夏がすぎて涼しい秋になってきました。
    なつやすみ のあいだは 「夜7時まで明るいかな」という感覚だったと思いますが、現在、日の入り時刻は

    夕方6時(18:01) 東京9月7日
    夕方5時台
    (17:59) 東京 9月8日
    (17:58) 東京 9月9日
    (17:56) 東京 9月10日
    (17:55) 東京 9月11日
    (17:53) 東京 9月12日
    (17:50) 東京 9月14日

    (17:45) 東京 9月18日
    (17:40) 東京 9月21日
    (17:37) 東京 9月23日
    (17:34) 東京 9月25日
    (17:31) 東京 9月27日
    (17:29) 東京 9月28日
    (17:26) 東京 10月1日

    17:21 東京 10月4日 現在
    17:06 東京 10月15日 現在
     ※くもりの日、雨の日はもっと早く暗くなります
    になっています。今後さらに冬にむけて、すこしづつ暗くなるのが早まってきます。
    なるべく日没まえに家に帰るようにして、まにあわない場合は、明るい色の服をきて、ピカピカ光るライトを身につけることで、車の運転手から見やすくなり、安全度をあげることができます。
    反射材バンドなどと両方を身につけるとさらに安全です。

    車を運転しているひとは、80歳代、90歳代のひともいます。視力が弱かったり、暗い場所で目がよくみえていない運転手もいます。

    ライトは自転車や乗り物以外でも、歩行者や、ベビーカーでもつけたほうが安全です。

    運転手も歩行者もライトをつけるのは、照らして自分が周囲を見る目的と同時に、
    まわりのひとから自分が見える(存在を知らせ目立つ)目的があります。
    特に若い人はうす暗くても眼がよく見えるので、暗くても問題なく運転できる気になってしまいますが、年齢や視力がさまざまな周囲の人に存在を知らせて「向こうからくるぶつかってくる衝突を防ぐ(見つけてもらって、避けたり停まってもらえる)」意味を忘れないようにしましょう

    イヤホンをつけて、スマートフォンを見ていると、道路上で危険が近づいてきても気がつかず対処ができなくなります。
    だれかが「たすけて」と声をだしていてもきこえなくなります。
    歩道のなかの歩行者同士も、思いやり、ゆずりあい、せまい場所では一旦停止することを忘れずに!
    (他人のすぐそばを、いきおいよくすれ違う歩行者や自転車もいますが、それはカラダのちいさな子供や高齢者にはとてもこわいことです。実際それに驚いて転んでケガをしている人も見たことがあります)
    「つよい者が、よわい者に、道をゆずる」

    自分で自分の身の安全をまもる。
    つよい男のひとは、自分以外のまわりにいるひとの安全もまもる。
    そうすることで、自分がいないときでも、年老いた両親や、家族、子供や孫を、甥っ子姪っ子、親戚や友達や愛するひと、たいせつな人を、どこかでたすけてもらえるかもしれません。

    おたがいさまで、みんなでたすけあっていく、やさしい町の空気をつくっていきましょう。

    横断歩道で停止するクルマの運転手へ
    歩行者にとって、車は「大きな鉄の塊」であり、とてもこわい存在です。
    横断歩道でとまるときは、ブレーキペダルをしっかり踏んで「完全停止」した状態でゆずりましょう
    じりじりと車体がうごいている状態で道をゆずられても歩行者はこわくて渡れません。

    右折、左折直後の横断歩道
    がある場合は、車はなるべく手前で完全停止しましょう。特に横断する人や自転車が多い場所ではそうしましょう。
    横断歩道とその前後左右に十分なスペースがないと、横断歩道上ですれちがう人や自転車がせまくて衝突することがしばしば起こります。
    また、十分な距離をとった手前で完全停止していれば、もしもアクセルとブレーキの踏み間違いや車両故障の急発進が起きたとしても、その距離のぶんだけ助かるための選択肢がふえます。
    また、車が曲がりながら横断歩道上で歩行者をあおっていると、歩行者信号が青でも「交通弱者」が横断をあきらめたりします。(身をまもるためにはそれは正しい行動・選択ですが。)
    「つよいほうが、よわいほうにゆずる」
    「歩行者にゆずっている前の車をあおったり、クラクションならさないように!」

    横断歩道等とその手前30mは、追い越し、追い抜き禁止です。追い越しのための進路変更、追い越しのための前方車両の側方通過も禁止です。

    また、直進で
    横断歩道に近づく運転手はこころのなかで「停止線でとまろうと思っている」としても、その気持ちは、横断歩道の手前で待って様子をみている歩行者には伝わりません。
    伝えるには、横断歩道、停止線よりずっと手前、そのまえから十分スピードを落とす必要があります。
    ながい距離をつかってスピードを落とせば後続の車から追突されることも防げます。
    それを実行するためには、横断歩道の存在を予告する標識や路面上の「ダイヤマーク」(ひし形マーク。この先に横断歩道あり)」の存在を気にしましょう。ただし、生身の人間のうごきに気を配るほうが最優先。近くに人がいるならそちらに意識を向けましょう。標識やルールを気にしすぎてだれかの命を傷つけたら、本末転倒です。

    !重要!
    歩行者や自転車は、どこでも飛び出してきます!
    横断歩道以外でも車道にでてきます。
    もちろんそれは危険なことであり、ルール違反であり、よくないことですが、そのひとの命を奪うかどうか、救えるかどうか、は、運転している車の運転者にかかっています。
    なにも知らない小さな子供が飛び出してくることは実際にあります。
    歩道にいたはずの小さな子供の自転車がよろけて車道にでてくることもあります。
    認知症の高齢者がなにもかんがえずに突然に向きを変えて車道を渡ろうとすることもあります。
    歩行者や自転車は、どこでも飛び出してきます!

    『強いほうが、弱いほうをまもる!』

    ケガをさせる側、いのちを奪う側、加害する側は「車」です。
    車を運転するというのはそれだけ責任の重い、緊張を強いられる行為です。
    ハンドルをにぎってエンジンをかけたら、常にだれかの命を奪う可能性があることを忘れないようにしましょう。

    眠かったり、体調がよくない時、疲れている時、言うまでもなく飲酒をしたあと(翌朝で酔いが残っている場合も含む)は、運転はやめましょう。
    運転する側が「加害者」になって自分や家族の人生をこわしてしまうのを防ぐためにも。

    おとなの歩行者へ
    もし町のなかで、こどもが危険な状態なのを発見して声をかけるときは状況判断して「声をかけたあとどうなるか」を予想して適切な行動をしましょう。
    小さい子供は、大きな声を突然かけられたら、びっくりして足がとまったり、バランスを崩してころんでしまうかもしれません。あわてて走って前を見ずに逃げ出そうとするかもしれません。
    こどもに「安全のための声かけ」をする場合は、かならず安全な場所と状況を確保してからにしましょう。
    車が走ってくる路上で緊急の場合は、なるべく運転手の側に注意喚起(早めに手を大きくふって子供の存在を知らせたり、大きな声で運転手へよびかける)しましょう。
    時には車の側が暴走してきたり、運転手が気絶していることもあります。そういう場に居合わせた時は、あらゆるルールを度外視してよいので、とにかく子供の命と、自分の命がたすかる緊急避難、行動を、勇気をもって選択、実行しましょう。
    (2021年9月東京千代田区でタクシー運転手が突然のくも膜下出血で意識を失い歩道につっこみ6人死傷する事故が起きています。2021年1月に東京渋谷区笹塚でも同様の事故が起きています)


    ・9月20日は敬老の日(祝日) です。
     なにか外出時につかう身につけるモノをプレゼントで贈る場合は「明るい色」「目立つもの」だと、身を守るための交通安全にも役立つと思います。
    蛍光色や反射材の付いた上着やバッグ、明るい色のクツや、光って目立つ杖、小さくて軽い散歩用のライト(手ぶらで済むもの)なども手頃な製品が色々発売されています。車イスや「シニアカー(セニアカー)」も、なるべく光ったり、目立ったりするほうが安全です。座席の後ろに黄色い旗を立てて、目立たせることもできます。ピカピカ光るライトを追加でフレームに装着してさらに安全に。


    2020年6月 石川県能登町宇出津のトンネルで電動車イスの交通事故が起きています。(この事故は、迂回路前に段差があったためにトンネルを通らなくてはいけなかったという問題もありました。)
    2021年8月 香川県観音寺市大野原町でシニアカーが踏み切りの線路にとじこめられて特急列車にはねられる事故が起きています。
    参考:
    高齢者の事故防止~電動車いすの利用で気を付けたいこと~(nite)

  • ご近所ひとり親家庭子供・高齢者・障がいのある方の夏遊び見守り手伝います

    夏休み向けの取り組み

    世田谷区は無料でも遊べる場所が数々ありますが、親が疲れ果てていたり子供が何人もいて安全に面倒みきれる自信がないと「よし! 夏だから遊び行こう」と言いにくい、重くなってしまった腰をあげにくいと思います。そういう時手伝いますので気軽に連絡ください。
    一人親で、こどもにわるいなと思いながらも、子供を遊びに連れて行ってあげる気力がわかない親御さん。シングルファーザー、シングルマザー。両親は健在だけど事情があって長男長女が弟妹たちの面倒をみている家庭。一人親家庭何組かで川へ行きたいけどすこし心配なのでついてきてほしい。
    そういう時に私に「手伝って」と気軽に言ってきてください。

    また、世田谷区玉川地区(用賀から半径4キロ圏内)で、高齢者の二人暮らし、ひとり暮らしで、水辺へ行ってみたいけど、自信がない。車イスだけど補助の人がいないと行けない。みんなに迷惑がかかるといけないから行きたいのをガマンしている。
    そういう方も気軽に私に声をかけてみてください。
    私は町のなかで杖をついて一生懸命「他人には迷惑をかけまい」とマイペースでひきずるように重い荷物も持って歩いている高齢者の姿を何度も見かけます。たまにはひとを頼ったって、なにもわるいことはないと思います。

    障がいのある方。一対一でお世話することもできます。安全のための追加サポート要員としてお手伝いでついていくこともできます。一般開放プールはいまだけなので、遠慮なく私に「ちょっと手伝って」言ってください。もちろんおとなでもこどもでも大丈夫。(私は成人男性で力もけっこうあるほうです。)


    ・町の中でわたし(じゅんちゃんおじさん)を見かけたときに気軽に声をかけてください。
    黄色いヘルメットをかぶって目立つ看板を背負っているので一目でわかると思います。
    「こんど子供たちと水辺へあそびに行きたいので手伝ってくれますか?」と話しかけてください。
    「すこしは歩けるけど、もし途中で歩けなくなったら車イス押して助けてほしい」と話しかけてください。

    ・メール連絡先 問い合わせページ
     まじめな問い合わせには2,3日以内に返信するようにしています。こちらからの返信があなたの「迷惑メールフォルダ」に入ってしまっていないかご確認ください。まじめな内容なのに返信が届かないときはもう一度メールを送ってみてください。

    ・ひとに頼るのが苦手だったりコミュニケーションやメール連絡などが苦手な当人(一人親や高齢者)の代わりに代理の方が問い合わせして頂いても大丈夫です。(友人、知人、離れた場所に住む身内の方など)

    ★もちろん私(じゅんちゃんおじさん)はお金やお礼は頂きません。私のできる範囲のことしかできません。単発のお手伝いです。

    お金をかけないで歩いていける場所
    (2021年夏おすすめ)

    多摩川の兵庫島(ひょうごじま。水遊びができます)

    【 地図 】
    田園都市線・二子玉川駅ちかく(徒歩5分)
    水辺というのはとても危険で油断ができません。でも「さらにもうひとり大人の見守り」が増えたら、心強いと思います。
     野川、多摩川、小山の上、ひょうたん池、新二子橋(246号)のたもと親水あそび場、それぞれのエリアで自分にあった過ごし方遊び方ができます。2021年8月現在 売店や自動販売機は無いので必ず水筒や飲み物を持参しましょう。食べ物もあるとよいかも。(ゴミは持ち帰るようにしましょう。兵庫橋を渡ったところにゴミ箱が設置されています。トイレ有)
    泳がなくても子供にはライフジャケット着用を。ヘルメットもあると安心です。
    !注意! : 2021年7-8月 水の事故が多数起きています。「親が車に荷物を取りに行って目を離した間におぼれる」事故も起きています。水の深さが浅い、足首くらいまでしかない場所でもおぼれる危険性は常にあります。
     2004年11月には 保育園児が園外活動中に兵庫島付近でおぼれる事故が起きています。 保育の安全について(世田谷区)

    ・世田谷区の中学校プール一般開放
    ~8月29日 【終了済み】

    開放されている 世田谷区のプール
    子供(小学3年生以下)がプールで泳ぐのに大人の付き添いが必要です。
    料金は2時間 おとな240円 こども 100円(夜間や温水は案内参照) 水遊びの見守りは命にかかわるので神経をつかいます。おとながもう一人いてくれることですこしでも負担がかるくなるかもしれません。(ちょっとトイレで離れたりすることもできます)
    <実際に喜多見中学校のプールへ行ってきました>
    <実際に瀬田中学校のプールへ行ってきました>
    → 瀬田中は8/15で終了。他の学校 8/22
     喜多見中学、駒留中学校(桜新町駅徒歩)8/29まで  
     
    お役立ち情報:他の会場では異なる可能性あり
    <喜多見中学>
    ・校門すぐのところに受付があります。すぐわきにプールがあります。地上にあるので開放感あかるい感じがあります。

    <瀬田中学>
    ・プールは門を入って左手、靴をぬいで袋にいれて持ち体育館に入って、屋上にあります。階段をあがっていくので足元に注意。2階の受付でお金を払います。

    <共通>
    ・入場した時刻の書いた紙を受け取り自分で2時間以内に退出する方式。(延長可)
    ・入場時に検温があります
    ・入場時に電話番号を記入する必要があります。高学年の子供だけで行く場合、電話番号を書けるようにしておきましょう
    ・水泳帽(スイムキャップ)が必要です
    ・飲み物、水筒を必ず持っていくほうがよいです。(水道の水は飲めます)水筒はロッカーに置かずプールサイドに持っていくほうがよいと思います
     (熱中症予防のためのフタのある飲み物ペットボトル、水筒はできるだけ持って行きましょう。缶やガラスビンはやめておきましょう。)
    ・子供用の浮き輪は使用できます(大きなモノは不可)
    ・ビート板は貸してくれます
    ・日焼けに注意。屋根がないので油断してるとかなり焼けます。プールサイドには日陰があります。

    ・監視員が複数人いてくれるので心強いです。ただし、安全のため積極的に注意も行っているので、先に知っておいたほうがよいことを書いておきます。
    ・コースロープのある第一コースは遠泳用なので端っこ以外の途中では立たないようにする
    ・深さは1.3から1.5メートルあります。小学生は1.3側で泳ぐことをすすめられます(喜多見は1.6メートル)
    ・親子で小さい子と泳ぐ場合は、なるべく一緒にくっついて離れないで遊ぶように言われます
    ・ラッシュガード着用OKですが、フード付の場合は内側に折って入れるように言われます(ひっかかり予防)
    → 子どもが公園遊具で遊ぶときも気をつけるポイントです。遊んでる最中に服が遊具にひっかかるとバランスを崩して大きなケガにつながります。子どもが遊ぶ時は「引っかかる」箇所が無い服装が安全です。

    注意:持ち物の盗難に注意。特に若い女性はロッカーに荷物を入れておくよりもプールサイドの監視員の近くに置いておくほうが安全かも。(女の子がタオルを盗られたようでした。)
    荷物はプールサイドどこに置いてもOKでした。
    注意: 瀬田中学のプールの場合、壁の一部をペンキで塗りなおしてきれいにしてくれてあったのですが、色落ちするので荷物を白い壁にくっつけないようにしましょう。塗料がつきます

    ひとこと: 一般開放なので誰でも入場して泳げます。けれどやはり「子供が主役」と考えて大人はなるべく気を配って自分のほうから離れたり、遠慮してスペースをゆずってあげるのがよいと思います。本格的に泳ぎたい大人には「総合運動場温水プール」(大蔵・砧公園となり)がおすすめです(現在通常の運営とちがうので公式ページで確認を。) 世田谷区のプール

    ・砧公園(きぬた こうえん)

    みんなのひろば」インクルーシブ公園もあります。


    まずは
    ◆お金のかからない場所へ
    ◆なるべく徒歩で行ける場所へ
    ◆昼間のあかるい安全な時間帯に行動
    (熱中症に注意。ぼうしをかぶる。水分補給。休憩は木陰で)
    ◆どこへ行くでもかならず交通事故に気をつける
    ◆天気予報をかならず確認しましょう

    「風速」も予報で見られます。風のつよくなる日はなるべく避けるほうが安全です。屋内の場合もそこへいくまで自転車なら注意。個人の生活上の感覚で言うと、子供連れならば3メートル以上あったらちょっと注意。5メートル以上は要注意。これは平均なので突風がくることもあります。10メートル以上で台風。

    ◆親が同伴で一緒に行ってお父さんお母さんは現地で「手抜き」や「休養」できるカタチの「見守り手助け」

    どうしてそういう活動をしているのですか?

    私は世田谷区内を毎日「交通安全・みまもり・ゴミ拾い」活動をして歩いています。
    そのときに、一生懸命こどもたちの面倒をみたり、一緒にあそんだり、とてもがんばっているお母さんやお父さんのすがたを見かけます。
    自転車のまえにもうしろにも子供(ちびすけ)を乗せて、さらにカゴにはキックボードやストライダーや子供のあそび道具をいっぱい詰め込んで、おいっちにおいっちにと自転車を漕いでいるお母さん、お父さん。

    たいへんだなあ、えらいなあ、親はありがたいなあ、子供はしあわせだなあ、という気持ちになります。
    それと同時に、こういう「がんばり」はお母さんお父さんが若かったり、身体が頑丈で健康だったり、経済的余裕があってバッテリー自転車が買えたり、カレンダー通りにお休みが取れたりするからできるけど、体力的にも精神的にも余裕がないときや、気力が弱まってしまうときが、おとなにだってあるし、事情があって一人の大人(親)が複数の子供の子育てをしていることもよくあります。

    おとなにだって頑張れる限度があるし、ちょうど子育てのたいへんなときに、病気やケガにあってしまったり、人間関係や仕事関係で大きなストレスをかかえてしまうことだってあります。

    それに「おとな」といっても幼児を育てている親というのは年長者からみたらまだまだ若い「若者」とも言える年齢です。

    ニュースで報道されるような深刻なぎりぎりのなにかたいへんな状況や事故が起きてしまうよりも、もっと手前の、まだ余裕のあるところで、近所の大人同士がお互いに助け合ったりして、ちょっと「ほっとできる」余裕、余力を生み出すこと、そういう行動・活動ができるのではないか、そういうことをやっていくことが必要なのではないか、という思いがあります。

    「じぶんだけよければよい」「自分の家族だけ贅沢できてたのしければよい」ではない、と考えているおとな、考えるだけではなく行動しているおとなが存在していることも知ってもらって、子供たちにすこしでも安心してもらうことが、社会を明るくしていくことにつながるのではないか、そんなふうに思っています。

    私だっていつ病気やケガをするかもしれないし、いま幸いに身体が健康でうごくから、自分のこころと相談して一番やりたいと思うことを、地域のなかでやらせていただいているだけです。
    地域、近所の方たちの理解があってやらせていただいている、できることだと感謝しています。

    この活動は個人で世田谷区の一地域で行っていますが、おなじようなことは、全国のどの地域であっても「気持ち、やる気」があればできると思います。

    別の活動ですが、こんなニュースもあります。
    香川県の小中学校で終業式 夏休みを前に「身を守る」アイテムを配布(KSB瀬戸内海放送)

    地域のおとなが子供たちにしてあげられることは、いろいろなことがあります。

    だれかが、いつか、やってくれる、ではなく、
    じぶんがやる、いまやる、ということがたいせつなのかなと思っています。

    人が、人に、親切にしたり、なにか手助けするのに、むずかしい書類や、よくわからないインターネットの手続きやアプリが必要でしょうか? 私はそうは思いません。

    そこにいる人が、そこにいる人を、たすけたらいい。ただそれだけだと思います。

    全国で報じられる悲しいニュースがすこしづつでも減っていくように。

    ※ 子供のことをなにか他人に手伝ってもらうときは、かならず親が相手の人柄や普段の行動をみて、知って、信頼できる人間か見極めましょう。大きな会社のサービスを介して有料で頼んだから大丈夫という保証もありません。
    その点、ふだんから顔を見知った、近所に住む、身元のわかった安心できるおとなだからこそ、手助けできることがあると思います。手助けをもとめる側も「ちょっと手伝ってほしい」「ちょっとだけ子供みていてください」と言いやすいと思います。
    地元のみんなが気軽に助け合える「お互いさま」の世の中にしていきましょう。
    信頼、信用は一朝一夕にはできません。だからこそ、今からでもはじめることがたいせつだと思います。
    誤解やちょっとした行き違いがあっても、そういうものも、時間をかけて、活動を継続することで、乗り越えていきましょう。

    私(じゅんちゃんおじさん)が毎日行っている「交通安全・みまもり・ゴミ拾い」活動は、2021年現在、平日は夕方くらい(下校時間や交通事故の増える時間帯)に歩くことが多いです。現在、夏休み期間中で、登下校がないので(ときどき有り)いまの時期に役立つ活動「見守り」のやりかたを考えてみました。

    遊びの見守り以外でも:
    もし、子育て中の家庭で自分の子供である、息子、娘 が家のなかで暴力をふるってどうしたらよいかわからない、親よりも体や力が大きくなって手がつけられず困っている、役所や警察には相談できない、したくない、だれかに助けてほしい、という方が近所にいましたら、私に声をかけてください。一緒に考えます。
    私は威張ったりしません。えらそうなことを言ったりしません。一緒になにができるか考えます。

    子供がじぶんで相談したいとき:
    小学生、中学生、高校生、学校には行っていないけどまだ自分は子供で、家でこまったことがある、
    お父さんやお母さんにたたかれる、
    お父さんお母さんがごはんを作ってくれない、なにもしてくれない、
    お父さんおかあさんが病気になってずっと家でねている、
    いまおなかがすいているけど家にお金がない、など。
    まちにいる子供で、なにか家で困っているけど、警察や学校にはかんたんに言えないトラブルや、どうしたらいいかわからない困りごとがあって、誰かに助けてほしい、相談したいことがあったら、わたし(じゅんちゃんおじさん)を町で見かけたときに言ってくださいね。
    知らないおじさんになにか話しかけるのは勇気のいることだけど、「まじめな相談(そうだん)があります」とひとこと言ってくれたら、足をとめてしっかりはなしをききますからね。
    手紙をかいてわたしてくれてもいいですからね。きれいな字でなくても、文章がうまくまとまってなくてもだいじょうぶですからね。
    私 じゅんちゃんおじさんの写真

    子どものための安全安心相談窓口

    ・世田谷区パンフレット:
     子どもの危険回避プログラムを実施しています(初めてのいってきます!)

  • 耳栓イヤホンしない・普通の人が子供を救える

    2021年7月 福岡県中間市の保育園で、送迎バスから5歳の子が降ろすのを忘れられ閉じ込められる事故がありました。
    翌日、東京 荒川区ではスーパー駐車場入り口で4歳くらいの子が大型車両にはねられる事故が起きています。
    車からの降ろし忘れ・置き去りはバスでも自家用車でも福祉施設などでもあります。赤ちゃんにも起こります。
    駐車場での事故は店舗でも自宅前でも後を絶ちません


    自分たちにできること、今後すこしでも同じような事故を、起こらなくするためできることはなにか、を考えたいと強く思いました。
    「自分がやれることは何か」「自分がやるべきことは何か」

    事故の間近にいる当事者以外の、まちのなかにいる普通のおとな(他人・第三者)が、すこしづつ気を配って社会全体の安全度をあげることができる
    → 悲しい事故が起きるまえに!

    まちのなかには普通に歩いているおとなの人がいます。どこにでもいます。たくさんいます。

    車のなかに閉じ込められている子供の泣き声がきこえてきたり、苦しそうな赤い顔を見つけたり、窓をトントンたたいて「たすけて!」という声に気がつくことができれば、こどもの命を救うことができます。ふつうのひとで、だれであってもできます。特殊な技術も資格も道具もお金も必要ありません。
    その音、声、がきこえて、動きさえすれば。

    スーパーや店舗の駐車場にも、マンションや個人住宅の駐車場前にも、歩いている「普通の人」はいます。
    もし小さな子供が「うろちょろ」していて、これは危ないと思ったら声をかけることができます。子供を事故から守ることができます。子供に言ってもいいし、運転手や、ちかくの親や家族に伝えてもいいし、緊急でその必要があるならカラダをつかまえて動きをとめてもいい。車に対して身を挺して大きな身振り手振りで立ちふさがってブレーキ停止させてもいい。

    誤解されることがあるかもしれません。「うるさいひとだなあ」とイヤな顔をされるかもしれません。
    「余計なおせっかいだ」「なんかウチのやりかたに文句あるのか」と言われたり、「不審者だ、あやしいな」と無視されるかもしれません。
    誤解がもとで警察をよばれることがあるかもしれません。

    それでも、子供が事故にあうことにくらべたら、まったくそんなことは小さなことで、とるにたらないことではないでしょうか? 
    社会にいるおとなが引き受けてよい「損」、甘んじて受け容れるべき「損」ではないでしょうか?

    「あぶないからこうしたほうがいいよ」と声をかけるとき、「注意する」のでなく「心配する」という気持ちで話すと相手に気持ちが伝わります。実際に同じような場所や状況でこういう事故が起きているから、と説明するとわかってもらえると思います。
    相手が子供でも大人でも、急に強い言葉、驚かすような大声で注意したりされたりすれば、それがきっかけで転んで事故が起きたり、口論になったりケンカになったりします。声をかける側の責任も真剣に慎重に考えて、その上でなお積極的に行動する必要があると思います。

    ちかごろ町のなかを歩いていて気になるのは
    ・歩く人、自転車の人の多くが耳栓(イヤホン)をしている
    ・歩く人がスマホを見ながら歩いている
    大勢のおとながいることです。

    イヤホンから流れるデジタル音楽も、スマホ画面にうつるデジタル情報も、家にかえってからでもまったく同じモノを見たり聴いたりすることができます。
    しかし、町の中できこえたかもしれない「たすけて!」の声はその瞬間その場に居合わせたあなたにしかきこえません。その場で守ってやれたかもしれない子供の姿はスマホ画面を見ていたら見つけてあげられません。

    町を歩くときは
    ・耳栓(イヤホン)をはずす
    ・スマホ画面を歩きながら見ない

    を町にいる大人たちの多くの人たちが実行することで、事故を防いでいける、減らしていけるのではないか、という提案です。

    なにか事故や事件が起きたとき、はなれた場所からその間近にいた当事者たちを断片的な情報をもとに論じることよりも、まず、いま、自分のいる場所で、自分にできること、現実的で実効性のある対策は何かを考えて、実行する。

    自分たちが生きる現実の日本の社会はすべてつながっています
    「自分は関係ない」という「社会」は存在しないはずです。

    ・子供は大人のマネをします。子供たちの「歩きスマホ」「ながらスマホ」事故を増やさないためにも、まず大人が歩きスマホをやめる。(通行中の「動線(ひとのながれ)」からちょっと脇によって離れて立ち止まって操作すればよいだけです。自分の身体も他人の身体も安全です。なるべくガードレールや車止めボラード、鉄柱の内側に入って、通行の流れのじゃまにならない空間によけましょう。むずかしいことではありません。)

    2021年7月 東京 板橋区の踏み切りで「警報音が鳴るなかを踏切内に侵入」して電車にはねられる事故が発生しています。原因は「歩きスマホ」と報じられています。近くにいた誰も助けてあげたり気づいて制止してあげることができませんでした
    2013年10月にも同区おなじ沿線で同様の事故が起きています。

    ・「耳栓イヤホン」「歩きスマホ」は歩行者だけでなく、自転車やバイク、車でも行われます。
    これは「改正道路交通法」「安全運転義務違反」や都道府県の条例「例・東京都道路交通規則 第8条」違反によって逮捕されたり罰せられる可能性があります。

    2018年5月 東京 大田区 でイヤホンをした自転車の運転が原因で起きた自動車事故に責任が問われました。
    2015年6月 千葉県千葉市 でイヤホンをした自転車が歩行者をはねる重大事故がありました。

    ・耳栓(イヤホン)をしていると緊急車両のサイレンの音が聴こえません。自分の身も危険であり、一刻を争う緊急車両に対しても障害物になってしまいます。

    ・耳栓(イヤホン)をしていると危険な暴走車両が近づいてきても気づくのが遅れます。

    スマホ画面に映るデジタル情報、イヤホンからきこえるデジタル音声は、まったく同じものが家に帰ってからでも視聴できます。雨の日や寝床からうごけない日でも、寝る前にでも楽しめます。
    屋外でそのときその場所で聴こえてくる音や声、景色情景は、川のながれのように一期一会で二度とおなじものは一生のなかで体験することができない「かえ」のない貴重なもの・瞬間です。


     また、ちいさくても、その場にいる子供同士がたすけあう、たすけあうことができるんだよということを教えていくのも大切だと思います。
    学校や公園で
    「自分よりも小さい子がいたらたすけてあげるんだよ」
    「自分より小さい子をまもってあげるんだよ」
    「つよい者は自分よりよわい者をまもってあげる、たすけてあげるんだよ」

    たとえば、おともだち同士でも、赤い顔で汗をたくさんかいていたら「熱中症」ということばを思い出して、水を飲むことをすすめたり、先生やおとなに知らせることは子供にもできます。車道にとびだしそうなともだちを「あぶない」と引き留めることも、のどになにか詰まって苦しんでいたり、水の中に落ちたともだちのために大声で「たすけて!」とおとなを呼ぶこともできます。ちいさな子供であっても。

    もしも仮に、いまの実社会で、年上の者が年下の者をいじめたり、年上の者がずるいことをして得をして年下の者ばかりが損をする現実があったとしたなら、それならばなおのこと、
    「年上の者が年下の者をたすける」
    「つよいひとが、自分よりよわいひとをたすける」
    ということを、市井に生きる現実の生活者である私たち庶民が、実際の毎日の生活のなかで、教え合い、実践していくのが、これまで以上にたいせつで、重要なことになってくるのではないかと思います。

    地域のおとなみんなで子供をまもる

    複数のおとなの目で、何重にも補いあって、たすけあって、こどもたちの安全を、よりたしかなものにしていけるはずです。

    今日現在も、日本のどこかで、保育園、幼稚園、小学校、養護施設、福祉施設、習い事、の送迎バスで、安全手順・安全対策が十分に手が回りきっていない実際の現場があるかもしれません。
    そのときに、だれかを責めたり、だれかに期待するよりも、まず、自分(保護者やバス送迎が行われる地域住民)にできることを自分で実行するのが一番はやい対処法かもしれません。自分自身で乗り降りの人数を数えて確認する。最終バスのなかに居残り、眠っていたり、隠れていたりする者がいないか確認する。バスの乗り降りのとき周囲に立って交通事故が起きないように自分の体でガードレールになってあげる。
    他人であっても、第三者であっても、それは実行できることだと思います。

    8/8追記:
    車内に閉じ込められたときの対処方法として子供に「運転席のクラクション」や「防犯ブザー」を鳴らすことを教えてあげておくことが話題になっています。
    → 緊急時の知識としては以前から言われていたりドラマのワンシーンに出てきたりする情報ですが、わたしもそれを教えておくのは良いと思います。
    おとな側や管理責任者がすぐできることとして、車内に防犯ブザーを置いておく(バスなら複数個設置)や、車内で問題発生中を車外に知らせるライトとブザー設置も比較的すぐできる対処だと思います。(運転手が急病になることもあるので。
    ついでに述べると、バス走行中に運転手が気絶した場合、乗客がフットブレーキ、排気ブレーキ、サイドブレーキを代わりに操作して停車させることもできます。
    現在、日野自動車、いすゞ、三菱ふそう などバス車両メーカーでは乗客が操作できる「非常ブレーキスイッチ」「ドライバー異常時対応システム(EDSS: Emergency Driving Stop System)」を搭載した車両の開発・販売を行ってます。実際に町のなかを走っている新型バスにも導入されています。トラックにも搭載されはじめています。)


    しかし、これらも、まわりの大人たちが耳栓イヤホンをしてスマホ画面を見ていたら、子供たちの危機に気づいて救ってあげることができません。
    みんなで、子供たちをまもっていきましょう。

  • 「手上げ横断」をていねいに考える

    いま話題の「手上げ横断」

    2021年6月、警察庁による公式な「交通マナー」として43年ぶりに「手上げ横断」が復活するという報道が取り沙汰されています

     警察庁は11日までに、道交法に従って交通マナーをまとめた「交通の方法に関する教則」を改正し、信号機がない場所での横断について「手を上げるなどして運転者に横断の意思を明確に伝える」ことを歩行者の心得として盛り込んだ。歩行者に自らの安全確保を促し、死亡事故の中で最も多い歩行中の事故を減らすのが狙い。「手上げ横断」は1978年に教則から削除されたが、同庁は教則を改正し、43年ぶりに復活させた。政府も交通安全基本計画で歩行者の安全確保を「重視すべき視点」としており、一丸となって事故防止に取り組む。

    共同通信社 2021/6/11

    交通の方法に関する教則(オンライン・警察庁)
    交通の方法に関する教則(冊子・全日本交通安全協会)
    交通安全教育指針(1998年平成10年9月版)
     ※情報は今後改訂更新されると思われます
    ・根拠となる法律: 道路交通法 108条の28 ほか

    ・インターネット官報 令和3年4月16日(号外 第89号)告示
    第11次交通安全基本計画(内閣府)

    まず理解しておきたいのが「手上げ横断」の話は2つあるということです

    その① 横断するまえ
    車にとまってもらうための「手上げ」
    (主に「信号機のない横断歩道」が想定されているように見受けられます)

    その② 横断中
    横断中に目立つための「手上げ」
    (主に、ちいさな子供のための指導。「信号機のある横断歩道」でも信号無視する車や、右左折直後で横切ってくる車に存在をアピールする必要がある)

    いま話題になっているのが①。
    これまで子供の「交通安全教室」などで教えられていたのが②。

    今回の「手上げ横断①」の復活、「交通の方法に関する教則」の改正には次のような流れもあったようです

    <長野県> 
    信号なし横断歩道で車に止まってもらうための「手上げ」
     2021年6月12日 信濃毎日Web
     2020年3月、9月 長野放送 NBS
     2020年10月 長野放送 NBS

    <静岡県>
    ”大人も恥ずかしくないように小さめに「手上げ」で横断の意思表示”
    大人も手挙げて 静岡県警(静岡新聞)2020年12月

    <埼玉県>
    交通死亡事故抑止活動 手上げ横断
    <愛知県>
    「横断歩道の日」「ハンド・アップ運動」 2019年~
    <三重県>
    横断歩道ハンドサイン・キャンペーン

    <岡山県>
    ”信号機のない横断歩道で 「目と手で合図!ストップ運動」”
    RSK山陽放送 岡山県警 2021年6月

    全国各地でほかにも活動があると思います


    毎日「手上げ横断」している私から

    大人も横断するとき手をあげて

    提案:「手上げ横断」を考えるまえに自分で手をあげることを実際に体験してから考えてほしい

    今日現在、おとなのひとで横断歩道を手を上げて渡る人はかなり珍しく、ごく少数です。

    実際にじぶんで「手をあげて」みてはじめてはっきりとわかることがあります。
    きっと予想外だと思いますびっくりすると思います
    おとなになってから手をあげて渡ったことがありますか?


    手をあげると、想像以上に車が見えなくなります!

    ※ この話についてはまた後日、書く予定です


    ※更新 2021年 7月14日
     記事初出 2021年 6月14日
     このページは随時、追記と更新を行っています


    ※追記:
    インターネット上にとても充実した資料がありました。
    交通安全に興味のある方はぜひ見てみてほしいと思います

    横浜市 交通安全
    スクールゾーン活動(通学路交通安全プログラム)ほか
    特に「しおり・マニュアル」

    一般社団法人 全国道路標識・標示業協会
    通学路・スクールゾーンの安全対策 整備ガイドライン
    全標協 東京都協会
    路面標示と交通安全(技術資料)

  • こどものゴミ拾いは死亡事故が起きる危険があるのでやめましょう

    これまでも 何度も言ってきましたが、こどものいのちにかかわることなので、何度でも言います。

    大人であっても車が走る道路でのゴミ拾いはたいへん危険です。
    全国でこれまで清掃活動中の交通事故がいくつも起きていて、死亡事故もあります。
    ですので、安易に「ゴミ拾いは良いこと」と考えて、子供に道路でのゴミ拾いをさせたり、おぼえさせたりするのは、やめましょう。

    私はこれまで、ほかの人に対して自分の考えを押し付けたり、強制したりすることは無く、今後もそういうことをしようとは思いませんが、「子供に道路でのゴミ拾いはさせない!」ということについては、強めに呼びかけ続けたいと考えています。
    子供が死んでから悔やんだり、悲しんでもおそく、とりかえしがつかないから。

    「おとなが一緒にそばについてゴミ拾いするなら、そんなに心配しなくてもいいのでは?」
    というのは、間違いだと、私は考えます。
    子供は「ゴミ拾いが良いこと」「ひとにほめられる、おとながほめてくれること」と、おぼえてしまうと、素直で純粋な心で、子供が一人で道路にいるときでも、ゴミを見つけたときに反射的にからだが動いて、まわりの状況を確認せずに低い姿勢で飛び出してしまう危険性があります。
    これは単なる想像で言っているのではなく、私自身がこれまでの「交通安全・みまもり・ゴミ拾い」活動のなかで何度も目撃した経験から発言しています。

    また、現代の交通事情とも関わっています。
    「ゴミ拾いの危険性を心配してくれるのはわかったけど、歩道なら大丈夫じゃないか?」と考える人がいるかもしれませんが、これも私は強く反対します。
    現在の「歩行者道路」「路側帯」は、非常に危険です。というのは、「バッテリー付自転車」の普及によって、自転車のスピードがとても速くなっており、自転車重量が重く、しかも静かで、「自転車と歩行者」の交通事故でも、接触事故のダメージが大きく、重大事故につながりやすくなっているからです。実際に死亡事故が起きています。
     キックボードや配達業者の自転車が増えているのはみなさんもご承知のとおりです。

    子供はまだからだが小さく、よわく、大人ならケガですむ事故でも死んでしまいます。とりかえしはつきません。

    道路にゴミがちらかっていることなど「子供の命」にくらべたら、本当にどうでもよいことです。
    なにより大切なのは「子供の命」です。

    子供が道路でゴミ拾いすることは私はやめさせたい、やめてほしい、と願っています。

    繰り返しこの注意喚起をしているのは、子供のゴミ拾いを禁止や注意するのが目的でなく、いちばんたいせつなのが、こどもたち、きみたちのカラダ、いのちだよ、ということ。それを伝えたいし、おとなのひとみんなにも改めてしっかりと意識してほしいのです。

    道路上で、子供たちが気をつけなくてはいけないのは「クルマ」「オートバイ」「前をみていない自転車」「スマートフォンを見たまま歩いたり走ったりしている大人たち」であり、そのことに一番注意してほしい。
    子供たちには、もうそれにだけ集中してほしい。避けたり、止まったり、なるべくはやく相手に気づいて、自分で自分のからだをできるかぎり守ってほしい、そう願っています。

    本当は、おとなのほうが、その十倍も百倍も、こどもたちの存在に気をつけなくてはいけないのだけど、
    おとなも、まちがったり、失敗することがあるからね。

    全国各地で「よかれ」という善意の気持ちから、さまざまな「ごみ拾い」の活動・イベントが行われていますが、そのときに絶対におとなが忘れてならないのは「こどもの交通事故を起こさない」ことです。それは絶対に防がなくてはいけません。
    「ゴミ拾い」よりも「命をまもる」ほうがだいじ。
    どんな立場のひとだろうとそれに異論はないはずです。

    今日、まちのなかで「交通安全・みまもり・ゴミ拾い」活動中に、「孫といっしょにゴミ拾いをしている」という方とお話しする機会があり、自分でも「口うるさい」「水をさすようなことを言って心苦しい」とは思いましたが、「子供がゴミ拾いする危険性」について自分の考えを述べさせてもらいました。

    「交通安全運動」と「ゴミ拾い」を同時に行っている私だからこそ、たとえ煙たがられても、この件については、言い続けていかなくてはいけないと思っています。たとえ自分が損をしても、言うべきことを言う。
    それが大人の、自分の、責任だと覚悟をもって意見を発信しています。

    この記事を読んでいただけたみなさまにも、この意見について、考えてみてもらえたらありがたく思います。



    追記: 2021年10月インドネシアで、リバートレッキング(川歩き)と川岸の清掃活動に参加していた10代の生徒11人が水死する事故が起きています。その前年2月にも10人が亡くなる事故が起きています(AFP通信

  • 自転車のお母さんお父さんにあやまりたいこと


    町のなかでゴミ拾いをしているときに、子供座席付自転車に乗ったお母さんに「ごめんなさい」とか「すみません」とか言われることがあります。
    車道沿いのガードレール付歩道のなかで、自転車のお母さんやお父さんに「ごめんなさい」と言われると、いいえ、通行のジャマなのは私のほうです。こちらのほうこそ、ごめんなさい。
    という気持ちです。
    なるべくこちらが早めに気づけるように前後左右に気を配っていますし、気づいたらなるべく通れる空間を広くあけて、まだ距離があるうちに、すみに寄って待つようにしていますが、電柱や壁などで見通しがきかない場所では、互いが近づいてから避けるしかない場面もあります。
    お母さんが自転車で通り過ぎるとき「道をゆずってくれてありがとう」の意味の「すみません」だったり、「ゴミ拾いのジャマしてごめんなさい」の意味の「ごめんなさい」の声をかけてくれるのです。
    これは、ゴミ拾いをしている私のほうがジャマで、お母さん、お父さんたちはなにもわるくないです。子供を前や後ろに乗せて、買い物までして、暗くなった町を昼間の疲れもあるなか、重い自転車を一生懸命こいでいるところに、よけいな気をつかわせてしまって、本当にこちらのほうこそ、すみません。
    ときどき、歩道を対向して自転車がきて、私がそれを避けるつもりで歩道につながっているマンション入口に身をひくと、そのマンションに帰りたい自転車で余計ジャマだったりする失敗もあります。
    私が停まって対向する歩行者を避けて行き過ぎるの待ってるつもりが、じつは私のよこに駐輪してある自転車をだしたくて私が動くのを待っていて互いに「お見合い状態」になって立ち尽くしてしまう失敗もあります。
    ごめんなさい。

    ついでに言ってしまうと、
    自転車の走行というのは「流れ」というものがあるし、現実の町なかの道路というのは理想どおりの設計にはなっていないので、蛇行や斜めに進むのが自然だったり安全だったりする場所も存在します。駐輪場からはみだしているモノや看板や路上駐車、商店街の道路ではあちこちうごきまわる歩行者も避けなければいけないし、そもそも、自転車の出発地点と目的地点によっては全部のルールを守って走行するのは至難のわざです。それはよくわかっているのです。
    だから、私は「交通安全」に関するメッセージボードを身につけてゴミ拾いをしていますが、特に、子育て中の子供座席付自転車のお母さんやお父さんに対して、交通ルールを絶対守りましょうとか、ルールをやぶったらダメだから咎めだてするだとか、そういう気持ちは一切無いのです。
    結果として子供がケガをしなければいい。人が事故にあわなければいい。
    ルールよりもいのちがだいじ。
    たとえルールや信号をまもっても、交通事故に遭ってしまうことがあります。信号機自体には人間の体をまもってくれる機能はついていません。だから、どうか、自分の目で見て、自分の頭で判断してじぶんのからだ、子供の体をまもってほしい。
    それが最優先でだいじなこと。
    そういう気持ちでいます。

    ただでさえ忙しく、子育てで疲れくたびれて自転車をこいでいるところに、もしわたしの「交通安全・みまもり・ゴミ拾い」活動の存在がさらにストレスのもとになっては申し訳ないと思い、こういう気持ちでいることをお伝えしておきたいと思いました。

    子供座席付自転車のお母さんお父さんは、「歩道」と「車道の路側帯」どちらでも各自の判断で、より安全で走りやすいほうを通行すればよいと私は思っています。(現行の法律も例外規定でそれを許容しているはずです。)
    立派な成人男性で立派なスポーツタイプ自転車に乗っている人には、ヘルメットをかぶり明るい服装、明るい照明と反射材をつけて、みんなのお手本となるように車道路側帯(または自転車レーン)を通行してほしいと思っています。それでも場所によって命の危険を感じる場合は、おとなだってルールより命のほうが大事です。遠慮しながらほかのひとの安全に配慮して歩道を通ればよいと思うし、同時に、そういう問題のある場所はルールや設備を変えて事故が起こらないように改良していく努力や行動をしていけばよいと思います。

     標識・信号機に関するご意見・ご要望(警視庁)
     このほか意見要望の窓口は、市区町村、都道府県、警察庁、国土交通省、政府などにもあります。



    一般的には、やはり交通ルールというのは歴史もあって毎年改良も重ねられていて、「どうしてそういうルールになっているか」をよく理解して自分の頭で納得できると、なるほどたしかにこれはみんなで守ったほうが全体にとって安全で良いことだと思えるものがたくさんあります。
    たとえば、自転車で左側通行をまもると、交差点や道路がつながる場所で突然クルマが飛び出してきても、そのクルマと自分の自転車との距離が長い(右側を走った場合よりも。)ので、ブレーキをかけたりハンドル操作する時間的余裕が生まれます。
    (自分で絵図を描いてたしかめてみるとよくわかります)


    私も「交通安全 みまもり ゴミ拾い」活動中、町のなかで「すみません」「ごめんなさい」は、ちょくちょく言います。
    この日本語を日本人はよく言います。
    そしてそれを私はどちらかというと良いことだし、好ましいことだと感じています。
    「ゆずりあい」「おたがいさま」のこころ。

    相手と自分どっちが正しいとか、ルールだからどうだとかでなくて、
    みんなのいのちが安全ならいい、子供たちがケガをしなければいい。
    私は、そう思っています。


    参考:
     自転車の交通事故防止(警視庁)
     自転車交通安全教育用リーフレット(警視庁)

     ※さらに加えて、地域ごとに自転車に関する条例が制定されている場合があります。(例・世田谷区「子どものヘルメット着用が保護者の義務」など)


    私自身の考え。
    交通ルールだけを拠り所にするのではなく、さらに、体が大きく丈夫なおとな健康な成人男性は、より、子供、子供連れ自転車、ベビーカー、ゆっくり歩いている高齢者に対して、やさしさや思いやりを発揮して、じぶんのほうがカラダが強いぶん、よけいに相手にゆずるのがよいと考えています。相手がケガや事故にならないように。相手が驚いたり、怖い思いをしたりするような急な動作や、ギリギリ近い距離ですれ違ったり追い抜いたりすることがないように。
    車を運転しているときも同様に、車のほうが強いのだから、平等ではなく、ルールだからでなく、自分の側が一歩ひいて、相手のぶんまで安全をかんがえてさらに思いやり運転を。
    たとえば交差点の左折右折した直後の横断歩道に歩行者がいる場合はなるべく距離をあけて完全に停止してあげたり。そうやって前の車がとまったらあおらず待ってあげる。

    そういう姿が「まっとう」な社会のありかたではないかと考えています。
    つよい側がゆずる。つよい側がみんなをまもる。

    野生のゾウの群れは、あぶない外側に強い体の大きい者が並んで立って、なかにいるよわい子供のゾウをまもります。

    こどもが年を経て成長しておとなになったら今度は役割を交代。
    おとなが年をとってお年寄りになったら今度は役割を交代。
    みんなが、みんなを、みんなで、まもる。
    できるひとが、できるときに、できないひとのぶんまでたすける。
    おたがいさまで、おぎないあって。できることを。順番に。

  • 子供たちへ ゴミのことよりも きみたちの命がだいじ

    わたしは近所で「交通安全 みまもり ゴミ拾い」活動をしています。
    この呼び方には意味があって「交通安全」をいちばん重要だとかんがえているので先頭にあるわけです。
    身近な日常の生活でいちばん命の危険や大きなケガにつながることだから。
    そして自分の気をつけようとする力でいちばん防ぐことが可能にちかいことだと思うから。

    11月11日 現在、東京の日没時刻は 16:37 です。
    午後5時まえには暗くなり、午後6時になれば真っ暗です。これから12月上旬までさらに暗くなる時間がはやくなります。
    (東京では 16:27 が一年でもっとも早い日の入り時刻)

    そとが暗くなっても安全なように、私の体にはたくさんのピカピカ光る照明ライト、反射材、チリンチリン鳴る鈴、がついていて、明るい色の服も着ています。
    自分の安全のためだけでなく、
    「へーっ、あんなのつけると、あんなふうに明るくなるんだなあ、目立つなあ、ありゃ、安全だなあ。自分もつけたら安全になるし まわりのひとにも親切かな」と気がついてもらいたいという思いもあります。

    たとえば、視力が良くて機敏に動けて頑丈な体を持っていたら、暗い時間帯に暗い色の服を着て、混み合っている路上の人波をすばやくかいくぐって進んで「こんなの簡単、自分はこわくないよ平気だよ」という気になるかもしれません。
    しかしまわりにいる人、ちかくを歩く人にとってはどうでしょうか。あまり眼がよくみえない人もいます。ゆっくり杖をついて歩く人もいます。子供の身長はおとなの半分よりちいさいです。
    まえを見ていないで歩く人、考え事をしていたり体の具合がわるくて病気でぼーっとしている人もいるかもしれません。
    狭い歩道上でべつの方角から複数のひとが近づいてくることもあります。そのとき耳がよくきこえなくて足音や物音に気づけない人もいるかもしれません。(私は外出時にイヤホンをつけることはありません。)

    こどもは おとな のマネをします。

    私は、歩行者道路や路側帯を歩くとき、なるべくゆっくりした歩みで、前後をきょろきょろ見回しながら、向かい側や、後ろ側から人や乗り物がきたときは片側によけてからだをひらべったく壁のようにして道をゆずります。
    道路をわたるとき、信号が青色に変わってもすぐ足を踏み出さずに右・左・右を首をうごかして自分の眼で「だいじょうぶ安全」をたしかめてから、歩き出します。
    常にキョロキョロ周囲の危険をうかがっているので「なんだかミーアキャット(動物)に似てるかな」と自分で思うこともあります。

    ごみを拾う、なんてことは明るい太陽がでている時間にやるほうが安全にきまっています。
    暗くなってからのゴミ拾いは、町のひとたちにとっては、ちょっとジャマで危険な部分も含んでいる行為だと承知しています。ごめんなさい。
    活動が「ゴミ拾い」だけでなく、それよりもだいじに思っている「交通安全」と「みまもり」がいっしょになっているので、過去の交通事故発生時刻を勉強したり、子供が学校から下校する時間、その時刻にクルマを運転している人たちに私の姿が見てもらえるようになど色々と考えて、いまの時間帯に活動しています。

    私がゴミ拾いをしていると、子供が自分でゴミをみつけて拾ってもってきてくれることがあります。
    うれしい気持ちになります。が、そのたびに
    「ありがとう。でも、ゴミ拾いはあぶないから、おとなが拾えばいいんだからね。きみたちはクルマにしっかり気をつけるんだよ」
    と私は言います。
    その場の状況に応じて「運転している大人が前を見ていないときもあるからね」「スピードの速い自転車が突然くることもあるからね」そして

    「ホントは、気をつけなきゃいけないのはこどものほうじゃなくて、運転してるおとなのほうなんだけどね。おとなも失敗したりまちがえたりすることあるからね。両方で気をつけると安全だから」

    など言い足したりしながら。

    こどものからだが一番だいじ。

    子供がケガをすることに比べたら、ゴミを拾ったり捨てたりということはどうでもいいくらい小さなことです。

    だから私は、ゴミ拾いを子供には すすめません。

    子供を自転車にのせてるお母さんお父さんも ゴミを落としても無理して拾う必要ないですからね。ケガしないほうがだいじ。いのちがだいじ。
    こどもをつれているときは、こどもの安全のことだけ第一で。
    あとのことはまわりにいる、そのときそれができるおとながすればいいだけのこと。
    ゴミはおじさんが拾うからね。



    わたしは、町でこどもに交通安全で声をかけるとき「ルールだからまもる」ということは言わず「じぶんのいのちをじぶんでまもるんだよ」と言います。
    体の大きな子供には「じぶんよりちいさな子があぶなかったり困っていたら助けてあげてね」と言います。

    「ゴミ拾い」という行為よりも、こどものいのちをまもること、いのちのほうがだいじ。 その優先順位があることを、はっきり伝えることが大切だと思いこの記事を書きました。


    付記:
    ゴミ拾い自体が交通事故防止などに役立つ点も多々あります

    ・道路脇に落ちている缶びんペットボトルに自転車が乗り上げたり、車道に転がりでて事故原因になるのを防ぐ
    ・路面に落ちているお菓子の袋やプラスチック袋、バナナの皮や長ネギなどにすべって転倒するのを防ぐ
    ・路面に落ちている釘、ネジ、ボルト、ガラス、硬質危険物でパンクしたりケガや事故につながることを防ぐ
    ・風でとんだプラスチック袋がフロントガラスにはりつくのを防ぐ
    ・火のついたタバコ、落ちているライターが火災原因になるのを防ぐ
    ・雑菌やウイルスの付着したものを子供が触るのを防ぐ
    ・飲みかけ食べかけのゴミを子供が口にいれるのを防ぐ
    ・不衛生なものを放置しないことで害虫害獣のエサを増やさず疫病を防ぐ
    ・「割れ窓理論」
    ・犬がさんぽ中に路上のへんなモノを食べてしまうのも防げます




    ※更新 2020年 11月16日
     記事初出 2020年 11月12日

  • 危険なゴミ拾いを遊びにすることへの問題提起

    私はふだん、あまり他人のやることに批判的な意見を言わないようにしています。

    世の中は、なるべく、のびのび、各自のやりたいように自由におおらかなのがよくて、その総和としてほどよい社会ができていくのが自然で健康的なのではないか、そんな風に考えているからです。

    たとえば、私は、毎日まちのなかでゴミ拾いをしていますが、ゴミを捨てる人がいても注意することはしません。
    タバコを捨てる人がいても、注意することはしません。
    交通安全の運動をしてますが、まちのなかで信号無視するおとなの人がいても、注意することはしていません。
    信号を渡ろうとする人たちの流れを無視して目の前を横切るランナーや高速自転車、立派なスポーツ装備で歩道を走る自転車にも注意はしません。
    おとなは、じぶんの行動を、じぶんで決めるもの。
    じぶんでどうするか判断して行動すればいい、そう思っています。

    (※こどもには安全なタイミングであれば声をかけます。子供がうごいている時に大きな声で注意するのはやめましょう。おどろいたり振りむいたりしてよけい事故原因になります。→ くわしくはまた別のブログ記事に書きたいと思います。
    私の活動は「自警団」とはまったくちがいます。交通事故や犯罪が起きる直前の危険な状況に限って地元住人という立場、ひとりのおとな成人男性として、リスクと責任を引き受ける覚悟をもってその場合だけ手や口をだして介入します。)

    最近、世田谷区内の公園には「喫煙禁止」の注意書きがついた真新しいカラーコーンがベンチ横に設置されることが増えました。たぶん住民から要望があったのかなと推測しますが、私個人としては、あまりこういうものを増やすのは良いことだとは思っていません。撤去できるのならそうしたほうがよいくらいに思っています。(もちろん地域のみんなで決めていけばよいことです)
    たしかに公園のベンチには、毎日れんぞくして、弁当の空き箱やタバコの吸殻、なんだかヤケになったように大量の空き缶がうち棄てられています。(まるで自分の存在を知ってもらいたくて主張するかのように。)
    私は、そういうゴミを数え切れないほど拾っていますが、そういう場面に出会ったとき、腹が立つことはあまりありません。
    どちらかというと、ゴミをすてたひとの生活の苦境や、依存症に関する心配や、そのひとのこころの痛みを思います。
    そして、ごみなんか私が拾えばいいよ。いま気持ちや体力に余裕のあるだれかほかのおとながひろえばいいよ。弁当とタバコ買うお金があるだけまあ、なんとかなってるんだから生活は大丈夫かな。もう外で飲むには缶チューハイじゃなくて温かい飲み物のほうが寒くなくていいんじゃないかな。。そんな風なことを考えながらゴミを拾います。
    ゴミなんかたいした問題じゃない。いのちのほうがだいじ。


    ゴミ拾いを遊びとしてやること

    以前からそういう企画、イベント、お金儲けや営業人脈づくりを目的とした行為、税金をつかった活動、があちこちで存在することは知っていましたが、「人」というのはいろんな考えがあったり、やりたいことがあるわけだし、私自身の考えだけが正しいというわけでももちろんないので、そういうモノに対して批判的な意見を述べることはしないでいました。

    しかし、2020年11月、じぶんの住む世田谷区が運営する施設が「ゴミ拾いを遊びとしてやるイベント」を宣伝告知しているのを知り、
    こどものいのち にかかわることなので、
    問題提起する必要をかんじました。

    <みなさんによく考えてほしい問題点>

    ・東京都世田谷区 という都会のなかでのゴミ拾いはたいへん危険な行為

    ・海外の広大な自然を有するフィールドアクティビティ(走りながらゴミを拾うという遊び)を安易にもちこむにふさわしいロケーションかどうか

    ・全国でゴミ拾い作業中に交通事故に遭われたいくつもの事例があり、死亡事故もある

    ・昨今、実際の道路公道でアプリ、ゲームが原因で起きた子供の死亡事故がある

    ・まちなかでジョギングする人自体がすでに「交通弱者」にとって危険な存在。それをさらに掃除の装備で膨んで素早いスピードで動きまわることがどれほど危険で、ゆっくり歩いている人達にとって脅威に感じられて怖いか、実際に当事者に意見をきいてみたか

    ・現在、町の中の歩行者道路や路側帯には「速度のはやいスポーツタイプ自転車」「速度のはやいバッテリー自転車」「配達業務用自転車」「キックボード」「電動キックボード」「歩きながらスマホする人」「自転車を走らせながらスマホする人」「バイクに乗りながらスマホする人」「高齢者や子供が怖さを感じるスピード・間近さでジョギングする人」の交通量が極端に増加している

    ・無責任なカーナビゲーションや無思慮な「ぬけ道」「裏道」情報の氾濫によって、子供のいる住宅街やせまい道に幹線道路を走るスピードのまま進入してくるクルマが増えている

    ・都会でのゴミ拾いはゆっくり周囲のジャマにならないように気をつけていても通行人に迷惑をかけてしまうことが起こりえる(例えば、おもいやりで道をゆずったつもりが実は自分がよけた場所に自転車を置きたかったとか、逆にそこにある自転車を出したくて近寄ってきたとか。)
    歩道内で「ゴミ拾いしているひとがいるからよけよう」ということで車道にはみ出したり、交通事故を引き起こす要因にならないための慎重な配慮が一挙手一投足、常に必要なのを知らなくてはいけない

    ・海、川、山 はみんなで一度に取り組むことに意味がありますが、街の中ではみんなで一度に集まって団体でゴミを拾っても拾えるゴミの量はあまり変わりません。(みんなで拾い歩いても先頭のひとが拾えば後続の人が拾うものは無いので。)
    もちろん普通に考えて「良い事」ですが、通行人にとってはジャマでもあります。
    大人みんなが別の日、別の時間、別の場所でそれぞれ気づいたゴミを拾うやりかたのほうが、町全体が日々きれいな状態に保っていけるのではないでしょうか

    ・私個人の強い意見として、子供には街中のゴミ拾いは危険なので させないほうがよいと考えています。
    「ゴミ拾いは良いこと、ほめられること」と子供がおぼえてしまうと、いつか子供がひとりで道を歩いているとき、つい反射的にごみを拾おうとして交通事故に遭ってしまう事をつよく心配しています。
    そういう事故の可能性、確率をあげてしまうことを心配しています。
    ゴミなんかよりも こどものいのち のほうがだいじ です。
    おとながゴミを拾う姿、おとながゴミをすてない姿がまちのなかにあり、それが目にはいれば、それでよいのではないかと私は思っています

    ・都会と地方で想像する危険なイメージには差がでるだろうと予想します。都会の歩道・路側帯を行き来する人や乗り物の交通量、人口密度、危険度はかなりのものです。
    また、歩道は場所によっては電柱、はりだした植え込み、ガードレールなどに幅員(はば)を圧迫されてさらに狭くなっていて人一人がすれちがうのも危険な場所があちこちに点在します。

    ・先日も実際に目撃しましたが、「交通事故」としてニュースになったり警察の統計にあがってこない小さな接触事故などは町の中で毎日おきています。手間がかかることを避けたくて通報しない、病院へ行かないというだけで、実際すりむいて出血したり、転んで打ち身になることなど、歩道通行中の小さな事故は、自転車や歩行者のあいだで頻発しています

    ・もともと町の中や公園にあったゴミ箱は結局どうしたのか?
    そのゴミ回収にかかる継続的に発生する費用予算の浮いた分、人員はどうしたのか? むかし言われた「テロ対策のため」という理由づけはいまもって通用するのか?(今日現在ほとんどの諸外国では屋外にふつうにゴミ箱が設置されています)
    技術革新(例えば、新型ゴミ箱の開発、透明化、IoT連携、リアルタイムセンサ搭載、防犯カメラ化、無線基地化、公衆電話が減った代替の110番通報テレビ電話化、防災情報告知放送掲示板システム化、通信会社連携、企業連携)で、子供や地域の安全施策と連動でできる工夫がありそうではないか

    ・税金から定期的に支出され報酬を受け取っている「ゴミ拾い」の団体・理事という方はどういう存在なのか。特に今年は「ゴミ拾い」自体が中止されているのに報酬だけ支払われている団体もあるようです

    ・そもそも、本来の清掃事務所、公園管理事務所が存在します。さらには清掃業務委託で設備(水まわりや遊具)保守点検管理や植木屋さんやシルバーセンター、福祉事務所やNPOへの予算支出はすでに様々なカタチで存在します。道路を管理する区だけでなく、都、国など各行政管轄にも清掃維持の業務や予算が存在しています

    いま、世の中には
    「社会に対して100万円ぶん役に立つことをします」という名目で公費・税金から1億円の予算をもってきて、仲間内でこっそりわけっこしてしまう(しかも毎年)事態が乱発しています。
    「ゴミ拾い」だけでなく「スポーツ」も「芸術アート」も「教育」も。
    「交通安全運動」や「防犯キャンペーン」といって意味のわからない芸能人や広告代理店をつかったり。それが交通事故防止のための呼びかけの言葉をかえって軽い、防犯注意喚起の言葉を効きめの薄いものにしてしまっていないか。
    そういうことが多すぎる状態になっていると思いませんか?

    なかにはメディア上の宣伝だけ一瞬はなやかでそれでおわり、実際の成果がまったくなかったり、かえって負債やゴミや迷惑や諍いを生じさせたり、実施すらされなかったり、ときには子供やひとのいのちを危険にさらすことさえ度外視した手前勝手な金儲けが「世の中にとってためになる良い事」としてまかりとおる、まかりとおすような実情があります。

    そういったことが、世の中を大きくゆがめていったり、世の中の治安を悪化させたり、詐欺や強盗をふやすことに影響していないか、
    子供の自殺を増加させていないか、
    学校教師や警察官の倫理観をさらに欠如させていくことに影響していないか、
    私自身を含めた、おとなが、かんがえていく必要があろうとおもっています。

    子供がお店でお菓子を買うときもアイスを買うときも、問答無用で税金をとられます。
    そのお金をむだづかいできますか? あなたは受け取れますか?
    「年金」「給付金」「保護費」「還付」を受け取っていないホームレス状態のひとであっても買い物のたびに税金を一方的に支払っています。支払っているのです。受け取らずに。
    税金をむだづかいしている人間のほうが威張っている世の中がどんどん加速していくことはよいことでしょうか。
    今日現在の日本国内にも、おにぎりひとつが食べられなくて餓死して亡くなる日本人がいることを私はわすれることができません。
    税金をムダづかいしたぶんだけ救われる命が失われ、
    世の中のいたみが、ひとつふえ、ひとつふえ、ずっと見過ごしていけば、そのツケを払わされるのはいまいるおとなたちではなく、こどもたちです。

    「虐待」や「いじめ」のニュース報道に接することがあります。
    虐待をしているのは、ほんとうにその若い父親や、若い母親なのでしょうか。
    あなたは、じぶんは、社会に対して「虐待」を行いながら、加害者なのに知らぬ顔で贅沢に興じながら、社会に対してえらそうだったり傲慢だったりする「意見」を口走る、もしくは、口をつぐんで見ないふり知らぬ顔を決め込むようなことをしていないか、
    もういちど考えてほしいと願っています。

    参考:
    1997年11月 世田谷通り 隼ちゃん事件 (Wikipedia)
    2020年6月 世田谷区上野毛 スケートボード死亡交通事故
    2020年8月 世田谷区上用賀 父親遺体放置事件
    2020年9月 世田谷区上用賀 ガス点検強盗(全国で今も発生)

    2020年1月 東京品川区大崎駅前横断中バイクひきにげ
    2019年4月 東池袋自動車暴走死傷事故
    2019年5月 大津園児死傷事故
    2019年5月 川崎市登戸通り魔事件
    2019年9月 山梨キャンプ場女児失踪事件(未解決)

    2006年5月 北九州市門司区餓死事件
    2007年6月 北九州市小倉北区生活保護打ち切り自死
    2007年7月 北九州市小倉北区おにぎり餓死事件
    2009年4月 北九州市門司区9円餓死事件
    2004年1月 岸和田中学生虐待事件

    2020年6月 東京大田区 蒲田女児放置死事件
    2020年9月 香川県高松市女児二人車内熱中症死事件
    2020年10月 東京杉並区 母子三人無理心中
    2020年6月 千葉市 中学生踏み切り飛び込み
    2020年10月 千葉市 高校生踏み切り飛び込み
    2020年10月 大阪市北区 高校生飛び降り大学生巻き添え
    2020年3月 岐阜市ホームレス襲撃事件(横浜ほか多数)

    これはごく、ごく一部であり、報道やニュースになったり話題にのぼる事件や事故は実際に起きた全体のほんの一部です。

    「社会」は つながっています。



    関連ブログ:
    子供にゴミ拾いは すすめません
    【私見】傘さし登下校を心配


    それは 私が一番 のぞまないことですが、ゴミ拾いを遊びやお金儲けのイベント化することによって交通事故が起こった場合、この記事の内容は、「予見可能性」「回避義務」について「世間では危険性を指摘する声もあった」というひとつの証拠になると思います。(損害賠償請求裁判 時)

    それを踏まえたうえでの覚悟、責任をもってそういうイベントの実施、さらなる安全配慮が検討されることを願って。
    金儲けのために 子どものいのち が ないがしろにされる世の中をつくりださないように。


    この「問題提起」を「口うるさい」ととるか、
    「ここまでは気がつかなかった、死亡交通事故がおきるまえに意見がもらえてよかった」
    と受け取るかは、それぞれの人間次第だと思います。
    わたしは、毎日ゴミ拾いをしている私が言わなくてはいけないことだと思い意見を述べました。たとえ損してでも。

    あなたは、どうかんがえますか?


    ※更新 2020年 11月17日
     記事初出 2020年 11月6日

    文責は、すずきじゅんじ にあります

  • マスク 熱中症 消毒アルコール 注意喚起

    最新の「緊急事態宣言」の状況は自分が住んでいる都道府県、市町村、による役所(行政)の公式ページトップを見るのが確実です


    (以下の情報はふるくなっています)


    2021年4月→5月→5月下旬
    三回目の「緊急事態宣言」が出されました

    東京、大阪、兵庫、京都 → 愛知、福岡 追加
    さらに追加 → 北海道、岡山、広島、そして沖縄 追加

    期間: 4月25日~5月11日まで → 5月31日まで
    6月20日まで(沖縄は追加時から期間6/20まで)


    (以下の情報はふるくなっています)

    2021年3月22日
    日本政府は、東京、埼玉、千葉、神奈川の1都3県を対象にでていた特別措置法に基づく緊急事態宣言(二度目)を全面解除しました
     2021年3月21日いっぱいまで

    ・日本国内で各所(学校など)にでている対策に関する通達は常に内容がすこしづつ変更されています。

    ・アメリカの 疾病対策予防センター(CDC)の発表内容も変化しています。

    ・雑誌「ネイチャー」などに発表される科学的とされる情報もつねに変わっています。


    2021年1月13日
    日本政府は、東京、埼玉、千葉、神奈川の1都3県を対象に、特別措置法に基づく緊急事態宣言(二度目)
     2021年1月8日~2月7日まで予定(←延長されました)
    →追加: 1月13日~
     大阪府、兵庫県、京都府、愛知県、岐阜県、福岡県、栃木県

    ・テレワーク徹底 イベント開催は厳格化
    ・一斉休校せず 大学入学共通テストは予定通り
    ・保育所 厚労省は継続求める方向で検討
    海外11カ国からのビジネス入国は許容

    都、県から要請
    ・午後8時以降の不要不急の外出自粛
    ・(~11日)酒を提供する飲食店は営業時間午後8時まで
           酒の提供は午後7時まで
     (12日~31日)すべての飲食店が要請の対象に
     ↑一店舗一日6万円の協力金支給
    ・テレワーク、在宅勤務、時差出勤の徹底
    ・全てのイルミネーションの早めの消灯を要請


    ・「次亜塩素酸水」の科学的根拠はあまり無い 消費者庁
    ・「エタノール」製品は表示がずるいものがある


    2020年以前の記事

    11月更新

    お店の入り口にあるポンプ式消毒アルコールにまちがって洗剤原液がはいっていて手をやけどする事故が起きています。
    こども連れでお店の消毒液を使うときは、まずおとなが少量ためして安全をたしかめてから子供につかうのがよさそうです。

    10月23日更新:
    10月中旬現在、東京の日中気温は15度~25度くらいになっています。
    これまで私はこのブログ記事で、夏のあいだ熱中症の大きな危険性があり実際に死亡事故の被害が出ているのにもかかわらず屋外でのマスク着用が過剰に騒がれすぎていて、特に子供が汗まみれで赤い顔でマスクをつけている姿を心配して「マスクは屋外ではつけなくてよい」という国内の公的な情報や信頼性の高い専門家の情報を多めに紹介してきました。
    こどものいのちに関わることなので。

    これから秋冬に向けては、屋外であってもマスクをつけたいと思う人はつければよいし、セキ、くしゃみが出ず健康ならばつけなくてもよいとも思います。

    自宅以外で他人のいる屋内では、その場所の「普通」に合わせておけばよいかなあと思います。

    他人には強制せず、他人がマスクをつけていないのが気になる場合は自分がその場を離れるようにすると余計なトラブルが避けられます。

    過激になったり、先鋭的になったりせず、それぞれの地域や世間全体で協調してうまくバランスをとってやっていくのがよいのではないかな思っています。


    (※ 人間が生きるためには脳にじゅうぶんな酸素が必要なのはだれもが知っている事実ですが、マスクを常に着用することで脳に必要な酸素が不足することについて長期的な危険性を指摘する欧州の科学者の声もあります。
    また、マスク着用しての運動はそれほど危険性がないとするカナダ・アメリカの研究者もいます。しかし同時に、心肺に疾患がある場合は問題を起こすきっかけになる可能性についても言及しています。

    新型ウイルス感染症について、わかりやすいQ&Aを公開してくれています
     浜松医療センター
     Q8.散歩にゆくときにもマスクは必要ですか?
     → 気温が高いときはマスクを着用しないほうがよいでしょう

    2020年8月-9月 全国各地で気温30℃超、場所によっては気温40℃超が観測されています。あらためて「マスク着用よりも熱中症対策を優先」という提言や周知が公的機関から発信されています。

    埼玉県で開催された専門家会議・川崎市健康安全研究所長
    「『3密』を避けられている戸外や登下校中などは、マスクを外してもいい」「マスクは外していい場がある。熱中症と、どちらがリスクが高いかを考えてほしい」

    日本小児科医会
    子どもの新しい生活様式(学校生活でのマスクについて)

    文部科学省 ガイドは継続的に改訂
    学校における新型コロナウイルス感染症に関する衛生管理マニュアル~「学校の新しい生活様式」~
    改訂内容: マスクについて
     「基本的には常時着用」の文言を外し、
     →「身体的距離が取れない場合は着用」とする

    マスクをしなくても、
    ・しゃべらない
    ・口をとじて、ツバをとばさない
    ・鼻や口や目をゆびでさわらない
    ことはできます。マスクは「目的」ではありません

    2020年5月に全国すべての緊急事態措置(宣言)は一度、解除されましたが、
    8月時点で、都道府県が独自にあらたな緊急事態宣言をしたり、自粛要請を促すうごきがあります

    沖縄県 緊急事態宣言8/29延長9/5終了  
    愛知県 緊急事態宣言8/24解除
    大阪府 夜の酒場の自粛要請
    岐阜県 第2波非常事態宣言
    三重県 緊急警戒宣言
    兵庫県 接待飲食、県外移動慎重に
    岡山県 接待飲食、県外移動慎重に
    鳥取県 帰省の再考を要請
    熊本県 県外移動自粛要請
    長崎県 大都市への訪問自粛要請
    香川県 県外移動自粛要請
    茨城県 独自の対策用条例制定→10月頃

    そのほかの都道府県でも随時対応・変更がありますので、最新の情報は各 地方自治体のサイトでご確認ください

    ———————————–
    8月以前の情報

    運動時のマスク着用すすめません
     日本臨床スポーツ医学会・日本臨床運動療法学会
     7月1日共同声明

    ・マスク無しでも熱中症で倒れるひとはいます
     小学校で気温30℃を超えた日に運動場で体育授業をして子供多数が体調不良になったニュースが報じられました。マスクをはずしただけで油断してしまわないように

    熱中症 のほか、暑い日でなくても
    「低酸素血症」「高二酸化炭素血症」になることもあります。 中国の中学校体育授業で起きた事故はこれが原因だったようです  参考: 日本呼吸器学会

    学校における衛生管理マニュアル
     文部科学省 6月16日 最新9月3日改訂
     熱中症 対策を優先してマスクを適宜はずす

    学校でのフェイスシールド使用すすめません
     大阪小児科医会 6月13日
     熱中症 集中できない 転倒時危険

    2歳よりちいさい子供にマスクをするのは危険
     日本小児科医会 6月10日追記 

    屋外ではマスクをはずす
     厚生労働省 熱中症 マスクはずすように 

    マスクをしたまま激しい運動は危険
     スポーツ庁 日本救急医学会
     海外で酸欠状態になる事故が起きています

    消毒アルコール引火に注意
     消防庁
     夏にクルマのなかに放置したり、直射日光のあたる場所に置くのは危険です

    「次亜塩素酸水」についての注意喚起
     全身に噴霧するのはひかえて
     経済産業省 文部科学省
     → 9月現在、北里大学から「一般的に販売されている次亜塩素酸水の消毒効果がない」という実証レポートが公開されています 北里大学

    ・公衆トイレの手洗いせっけんに注意
     6月16日 東京・江戸川区の公衆トイレで、手洗い用の液体せっけんが別のモノと入れ替えられているということが起きました。なかみは酸性のなにかで使った人の手がピリピリしびれたそうです


    マスクと熱中症について
     屋外で他の人と2メートル以上距離が取れる場合はマスクをはずす。マスク着用時には負荷のかかる作業や運動を避けてときどき休憩、水分補給をする。

    暑い日はとくに注意。自分で呼吸が苦しいと感じたり体が熱っぽくなったら、自分でマスクをはずしましょう。結局のところ自分の体調健康は自分で判断して守るしかありません。子供にも不調を感じたら自分から先生や大人に言うんだよ、苦しい場合は自分の判断ではずしていいんだよ、とよく教えましょう。
    暑い日にマスクをつけたままでいることが健康に良いか、衛生的かどうか、そのときの実際の状況を詳細まで一番よくわかっている自分自身こそが、一番適切な判断を下せるはずです。

    10月現在、私個人の意見としては、人が密集する場所や店のなか(特に食品を扱う店)、高齢者の多い場所、病院、混雑している電車、バス、飛行機、エレベーターの中ではマスクをするのが現実に即したバランスのような気がしています。「マスクをしていない人がいると気になる人」が自由にその場を去ることができない場所では、なるべく相手を思いやるのがよいかなと思います。

    それ以外の場所では飛沫感染のほかに、不特定多数のひとがさわるドアノブや照明スイッチやボタン、つり革、手すり、共用パソコンのマウスやキーボード、みんなが使用するテーブルなどからの接触感染や、靴底や公衆トイレ使用に注意を払って、こまめに石鹸手洗いをするのがよい気がします。食器、コップ、タオルの共用をさけるのもよいと思われます。
    (※アメリカCDCの見解を引いて「接触感染の可能性は低い」「空気感染のほうがあぶない」と言っている人もいます)

    もちろん屋外であっても、せき、くしゃみがでるときは、ほかの人がいない方へ顔を向け、マスクをするかハンカチなどで口をおおうのを忘れず、街中をジョギングする人は息をはずませながら歩行者のすぐ隣をかけぬけるのがよいことかどうか自分で考えましょう。

     マスクをつける、つけない、の明確な線引きはむずかしいと思います。
    しかし、マスクをつける、つけないことは第一義の目的ではありません。
    その時、その場所、その地域ごとに、協調とおもいやりで、ことさら事を荒立てることなく、みんなが笑顔で衛生的に健康にすごせるよう お互いに調整していけるのがいちばん良いと思います。

    元気であっても、せき、くしゃみが出やすい体質、状態のときは屋外であってもマスクを着用したほうが無用なトラブルを避けられると思います。

    人それぞれの生活環境、職場事情などで、だいぶ状況はかわるはずです。
    ・毎日不特定多数の人と接して会話する職業
    ・隣接したデスクで他者と長時間 隣り合う職場
    ・多人数で昼食や夕食、会食、会話するのが日常の人
    ・公共の乗り物、他人と同乗する車
    ・呼吸の荒い状態で密接するスポーツや運動

    → 結局、生活スタイルは人それぞれです。
    独身で一人暮らしで人と接する機会がすくない人は、飛沫感染よりも、物を介した接触感染により注意が必要ですし、
    家族で住んでいて学校や会社オフィスに毎日出入りし、肩寄せ手が届く距離で毎日複数人で食事するのがあたりまえの人は、接触感染よりも、飛沫感染により注意が必要なのが、現実なんだと思います。

    新型ウイルス以外のふつうの風邪やインフルエンザであっても、かかっている人はもちろんマスクをつけたほうが良いでしょうし、できるなら、外出はひかえて、家で寝てからだをいたわったほうが回復によいはずです。

    2020年8月現在 都道府県で独自の警戒レベル設定や自粛要請が行われています。なかには日本政府の決定や方針、発表と異なる対応をしている自治体もあります。
    帰省や旅行や用事があって移動する方は、各自治体のホームページなどで最新のお知らせを確認してから移動や行動を判断すると安全です。施設やお店が休業していたり、交通手段が運休している場合があります。

     8月、お盆休みの帰省について、日本政府はおおむね「問題ない」「各自で判断を」、各地方の首長などは「なるべくこないでほしい」「おとなしくしていてほしい」と意見が様々でした。

     観光地によっては県外からの来訪を積極的に歓迎する声明をだしているところもあります。
    静岡県東部などは観光客受け容れに寛容な雰囲気です。

    ・2020年6月19日 県をまたぐ移動の自粛要請は全国すべてで一度、解除されています

    ・2020年5月25日 緊急事態措置は全国すべての都道府県で一度、解除されています
     → 再度、県が独自で緊急事態宣言する場合があります。(例・沖縄県→再解除すみ、愛知県→再解除すみ)


    関連記事: 公衆衛生・感染症の専門家の方へ


    2021年3月 現在、やっと、2019年以前に普通に近所の薬屋さんで販売していた医療系メーカー製消毒液(エタノール)がいつでも通常の価格で買える状態に戻りました。



    (※以下は情報がふるくなっています)

    国民生活安定緊急措置法 によってマスクと消毒用アルコールの転売が禁止されています。違反者が逮捕されています。

    2020年8月29日転売規制を解除すみ
    注意: 緊急措置法の解除後も「医薬品」扱いの消毒アルコールなどは「薬機法」によって転売や貯蔵は禁じられています

    ・2020年8月、イソジンうがい薬(ポビドンヨード)が話題になっていました。
    → どんなウイルスも細菌も
    水でうがいをしても、水で手洗いしても、下水に流れていった量のぶんだけ、からだ表面に付着していた量は減ります

    「医薬品」は、緊急措置法と関係なくもともと転売や貯蔵が法律(薬機法)で禁じられています。(資格のある者除く)
    イソジンうがい薬は「第3類医薬品」です。
    2020年10月 うがい薬の転売(無許可販売)で実際に逮捕者がでています

    消毒用アルコール情報

    9月追記: 北里大学 消毒薬の効果検証結果
    みじかに販売されている一般的な商品を実際にテストして、結果を公開しています。
    非常にわかりやすい率直なレポートです

    二酸化塩素系×
    エタノール系(50%以上)
    次亜塩素酸ナトリウム
    次亜塩素酸水×
    エタノールや界面活性剤による手洗い、ふき掃除
    簡単にまとめるとこんな結果

    次亜塩素酸ナトリウムは希釈(うすめる)しておいて置くと効果がなくなっていきます。また、濃度がこれまでいわれていたよりも濃い必要がありました。
    北里大学のテストは「新型コロナウイルス」を対象にしていますが、「ノロウイルス」「インフルエンザウイルス」に対して次亜塩素酸ナトリウムは効果的です。 参考:
    次亜塩素酸ナトリウム (花王プロフェッショナル・サービス)
    緊急時の対処 汚物処理の仕方 (花王プロフェッショナル・サービス)


     消毒用エタノール 500ミリリットルボトル(エタノール濃度76.9~81.4%)の平時の一般小売価格は500円から800円くらいが相場です。私自身がごみ拾いの清掃用に薬局で長年いつも買っているのでよく知っています(私がいつも購入しているのは第3類医薬品の消毒アルコールです) 酒税の関係で飲めない品質のほうが安くなっていて、人体の皮膚に触れる可能性のある用途で使うほうは高くなっています。大きなサイズであればもっと安いはずです。

    ・6月下旬現在、スーパーには常時「消毒用アルコール」商品がならぶようになりました。しかしあまり見慣れないブランドだったり、内容物表記がなかったり偽りがある品もあるので注意が必要です。(まず内容量が少ない安いものを買って、人間の身体には直接使わない用途で試してみるとよいと思います。なるべく内容物ラベルに「エタノール」表記が先頭にあって含有量が60-70%以上あるものがおすすめです。)

    ・消毒用エタノールの代わりになるアルコール度数の高い「お酒」を通信販売している酒造会社がとても増えています。
    2020年9月発売の商品例:
    アルコール度数:66% 500ml 900円(飲用不可)

    【注意喚起】

    ・台所洗剤などの「次亜塩素酸ナトリウム」は体内に入ると危険です。口に入ったりする可能性のある場所には薄めたものであっても使わないようにしましょう。そういう場所には消毒用エタノールを使用したほうがよさそうです。

    ・間違いやすいので要注意。「メタノール(メチルアルコール)」はとても危険です。
    医療用消毒に使用されるのは「エタノール」です。
    絶対に「メタノール」は飲んではいけません。

    ・消毒用エタノールは揮発性で可燃性です。アルコール度数の高いお酒も同様です。引火に注意。直射日光のあたる場所や車内に放置も厳禁。
     参考:東京消防庁

    ・「次亜塩素酸ナトリウム(キッチンハイターなどの成分)」と「次亜塩素酸水」は違うモノです。

    「次亜塩素酸水」について、「成分の詳細明示がないものが多い」「現時点でウイルスへの効果が不明」なので、身体への噴霧に使用することは控えてほしいとのこと。
    → 追記:2020年11月現在、公的な機関や公的な医療組織で「消毒液の全身噴霧」を推奨したり、効果を肯定しているところはひとつもありません。

     6月26日 追加資料が発表されています関連資料④⑤

     参考:経済産業省 文部科学省
     リンク先ページ下部、関連資料の②と③ファクトシートがわかりやすいです
    国民生活センター  製品評価技術基盤機構 NITE

     ちなみに、水道水にふくまれているカルキは「次亜塩素酸カルシウム」で、これもまた別のものです

    飛沫防止シートの火災に注意

    「お店のレジ付近で販売しているライターを試しに点火して燃え移る火災」がありました。火をつかう調理器具や厨房ちかくに透明なカーテンを設置するときは要注意 枚方寝屋川消防組合


    マスク供給の情報 6月24日 現在

    【マスク 品薄 解消すみ!】
    6月24日 現在、東京世田谷区内では品薄は解消されています。
    スーパー、薬局、コンビニでいつでも、普通の価格で買える状況です。これ以上心配することはなさそうです。
    今後、使い捨て50枚が数百円といった昨年平時の価格まで落ち着くとよいなと思います。
    そのほか、6月24日 現在、
    使い捨てビニール手袋100枚入なども店頭でよく見かけるようになりました。
    パンケーキの粉もスーパーでちょくちょく入荷しているのを見かけます。
    6月28日 現在、ドライイーストやベーキングパウダーもあります。

    【注意喚起】

    注文していないのにマスクなどが家に送りつけられる詐欺があります。あわてて電話やメールで返事をしないで、書いてあるホームページにアクセスしたりしないで、警察や公的窓口に相談しましょう。信頼できる家族や身近な知り合いをたよりましょう。ひとりで悩んだりかかえこまないで。
    消費者庁ホームページ 
    世田谷区 便乗した悪質商法の注意喚起


    2020年11月現在、東京都内のマスク最安値
    50枚~60枚 200円 300円台~400円台 です
    通販で50枚200円台もあるようです。
    衛生用製品なので、安心感のある地元の店舗やなじみのある企業から購入するのが安全で良いと思います。

    2019年2020年6月
    30枚100円
    (百円ショップ)

    50枚398円
    (地元スーパー)
    30枚100円
    (百円ショップ)
    50枚400円台
    (都内商店)
    50枚980円
    (近所のコンビニ)
    50枚800円、980円
    (通販)
    私が実際に店頭でみたことがある使い捨てマスク安値価格

    [su_spoiler title=”品薄 解消すみ :6月下旬” style=”fancy” icon=”plus-square-1″ class=”.su-spoiler-font”]

    6月22日 現在、東京世田谷区内の品薄は解消されています。

    すべての都道府県で 政府の布マスク が配布中です。
     6月20日現在「概ね配布完了」とアナウンスされています。

     東京 世田谷区の私の家には4月17日に届きました。
     静岡県浜松市の実家には6月後半に届いたそうです。浜松にある老人福祉センターなどで先にマスク1枚の配布があったそうです。
     6月1日時点で浜松市のスーパーではマスクがどこでも買えるそうです。

    ・100円ショップで30枚100円のマスクの入荷が再開されているお店があります。3枚で100円など様々な価格のモノがあります

    ・服飾ブランド、スポーツブランドが夏用布マスクの販売や告知を開始しています。大小さまざまな企業から布マスク製品が多数販売されています。使い捨てマスクも夏用の涼しくて軽いものがでています

    ・個人で布マスクの無償提供や販売を行っている方が増えています

    ・50枚セットのマスク通販を行っている企業が多数。在庫が豊富な状況。店頭販売もたくさん出ています。千円以下が増えています

    ・コンビニでは毎日マスクの入荷があります。7枚で270円のモノなど。店頭で在庫をよくみかけます

    一般購入できる使い捨てマスクの供給は改善しました。適正価格で普通に安全なマスクが店頭にならぶようになりました。
    法外な値段のマスクや、あやしげなお店や個人との取引、個人情報と引き換えでもらえるマスクなど、今後もそういうものとは関わらないほうがよいと思います。また、そうすることで、今後さらに手ごろな価格で安全なマスクが店頭や、まだ品薄状態な地方のお店などにもいきわたるようになると見込まれます。

    [/su_spoiler]


    この告知は3月から開始して7月現在も行っています
    → マスクの品薄状態が解消されたので10月現在では積極的な無料配布は終了しています。
    現在でも、なにか事情があってマスクが必要な方は、声をかけてもらえたら
    個人的にマスク1枚差し上げることができます

    マスクあげます

    [su_spoiler title=”くわしい説明” style=”fancy” icon=”plus-square-1″ class=”.su-spoiler-font”]

    私の家にはマスクの在庫があるので、家にマスクが一枚もなくなってしまったご家庭にお分けしたいと考えています。

    私が世田谷区内で「交通安全・みまもり・ゴミ拾い」活動をしている最中に、その場で声をかけて申し出て頂けましたら、個別包装の新品マスク1枚を、その場で差し上げることができます。
    対象は、
    家に一枚もマスクがない方。
    または、子供のために必要な方。

    マスクが無くてかたみのせまい思いをしていたり、よごれたマスクをずっと使い続けてる子供を知っていてその子供に渡すことができるひと。

    私がゴミ拾いをしているときに、遠慮なく声をかけてください。
    マスクは新品未開封、三重の包装で救急手当てセットのなかに入れ、清潔な状態で活動時に持ち歩いています。もちろん無料です。

    政府配布の布マスクがほしい場合もわたしのぶんを差し上げます。例えばすでに布マスクをなくしてしまったり汚して処分してしまったり、子供が3人以上いてみんなに同じマスクを渡したいけど2枚しかなくて困っているご家庭などのお役に立てたらうれしいです。

    [/su_spoiler]

    注意:
    マスクに限らず「無料でなにかくれる」という話がある場合は、気をつけて、相手の目や姿をたしかめて、あやしい話でないかじゅうぶん用心しましょう。判断に自信がない場合は、家族や友達、複数人で対応するか、かかわらずに無視しましょう。
    警視庁の「相談でんわ」というのがあります。
    電話で #9110 または 03-3501-0110
    警視庁総合相談センター 
    緊急の110番とはちがうので、遠慮なく、気軽に利用しましょう。
    こどもひとりだけで、知らないおとなのひとから物をもらったりするのはやめましょう。

    政府が配布する布マスクは4月17日以降、感染者数が多い都道府県から順次、配達がすすんでいます(私は世田谷区在住で4月17日に届きました)
    布マスクの全戸配布に関するQ&A
    配布されたマスクに不良品が含まれていることが発表されています。使用前に各自で異物が含まれていないか確認して一度 洗濯するのがよさそうです。

    → 2020年8月、政府によるマスクの追加配布の計画があったようですが、無くなったそうです。各戸配布せずに備蓄するようです。要望をだした施設には配布してくれるという報道もありました。


    トイレットペーパー・ティッシュ情報

    [su_spoiler title=”品薄 解消すみ :4月下旬” style=”fancy” icon=”plus-square-1″ class=”.su-spoiler-font”]

    4月28日 現在、東京世田谷区内の品薄は解消されています。
    いつでも買える状況です。これ以上心配することはなさそうです。
    5月も6月も、問題なく供給がつづいていて心配ありません。
    手洗い液「キレイキレイ」もサミットで売っていました。

    [/su_spoiler]


    ※更新 2021年 5月21日
     記事初出 2020年 4月3日
     このページは随時、追記と更新を行っています

  • 【私見】傘さし登下校を心配

    私の個人的な意見です。「傘さし登下校」「日傘を使った登下校」は、私は注意が必要だと思います。

    2020年5月下旬、ニュースで「晴れていても日傘のように傘をさして登下校する小学校のようす」が紹介されていました。
    児童が登下校時にほかの子と距離を保つための工夫
    (5月時点では「ソーシャルディスタンスを保つため」、
    8月時点では「熱中症対策」と、日傘の目的がすこし変わったような報道がなされています)
    ということですが、
    傘はこどもの視界が狭まり、片手の自由がなくなります


    からだのちいさなこどもにとってランドセルを背負った長距離の登校はそれだけでもたいへんです。
    「小学生」と聞いて「小学6年生」を想像するひともいれば「小学1年生」を想像するひともいます。
    安全や苦労は、強いほう、丈夫なほうに合わせるのでなく、ちいさなほう、か弱いほうに寄り添って考えるのがよいのではないでしょうか。

    この話題をかんがえる前にはかならず、自分で外にでて、登下校時間にこどもの姿を道路上で、自分の目で実際に観察してから、考えたり、意見をのべる必要があると思います。

    ・小学1年生の身長が何センチなのか

    ・小学1年生の握力が何キロなのか

    ・小学1年生の身長の目線でなにがどのくらい見えるか

    ・ランドセルがどのくらい重いのか

    ・どれくらいからだ全体をいっしょうけんめいうごかして歩いているか

    ・どのくらい長い距離をあるいているか

    ・自動車や自転車がどのくらいこどもの近くですれちがっているか

    ・つよい風、突風に吹かれることがある


    感染と交通事故どちらが危険か。
    こども と おとな で事情がちがいます。
    その地域の交通量、道路事情、その土地の風の強さによっても状況は異なります。
    風にあおられた場合は、交通事故だけでなく、転落事故(崖、側溝、川、道路橋、鉄道橋)の危険性もあります
    よくニュースになる岡山県の危険な用水路は有名ですが、似たような用水路や雪解け水用のフタなし側溝は全国的にあります。都会であっても急勾配の坂と崖は多くあって、ガードレールがあっても小学生の体の大きさだと簡単に下をくぐってしまいます。

    それぞれの現場独自の各種事情をよくわかった当事者たちの創意工夫や試行錯誤はとてもたいせつだし、よいことだし、ほめられることだと思います。
    そして、実行してみて、その状況・状態をしっかり現場の複数の目、多数のおとなが当事者責任をもって継続的に確認・観察し、もしも問題点がみつかれば再検討・改善、周辺環境の変化への対応、ときには方針転換や中止するのも、また大切なことだと思います。

    ほかのことよりも、まず第一に こどものいのち をまもりたい


    考慮すべき点

    ・成長期に日光にあたる時間が減ることでなにが起きるか

    ・過去の傘で起きた事故や交通事故、事件から学べること

    ・過去の日傘で起きた事故や交通事故、事件から学べること

    ・小学校低学年の本人たちに話をきいてみる

    ・こどもはまっすぐ歩かない

    ・雨にぬれないので傘を遊びやケンカに使ったり投げたりする

    ・直射日光(紫外線)はウイルスに対して低減させたり死滅(失活・不活化)を早める効果がある、という米国土安全保障省科学技術局の発表もある

    熱中症を最大限危険視するならば、そもそも夏休みがなぜ8月に設定されているのかを思い出し、年間授業時間確保のためという理由で気温30度を超える8月に登校させそれを補わせるのが適切なのか再考したほうがよい。
    また、文部科学省が公式に8月から周知しているように「2メートルの距離がとれる場所ならマスクをつけない」に従って登下校するのがよいのではないか。(校門のまえでマスクをつける感じか。)

    ・臨時スクールバスや方面ごとのマイクロバス、保護者が協力して送り迎えなど、別観点からの発想や工夫。

    インターネット上で指摘されていた意見:
    ・せっかく開放された野外にいるのに、傘の屋根をつくり各自が持つことでかえって通気性のわるいテント内のような状態にしているのではないか?

    全国の小学校で行われている工夫の例

    • 登下校時の負担を減らすため教科書を家や学校におきっぱなしにしてOK
    • ランドセルをやめてナップザックで登下校
    • 学校の校内にミネラルウォーター自動販売機(公費負担でタダで飲める)を設置
    • 登下校時の制服着用を一時的に私服OK(高校)

    どれも良いアイディアだと思います。さらに大切なのは実際にその現場でそれを継続的にしっかり観察して再評価やより改善していくことだと思います。
    例えば、ランドセルは重いけれどもいざというとき衝撃クッションになるメリットも備えていたので、省いたものが新たなリスクを生じさせていないか見直す。
    いつでも冷水が飲めたらうれしいけれど、全国の学校によっては給食予算が切り詰められて栄養摂取が十分でないところも存在するので、予算措置できるならそちらにまわして栄養をつけるほうが子供の健康成長および免疫力向上や熱中症につよい基礎体力をつけることになるかもしれません。
    なにか新しいことをやったら、その経過結果を、よかった点、新たにわかった問題点、両方を正直に公けや全国の学校全体に情報公開共有して、つぎのよりよい方法につなげていくのが良いやり方だと思います。

    各学校独自の判断で 「休校
    各家庭独自の判断で 「自主欠席
    もおこなわれています。

    大切なのは、真剣に子どものいのちの安全に気を配りつづけること。そして現場のおとなたちが最終的な責任をもって真剣に危険性の総合的なバランス評価・判断に取り組むこと。
    子どもの いのちがかかっています。金儲けのためのビジネスとは次元がちがうのです。

    特定テーマの補助金予算、コンサルタント、広告代理店、政治家、利害関係を持つ役所担当者や担当教職員や特定業者による、子供の実情を慮ったりかえりみない場当たりで安易な施策が子供を危険にさらすようなことが起こらないようにしなくてはいけません。
    安全性がよくわからないけれどお金儲けになるという理由で、安易に子供のいる場所に危険な食品、危険な薬品、危険な製品、科学的根拠に乏しい無責任な技術や方法を持ち込んでほしくない。
    お金目的で自分の言葉や行動を「売る」おとなが存在するのはしかたがないことかもしれませんが、そのツケを無関係な子どもたちが払うことになるような状況を私は看過できません。



    なぜこのような意見表明をしているのか

    あとで、「危険が予見できなかった」「想定外だった」とならないように。危険を指摘されることで予防策がとられたり安全対策がさらにすすんでいくように。

    以前、国内の芸術展示イベントで「なかに入ってあそべる木製ジャングルジム」で火災が発生し子供が犠牲になる事故が起こりました。真剣に深く安全性やさまざまな可能性を考慮想定せず監督責任のあるはずのおとなが責務を果たさずに、照明用の白熱電球を木屑のなかに安易に置いたことが火災原因だと言われています。(2020年8月現在 裁判の初公判が行われています)

    子供が火に焼かれ死んでいく姿をみて「だれも危険について声をあげる大人がいなかったのか」という感情がわきませんか?
    もういちどおなじことが起きてもあなたの心はだいじょうぶですか? そういう社会にしていきたいですか?

    他にも、日本の実際の道路上で遊ぶゲームアプリによって子供が自動車事故の犠牲になるということも起きています。
    いなかの平和な道路で、祖父とちいさな孫がのんびり散歩していたところに場違いなスポーツタイプの自転車が猛スピードで近づいて子供をはねて逃げる映像がニュースになったこともありました。


    見て見ぬふりはしない、できない

    「それは危険じゃないか」と気づいたときに、よけいなことに躊躇することなく、まずその声をあげることでまもられる、防げる事故というのがあると私は考えます。
    ざんねんなことですが、「現場当事者」「関係者」であると、その場で「空気」や「批判的な意見をしたその後の不利益」を考えて危険の指摘ができないという現実が世の中にはあります。

    今回の場合、当事者である子供は幼く、それを決めるおとなに対して意見ができません。また、その保護者たちは批判的なことを言うとそのコミュニティのなかで「浮いた」り、じぶんの子供に不利益があったりすることをおそれて、思ったとおりの意見を言いにくいことがあります。
    そもそも、ちいさい子どもの親御さん保護者のほとんどは年齢が若く、子育て経験も人生経験もまだ短いのです。
    自動車事故を起こす確率の一番高いのは自動車運転免許を取得したばかりの若い世代です。
    若い人たちが、危ないものの存在、危険な事例があることを知らなかったら、そこにいる年長者や年配のおとなが教えてあげればよいことです。

    今回の件は、地域によって状況は大きく変わります。道路事情(幅員、専用歩道の有無)、交通事情(自動車自転車の交通量)、そもそもの気温や気候、日差しのぐあい(木陰やアーケードや建物の影が多い通学路もあります)、地形、風の強さ向き、児童ごとの家の場所と通学路の事情、個別の体力、その他、真剣に時間をかけて多くの人が検討することによって見つかるこれまで気づけなかったあたらしい視点や危険性もでてくるでしょう。

    真剣に時間をかけて考え続けていくと、熱中症の問題がじつは、子供が身に着けている運動靴、靴下、肌着が夏の季節にあった機能的な製品かどうか、普段の冷房がある環境と外の気温差が大き過ぎないか、家での起床から登校までのあいだに水分補給塩分補給ができているか、日ごろの食事や献立、栄養状態など子育て環境の事情、経済的な事情など、その個別の細部にまで考えが及んでいくかもしれません。


    私は「日傘登下校をやめたほうがよい」と言っているのではありません。
    賛成、反対、イエスかノーではないのです。
    いろいろな危険性が考えられるので、今後より以上に安全性を多角的に考えたり、また、もし、ニュースを見知ったり、仮にどこかからなにかの企画が持ち込まれたり仕掛けられたりして「よし、うちでもやろうか」と安易にうごきはじめることへの注意喚起をしたい、
    子どものいのちにかかわることなので、雑に考えたり、一律に考えたりすることがないように、注意喚起したい
    子どものことは、まじめに、真剣に、割り切らずに、ていねいに考えよう、考え続けよう。
    そういう思いです。

    私が批判的な意見表明をすることで、なにか私自身に「損」することが起きようとも「安全、安全、口うるさいおじさんだ」という そしりをうけたり、煙たがられたりしようとも、それを引き受ける覚悟があります。

    自分がなにかの不利益を蒙ったり、損をしても、こどものためには、特にこどもの命のためには、言うときは言う。
    そういう おとながまだいるからね。
    そういうおとなの姿をみせる、それが、こどもたちへのわずかばかりであっても、安心につながると思っています。
    日本人のおとなとして、日本のこどもたちをまもることに、躊躇も遠慮も損得勘定もしません。

    そして、それがわかってもらえるのが、日本であり、日本社会だという思いもあります。


    「傘(かさ)」という物は、まじめで人の役に立つ、日本人に長年愛されてきた道具で、歴史があり日本が誇れる地に足の着いた仕事であり、技術であり、立派な産業だと考えています。
     実際に外国で買った傘と日本で買った傘をくらべると、日本製の傘のほうが圧倒的に品質がよいことを人生経験上 知っています。

    ここでは「子どもが登下校時に日傘を使用することについて」注意喚起を行っています。


    それは 私が一番 のぞまないことですが、日傘登下校によって交通事故が起きた場合、この記事の内容は、「予見可能性」「回避義務」について「世間では危険性を指摘する声もあった」というひとつの証拠になると思います。(損害賠償請求裁判 時)

    それを踏まえたうえでの十分な現場の調査検討と覚悟、責任をもっての導入、さらなる安全配慮が検討されることを願って。
    金儲けのために 子どものいのち が ないがしろにされる世の中をつくりださないように。


    ※更新 2020年 8月31日
     記事初出 2020年 5月29日

    文責は、すずきじゅんじ にあります

  • 住宅街の交通安全

    道路であそぶ子供

    「良い」「悪い」の話でなく、道路で遊ぶ子供が今すぐゼロになることはありません。
    ならば、まず今この場で大人がすぐできること、できるかぎりの行動をしたいと思います。

    ◆近所の子供を交通事故から守る

     道路上で子供が危険に思える状態で遊んでいたら、そのあぶなさを子供にわかるように、伝わるように教えてあげましょう。
    突然大声でしかることは絶対にやめましょう。びっくりして振り向いたり、転ぶと事故の原因になります。

    スケートボード、キックボード、キャスターボード(ブレイブボード)、自転車、三輪車、一輪車、ペダル有り無しストライダー、インラインスケート、ローラースケート、足けり足こぎ乗用玩具、ホッピング、竹馬、缶馬、今後もっと新しい乗り物も出てきます。

    住宅街の道路上で、ちいさな子供がスケートボードに腹ばいに乗って遊んでいて起きた交通事故があります。

    ちいさい子供がさらに小さくなったら、自動車の運転座席からはほとんど見えません。
    あなたが町を歩いていて、もしそういう子供を見かけたら、ぜひ声をかけて、場合によっては、保護者のかたに声をかけましょう。お説教や注意でなく、実際に起きた交通事故の話をつたえてみてください。
    みんな望みはおなじです。子供がケガをしないでいてくれること。威張った言葉づかいや、言い合いやケンカは必要ありません。

    歩いているとき、子供達と一緒によこ一列に並んで信号が青に変わるのや、クルマが通り過ぎるのを待っている場面では、なるべく子供よりも前の車道にちかい側に大人が立って「とおせんぼ(ガードブロック)」してあげましょう。

    また、子供が突然車道にとびださないように子供の手や体や乗り物をつかんでいましょう。
    もしも子供が車道にとびだそうとしたら、よその子、他人の子、だれだろうと関係なく、手や体をつかんで制止しましょう。

    もしも、子供に声をかけたり、手をつかんだことで「不審者」と誤解されてなにか言われたり通報されたとしても、子供が交通事故にあわずにすむなら、そんなことはどうでもいいくらい小さなことなはずです。

    町のなかで子供があぶないことをしているのを目撃しても、子供と自分のいる場所と距離がはなれていて、とっさにどうするべきか迷う場面があります。
    「子供の身体の安全が第一」です。
    緊急で危険度が高いと判断したら、子供ではなく、その場の脅威である「自動車の運転手」のほうへ大きな身振りや声で合図して、あぶない状態の子供が近くにいることを知らせてあげましょう。
    (見通せないカーブの先に障害物があって、ある車がそのままのコース軌道やスピードで進むとぶつかるというときも、なにか合図で知らせてあげましょう)

    緊急の場面ですが、合図する際は、礼儀正しく協力をもとめる態度(会釈したり)だと、問題が起きにくいです。
    もし、運悪くこちらの意図が相手に伝わらなくて誤解されたり怒られたとしても、子供が事故にあわなくて済めば、それ以外のことはちいさなことです。

    ◆クルマを運転するひと

     子供用のさまざまな乗り物やおもちゃが存在します。子供は遊びの天才です。大人には思いもつかない普通とは違う乗り方や使い方をすることがあります。道路のどこから突然現れるかわかりません。
    ひとつ確実な安全対策があります。じぶんがクルマを運転するときに、住宅街に入らず、歩道(車道より一段高くなっていてガードレールがついている)の無い道を走らないことです。

    ガードレール付歩道のある大きな道路を走れば、子供も自分も安心です。カーナビのさしずに全部したがう必要はないのです。カーナビが指示したからといってわざわざあぶない細い道に入り込む必要はありません。
    自分の知っている大きな安全な道路を主軸にして、自分でコースを決めて走りましょう。
    細い道や抜け道を通って短縮されるのは、たったの数分程度です。
    それよりも、事故リスクを軽減するルートを選び走るほうが誰にとってもしあわせなはずです。
    特に自分自身が一度「ひやり」を体験したことがある道路は避けて、すこし遠回りになっても安全な道をえらびましょう。

    住宅街に進入して運転する場合、子供の姿が道路上にみえてもみえなくても、常にブレーキペダルのうえに足をのせて運転しましょう。
    ドライバーのなかにはブレーキを踏まないことが運転が上手なあかしのように思い込んでいる人がいますが、すくなくとも住宅街の道路では間違いです。

    業者の車がどうしても必要で住宅街を走行する場合は、どうか運転座席からの視界がひろく安全な車両の導入・採用を会社で考えてほしいです。また追加でミラーやカメラやセンサーを車両に搭載することもしてほしいです。(大手宅配業者の車両などはミラーの形や大きさなど、装備に様々な工夫がされています)
    トラックには「サイドガード」という巻込防止装置が存在します(最新式はセンサーやカメラ連動)

    住宅街やスクールゾーン付近では、両側の窓を全開にすると、子供の気配をより感じ取れます。外からの音や声がきこえやすいように音楽やラジオも消しましょう。
    (※走行中とても静かな車種の場合、見通しのきかない細い道では、窓をあけて音楽をかけて存在をまわりに知らせるというやりかたもあります)

    三つのミラーを見ましょう。普段以上に頻繁に。

    夕方のヘッドライト点灯は忘れやすいです。運転者は自分がまだ見えると考えがちですが、前照灯の目的はまわりの歩行者や車に自分の存在を知らせる目的もあります。特に車体が暗い色の場合は、早めにつけましょう。(ルールでは日の入りから日の出までだが早めにつけてよい。薄暮時間帯
    ハイビーム(前照灯の上向き)の上手な活用も効果があります。

    住宅街の、先の見えないカーブでアクセルを踏むのはたいへん危険な行為です。ブレーキペダルの上に足を置いて慎重に進みましょう。

    最近の新しい車は「安全センサー」「カメラモニタ」装備が充実していて、安全運転を自動で手伝ってくれます。
    自動車購入を検討するときは「乗るひと」以外の「道路上のひと」の安全性も考えたクルマを選ぶのがよいと思います。
    身内のだれかが自動車購入を検討しているとき、そういう情報も知らせてあげましょう。
    ただし、センサー類は「補助」でしかありません。センサーが見落とすことも故障することもありえます。かならず自分自身の五感で常に安全の責任を負いましょう。(責任を負えなくなったと感じたら運転免許証の返納を考える時です。)

    道路運送車両の保安基準」という法律があり、しばしば改訂されています。2020年から新車にはオートライト装備が義務化となっています。

    排気量の大きい高級車はアクセルをすこし踏み過ぎただけで、ものすごい加速をしたり急発進して事故原因になります。自分の現在の運動能力に合った、日ごろ生活する場所や用途に適したクルマ選びが安全につながります。

    また、特に高齢者や小柄な女性は、運転シートの高さ、角度、ハンドルの近さ、高さが、自分のからだにぴったり合っているか再確認と調整をおすすめします。運転時の視界の広さがとても変わります。やりかたがわからない人は自動車の取扱い説明書(だいたい助手席のグローブボックスに入っています)車に詳しい知り合いや自動車販売店・用品店でアドバイスをもらってください。(他人のクルマやレンタカーを運転する時も、手間をおしまずしっかり調整しましょう)正しいドライビングポジション

    公園のちかくは、鬼ごっこ、追いかけっこに夢中になった子供が飛び出してくることが多いので要注意です。出入り口ではない場所や、しげみのなかからも飛び出してきます
    車道に隣接したマンション玄関や戸建て玄関、塀で内側がみえない駐車場からの飛び出しにも気をつけましょう。

    住宅街では、ゆっくり運転、のろのろ運転こそがあたりまえでカッコイイと思われる世の中の雰囲気醸成を、おとなたちみんなでしていきましょう。

    ◆カーナビ地図サービス開発者、企業の方へ

     子供の安全がなにより一番だいじです。カーナビの経路検索をするサービスやアプリを開発している人、企業への要望があります。
    経路決定するときに、デフォルトで「専用歩道のある道路(安全な道路)」を優先選択・案内する仕様にしてほしいと思います。(画一な「道幅」でなく「道路ごとの安全度評価」を優先)

    子供にとって危険な道路(細い道というだけでなく住民子供の危険度でスコア化)を案内する時は、明確な注意喚起を常に運転者に促す仕様にしてほしいです。

    また、過去に交通事故が発生したポイント(特に注意喚起があれば防げた原因の事故)を通るまえに、音声で注意喚起される仕様を搭載してほしいです。

    今後、そういう仕様がカーナビ全般のデファクトスタンダードになることを願っています。
    (今後の状況によっては法律による規制やそのような安全仕様の標準装備義務化を要望していくかもしれません。)

    将来的には「住宅街のなかでは車は低速以上のスピードが出せない」街づくりが、車両ハードウェアと車載ソフトウェアと信号機・標識通信によって実現するとよいと考えています。(安全なシステム搭載の車は大幅な税と保険料の軽減)

    ◆提案・小学六年生の助け

     小学六年はまだ子供で、なによりまず自分の身の安全をまもること、自転車ではヘルメットをかぶり、暴走したりしないこと、右左よくみて車に注意するなど、自分の交通安全に気をつけることが第一です。
    けれど、もし、自分の通学路や、おなじ町内で、自分よりちいさい子、特に小学一年生や幼稚園・保育園の子が道路であぶない状態にあった場合は、ぜひ、声をかけて、まもってあげてほしいと思います。
    小学六年生は、活動場所や活動時間帯がおとなよりは、ちいさい子供にちかいです。
    あぶないので決して交通誘導員や警察官のマネをしてはいけません。あくまで、自分が登下校や普通に道を歩いているときにちいさい子のあぶない状態が目に入った場合だけ。
    (公園の遊具などでもあぶないことをしていたらダメといったり、助けてあげたりしましょう)
    六年生の頭では理解できても、まだ小さい子には自動車や自動車が通る道路の本当のおそろしさがわかっていないことがあります。

    ◆教育・子供を運転座席にすわらせてみる

     息子、娘、甥っ子、姪っ子、親戚の子、知り合いの子、身内に子供がいて、自分が車を持っている場合、完全にエンジンが停まっていて安全な状態に駐車しているときに、子供を運転座席に一度座らせてそこから何がどれくらい見えるのか、見えないのか、を体験してもらうのもよいかもしれません。
    (クルマの形はいろいろあって見え方が違うことも付け加えて教えて。)

    じぶんが道を歩いたり自転車に乗っているとき、車の人からはこれくらい見えていて、でも、このくらい見えていない(死角というものがある)ということを知ってもらいましょう。
    おとなでも、油断したり、よそ見したり、失敗することがあることを、一度しっかり体験とまじえて話してあげることで、子供である自分が道路を歩くとき、自動車の大人がいつでも信用できるわけでない、ということをかんがえるきっかけになれば、道路の怖さを真剣に心にとめて緊張感を持つようになると思います。

    子供は全員、運転免許証をもっていません。正確な交通ルールについて試験を受けたこともありません。
    こまかいことはあとでいいので、日常のなかで、自分自身の身体、自分のいのちをまもるための、もっとも重要な部分を、まず実生活のなかで伝え、身につけてもらいましょう。


    町のこどもたちは、みんなのこども

    町にいるこどもたちは、町にいるおとなみんなのこどもです。

    「よその子だから口だしや手出しはしない」
    「じぶんのうちの子だけ安全ならそれでよい」
    「じぶんにはこどもがいないから関係ない」
    「よけいなトラブルに巻き込まれたら損だから」

    交通事故が起きるとき、そこでケガをするのも、させるのも、他人同士です。
    交通事故が起きて、ケガ人をたすけてくれるのも、助けられるのも他人同士です。
    では、交通事故が起きないよう努力したり行動したりするのはだれの役割か。

    ひとりの人間には目が二つ、手は二本しかありません。まえを見ていれば背後にあるものを同時には見られません。
    けれど、そこにもうひとり人間がいれば、背後になにか危険が迫っていたら教えてあげることができます。

    さらに多くの人がいれば、背後だけでなく、壁や植え込みで見えない曲がり角の向こう側や、死角にあるもの、反対側や高さのちがう場所からみえる危険性を教え合うこともできます。

    子供を二人連れたお母さんが、二人の子供を同時に100パーセント見張りつづけることはできません。
    でも、町にいるおとながみんなで、集団でたすけあえば、こどもをもっともっと安全にまもっていくことができるのではないでしょうか。


    あなたはどういう世の中をのぞみますか?
    こどもたちはいつでもおとなの背中をみているし、気持ちを感じ取っていると、私は思います。


    追記:

     参考 道路交通法第76条4の3(禁止行為)

    私個人としては、
    こどもの交通事故をゼロにしたいとつよく願っています。
    ですが、道路でこどもが遊ぶこと自体をゼロにしたいとは考えていません。実際、一部のスクールゾーンや、商店街の歩行者天国などは車両進入禁止のバリケード看板を道路の両端に設置して、安全な空間を時間帯を区切って実現しています。
    また、大きな公園や施設周辺にはプロムナード(遊歩道)とよばれる広い歩行者専用道路が存在します。
    じゅうぶんな安全が確保される場所で、保護者が監督しているのならば「道路であそぶことが絶対的な悪」とは言い切れない気がします。ただ、ちいさな子供には、区別がつかなくなってあぶなくなるという意見にもうなずけます。

    クルマの運転とおなじように、ルールや安全対策の仕組み・環境づくりを考えるときも、丁寧さと思いやりが必要だと思います。


    関連記事: 住宅街の交通安全その②


    ※更新 2020年 7月6日
     記事初出 2020年 6月24日
     このページは随時、追記と更新を行っています

  • 住宅街の交通安全その②


    ◆町の道路でみかける光景「路上駐車の避け方」要注意


     参考: 道路交通法 第17条

    路側帯片側一車線センターライン
    という町内によくある平らな対面通行の道路で、クルマが、路側帯に駐車している車両をよけるために対向車線に一時的にはみ出して運転する光景をよく見かけます。
    その際、ブレーキを踏まず、スピードを落とさない車がとても多いです。本当に多いです。
    特に、反対車線の路側帯に、歩行者の子供や高齢者がいるのに、そのあいだ(路上駐車と歩行者のあいだ)をまるで、スピードを落とさず通り抜けると得点がもらえる「ドライビング・ゲーム感覚」で走る運転者がいるのです。
    これは非常に危険です。
    一度、相手の、歩行者の立場で想像してみてください。
    車は左側通行、歩行者は右側通行、の「対面交通」原則を基本とすると、右側の路側帯を歩いているひとは、じぶんのすぐそばを「後ろから」車がくることは想定しにくいことです。じぶんの近くに車がくるときは前からくるのだから、すこしくらい車道側にはみ出したり、よろけたりしても大丈夫、という意識感覚でいても不思議ではありません。
    そこを徐行もせずに生身の人間に接近して追い越そうというのは、歩行者からすると「圧迫的な幅寄せ」にも似た危険行為と感じられかねません。
    対向車線にはみ出るのは車の運転者の責任です。かならずブレーキを踏んでスピードを落としましょう
    対向車線側に歩行者がいて、空間がせまいと思ったら、対向車線にでるまえに、停車して待てばよいだけです。

    路上でブレーキを踏んだり、車を完全停止させるのが、なにかバツの悪いことのように錯覚している運転者がときどきいますが、それは間違いです。
    追突されるのをおそれる運転者もいるのかもしれませんが、そもそも追突するような短い車間距離が誤りです。住宅街でゆるされているスピードで追突接触事故が仮にあったとしても、生身の歩行者との接触とどちらが大怪我になるか想像してください。

    (※ただし、赤ちゃんや後部座席に人が同乗している場合は細心の注意が必要です。やはりどんな軽微な追突接触事故であろうと起きないほうがよいに決まっています。
    ここでの追突接触事故と歩行者をはねる事故の比較の話は低速度の住宅街の道路について話しています。速度がでている幹線道路などの追突事故は非常に深刻ですので、状況を分けて考えてください。大きな道路は車線が複数あります)

    この例の運転者の心理には、『対向車線にはみ出している異常事態をなるべく短い時間にしたい。対向車が来る前にもとの車線に戻りたい。だからブレーキを踏まずアクセルを踏む』という、安全に対する優先順位づけの「錯誤」が起きているのではないかと推測します。
    あわてないで。複雑に考えないで。
    簡単なのです。ちかくに歩行者がいなくなるまで、本来の車線で停まっていればよいのです
    みんながいなくなって危険度が下がってから、ゆっくり用心しながら路上駐車をよけて先へ進みましょう。
    もちろん、対向車がくる危険性には注意して。
    (夜間の場合は、ハイビームで合図しましょう)

    ちなみに、対向車線にはみ出して事故が起きた場合、過失責任の割合は ほぼ100% はみ出した車のがわになると言われています。

    この例ではさらに、左側にある路上駐車の車内、車のかげから、人や自転車、動物やスケートボードやボールが飛び出してくる危険性もあります。バスやトラックなどの大型車ならば、さらに警戒が必要です。

    センターラインの無い道幅の細い道路では一層、徐行や一時停止を心がけましょう。

    現在、 町では「なるべく人混みに近づかない」という意識からスーパーなどで買い物するときに地下駐車場や屋内駐車場にはいらず付近の路上に車をとめて、車内で運転手が待っているという光景をよくみかけます。
    これまで以上に、路上駐車に対して警戒する運転が必要です。


    関連: 「 ゾーン30 」 警視庁 世田谷区

    ゾーン30の ほそい道路では、わざとセンターラインを消して道の中央寄りを走らせる(道路端の歩行者に近づかせない)ような工夫もされています。


    役に立つ動画がありましたのでご紹介 リンク:
    住宅街編(危険予知・事故回避トレーニング) JAF

    2020年(令和2年)6月30日 施行「あおり運転」を取り締まるため道路交通法が一部改正されました。

    改正道路交通法117条の2の2第11号
    改正道路交通法117条の2第6号
    および10の行為の関連条文
     車間距離保持義務違反(第26条)
     安全運転義務違反(第70条)
     ほか 17条、24条、28条、52条、54条、75条

    ならびに
    2020年(令和2年)7月2日 施行
    自動車の運転により人を死傷させる行為等の処罰に関する法律 の改正

    具体的な内容はこちらのポスター
    交通安全情報(警視庁)
    危険!「あおり運転」はやめましょう(警察庁)


    関連記事: 住宅街の交通安全


    ※更新 2020年 7月4日
     記事初出 2020年 6月27日
     このページは随時、追記と更新を行っています

  • 町のなかで危険なものをみつけたら

    あなたが大人で、町のなかを歩いているときに危険なものを発見した場合は、自分で考えてそれについて対処することができます。こどもたちのために。

    その問題を管轄する行政窓口にメールや電話で連絡したり、とりあえず危険だと思う状態を応急処置するなど。

    例: 割れたガラスが子供の歩く道に落ちていたら自分でかたずける。電柱や看板から針金が飛び出していて子供の目にささる危険性があるなら折り曲げて丸めてささらないようにする。公園の遊具が壊れそうになっていたら注意の貼り紙をしてから公園管理者に連絡する。食べかけの菓子や飲み物がベンチに置かれていたら子供が食べて病気にならないように処分する、など

    連絡窓口:
    世田谷区役所(おおくの場合 住んでいる地域の役所に連絡すれば各種問題をどこへ連絡すべきか教えてもらえます)
    東京都 各学校 清掃事務所 国土交通省 東京電力 水道局 など

    道路や交通事情に関してあぶない点に気づいたら

    道路を歩いているときやクルマを運転しているときに「これはあぶないな」と気づくことがあった場合、その意見を区役所や、国土交通省、警察署(交通相談窓口もあります)に届けておくことで、すこしづつ安全な道路整備や安全なまちづくりがすすんでいきます。

    例: 年配のひとが信号機付横断歩道を渡っていたが渡りきるまえに信号が赤になってしまうのを何度も目撃した。歩行者の青信号の時間がもうすこし長いほうがよいのではないか。

    例: こどもがよく歩いている道路で見通しのよくない変則的な交差点があるので心配。信号機をつけてほしいがそれが無理ならカーブミラーを設置してほしい。

    例: ちかくで自動車事故が起きてもクルマが公園内に飛び込んだりしないように、公園の入り口にガードポール(ガードレール)を設置してほしい。

    気づいた意見を伝えるすこしの手間で、こどもの安全度がすこしでも向上し、交通事故が減るかもしれません。

    たとえば私の住んでいる世田谷区では、このような住民の声を広く募って積極的に改善の努力を積み重ねているのが住んでいて実感できます。
    その一例。地元自治体、地元学校、地元住民、地元警察署、都道府県行政、管轄省庁の連携・努力
     世田谷区通学路交通安全プログラム

  • 夜はライトと反射材


    「反射材を身につけよう」広島県警のサイトです。
    日の入り、日没後、夜暗くなってから光るものを身に着けているか、明るい色の服を着ているかどうかで安全性に差がでてきます。
    明るく目立つことで、自動車やバイクだけでなく、無灯火の自転車やランニングしている人が突然ぶつかってきたりするのを防止できるかもしれません。

    現在、LEDや懐中電灯や反射材などは、百円ショップなどでたくさんの商品がでています。

    特に、こども、お年寄りの方には、まわりにいるおとながおせっかいでもよいので、積極的につけてあげるとよいと思います。
    子供用の自転車、キックボード、ランドセル、リュック、ベビーカー、お年寄りの買物カートやステッキ、など。


    注意:
    ちいさな子供のいるお宅では、ボタン電池をまちがってこどもが飲み込まないように十分に注意しましょう。とても危険です。
     ボタン電池を安全に:保護者へのアドバイス
     European Portable Battery Association
    ボタン電池製品をやめて、単三電池の製品をそろえるのもよいかもしれません。

    片手がふさがる懐中電灯は、ころんだときに手をつくのがおくれるので、なるべく身に着けるタイプの照明がよいかもしれません。

    「反射材のたすき」はいつでも玄関においておいて、夜間の外出につけると便利です。ただし、首にからまったり、なにかに引っかかって事故になる危険性もあるので、きちんとサイズをあわせて大人が使用するのがよいと思います。子供用にはつかわないで服や持ち物に貼るタイプが良いかも。

    暗いところで光るクツや帽子、音が出る子供用のクツも安全度が向上すると思います。

    おとなもこどもも、自転車のカゴなどに「鈴」をたくさんつけると、ベルを鳴らさなくても存在をまわりの人に知らせることができて安全性が向上します。

    こどもには、道路や歩道で、なにか持ち物を落としたりしても、すぐとびついて拾わないで、まず前と後ろをみて、乗り物や人が近づいてこないかじぶんの目でたしかめてから動く習慣をつけると安全です。

    とにかく、自分のからだの安全をまもることを第一に。
    物はあたらしいものをまた買えばすむし、あきらめれば済みます。
    いのち がいちばんだいじ。

  • オバケとUFO

    オバケを見たことがあるひとは、オバケの存在を信じられるかもしれません。
    UFOを見たことがあるひとは、UFOの存在を信じられるかもしれません。

    信号機のある横断歩道を、歩行者が渡るとき。
    歩行者信号が「青」になってから、わたるまえに「とまって」しっかりと「右」と「左」と「右」をじぶんの目でみてから歩き出す大人のひとを見たことがありますか?

    実際に気にしてみてみると、とても少数派です。


    それでは、反対に、
    横断歩道の歩行者側が「青」なのに、そのあいだに信号を無視して走って横切ってくる自動車、自転車、スピードを落とさないランニング走者、キックボード、先頭で停止しているバスやクルマの影からすりぬけて突然出てくるバイク、を見たことはありますか?

    わたしはあります。


    わたしは信号機付き横断歩道をあるいてわたるとき、いつもおおげさに右・左・右をみて渡るようにしています
    ときどき向かい側からくるおとなのひとに笑われたりするけれど、どこかで子供たちが見ていても大丈夫なように。
    親御さんが子供に安全な渡り方を教えたときに「だって、おとなのひとで右・左・右なんて見ているひといないよ」と言われないように。


    こどもたち、ちびすけ たち。
    きみたちは、まだカラダが小さいからね。ことさら気をつけるんだよ。ほんとうは、クルマを運転するおとなたちのほうが もっともっと気をつけることなんだけど、おとなのひとも、まちがえたり、しっぱいすることがあるからね。

    じぶんの め でみて、
    じぶんで、じぶんを
    まもる、 よける

  • 子供にゴミ拾いは すすめません

    私がゴミ拾いをしていると、子供がそれをみて自分でゴミを拾ってきてくれることがあります。
    とても可愛いし、ほほえましい ほっこりした気分になりますが、そのたびに
    「ありがとう。でも、ゴミ拾いはおじさんがするからね。ゴミ拾いはあぶないから、おとなが拾えばいいんだからね。きみたちはクルマに気をつけて元気にいっぱいあそぶんだよ」
    と私は言います。

    落ちているゴミからの感染症、硬く尖った物でケガをする、誤飲などの危険性もありますが、それよりなにより、ゴミ拾いに夢中になって 自動車や自転車、前方を見ていない歩行者や走っている人に からだの小さな子供がぶつかるのがいちばん心配です。

    「ゴミ拾いは良いこと、ほめられること」と子供がおぼえてしまうと、いつか子供がひとりで道を歩いているとき、つい反射的にごみを拾おうとして交通事故に遭ってしまう事をつよく心配しています。
    そういう事故の可能性、確率をあげてしまうことを心配しています。

    子供がケガをすることに比べたら、ゴミを拾ったり捨てたりということはどうでもいいくらい小さなことです。

    ゴミ拾いよりも、いのちがだいじ。こどものからだがだいじ

    だから私は、ゴミ拾いを子供には すすめません。


    おとながゴミを拾う姿、おとながゴミをすてない姿がまちのなかにあり、それが目にはいれば、それでよいのではないかと私は思っています。


    子供を自転車にのせてるお母さんも ゴミを落としても拾う必要ないですからね。ケガしないほうがだいじ。いのちがだいじ。
    ゴミはおじさんが拾うからね。